アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DARKEST WHITE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「一人の人間の心の中には、虎、豚、驢馬、そしてナイチンゲールが住んでいる。人間の性格の持つ多面性は、彼らの等しからざる働きによるものである」
By アンブローズ・ビアス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*The不具合
 機械はニッポン製とドイツ製が至高、次点でアメリカ製、その他は安く買い叩くべきで信用するべからず。ソレが機械に関するワタクシのジャスティスである。ただドイツ製とアメリカ製の機械がニッポン製と同じ扱いで良いかと問われたら、ワタクシの答えはノーである。ちゅーのも外国製品ってのは主に母国での使用環境に最適化されてる場合が殆どであり、多雨多湿で四季のあるニッポンだと若干ズレが生じるからである。だから外国製品を買う時は、メンテはシッカリ行う事が重要なのである。ドイツ製&アメリカ製ならば、メンテさえシッカリしてれば肝心なトコはまず壊れないのである。

 だから初めて今のポルセン行った時、担当の方が「ポルシェは壊れません( ー`дー´)キリッ」って言った時にはソレを信じたし、実際現段階まで壊れていないのである。ただしその「壊れない」の前には「肝心なトコは」の前置きが実はあったのであり、細かいトコはちょくちょく不具合出るのである:


この様にドアウィンドーの一部にヒビが入ってしまってるのである(´ヘ`;)コレはどういう事かと言うと:

991&718からドアウィンドーの固定は1ヶ所から2か所に変更している

コレにより外車あるあるの”窓がストンと落ちる”が無くなった

(゚д゚)ウマー

ただ1ヶ所あたりの保持力は落ちてしまう

距離が増えるor縁石乗り上げなどで片方だけがズレて、ドアウィンドーが徐々に傾く

場合によっては閉めた時、Bピラーにぶつかる

( ゚Д゚)マズー

という事なのである(^_^;)無論コレはクルマの構造上の不具合でワタクシに非は無い&3年間の新車保証内なので、交換は無料でやってくれる事になったのである。実はコレ、2ヶ月前からあったのであるが、部品の在庫がニッポンに無かった→ドイツ本国から取り寄せてたのである。

ライプツィヒの虎
 ただ今回のコレは海外でも報告が多数ある&991GT3RS乗られてるロンマニアの方からも「自分のもなった」って言ってたので、まぁ然程気にする必要は無さそうである。ただウィンドーを交換した後の調整やら何やらが手間掛かるって事で、1日預けてくれって言われてたのである。そうするとどうなるって、当然だが代車が必要になってくるのである。ポルシェ属性のあるロンマニアの方ならばサブタイで察したと思われるが、今回の代車はコレである:


ポルシェ・マカン】である。グレードは素で、型は前期型である。今世界中で売ってるポルシェ車の1/3がマカンであり、文字通りポルシェの屋台骨を支えてる一台なのである。カイエンとマカンで6割を占めてて、911はたった13%しかないのである。だから911の中でも特に少ないGT系乗ってるワタクシみたいなヤツは、ポルシェ乗りの中でも珍獣扱いなのである(笑)


まぁ代車なんで、内装はオプションの少ない極めてシンプルなソレである。オプションをガンガン入れていけば、本革インパネとか18wayシートとかパノラマルーフとかカーボンエアロとか、そういう色んなトコが豪華になっていくのである。


コンパクトSUVとか言いながら実は結構デカいクルマ(全幅1922mm、全長4726mm、全高1621mm)だけど、乗り降りは楽なのである。あとパナメーラ同様にアラウンドビューモニターが標準装備されてるので、意外と駐車は楽なのである。あとパナメーラ同様、狭いトコを通ろうとするとコレが自動展開されて、狭い道でも擦らんで済むのである。


あとは外車で最も気になるポイントの1つである右ハンドルのペダル位置であるが、コレも一切無問題である。ただフロントのドライブシャフトの関係でフットレストが多少オフセットするが、左足は基本使わんので至って無問題である。

*スポーツカーの定義
 でもってこのマカン、実質的にはSUVなのであるが、公式にはSUVとは呼ばないのである。ポルシェ曰く、コレは「オフロードも走れて荷物や人も積める新しい形のスポーツカー」であり、故に「ポルシェはスポーツカー専業メーカー」だという事である。こう書くと「変なハッパでも吸ったのか公式は?」って思われるかも知れないが、実際運転してみると、公式の言わんとしてたその意味が分かるのである:

まぁ一番下のグレードである素マカンなんで、エンジンは2リッター直4の265馬力&トルク40.8kgmの一番小さいヤツである。上のグレードで2.9リッターV6を詰め込めるようにできてるので、直4だと結構スカスカなのである。

でもってスポーツカーのソレらしく2段階のスポーツモードが付いていたり、SUVだからオフロード走行モードも用意されてるのである。

 でもって元祖であるカイエンがソレであるが、マカンも基本的に「911やケイマン&ボクスター乗ってるオーナーが普段の足として使う為のセカンドカー」ってコンセプトを元に作られてるのである。でもってワタクシもそうであるが、ガチのスポーツカー乗りってのは一般的な乗用車に乗るのが苦痛なのである(^_^;)そういう人が欲しがるのは「人と荷物が載せられるスポーツカー」であり、決して「走りの良い下駄クルマ」ではないのである。双方は同じ様に見えて、実は全く違うモンなのである。ただその話をするにはもう遅過ぎるので(笑)また次回にしようと思う今日この頃であった。