アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RAPTURE OF THE DEEP

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私にはその行為に責任があるのだろうか?無いのだろうか?という疑問が心に浮かんだら、貴方に責任があるのです」

By フョードル・ミハイロビッチドストエフスキー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 先日の事故について、早速"師匠"から御言葉を賜った。曰く「お前の状況分析と反省に関して俺から付け足す事は何も無い。敢えて挙げるとしたら、1つ・他人のせいにするな、2つ・いつまでも落ち込んでいるな、3つ・無理矢理でもいいから笑え、この3つだけを肝に銘じておけばいい(注:実際の御言葉はこの様な内容ではなく、ワタクシが勝手にアレンジ致しました、悪しからず)」との御言葉を頂いたのである。"師匠"以外にも他の皆様方から温かい言葉を頂き、もう感謝感激雨霰である。


 今日も朝はゆっくり起きて、気が付いたらAM11.00。朝メシ兼昼メシを摂って、昼間からボーっとする。良く考えてみたらこの「ボーっとする」って行為を実はあまりやっていない事に気が付く。仕事の時は仕事に打ち込んで、帰ったらブログをアップし、自分の好きな事についての情報収集を行うか、実際好きな事をやって夜まで過ごし、時間になったら身体に響くので寝る。休みの日は休みの日で、朝起きて朝メシ摂ったら、大好きなクルマに乗って好きな事をするための場所まで飛ばして行き、帰ったらまたブログをアップして・・・とまぁ、有意義かどうかは別にして、とにかく何もしないでボーっとする時間というものは実は余り無かったりする。


 とは言っても、昨日の事もあって"彼女"が「何時までレディーをこんな無様な姿で晒し者にするおつもりですの?貴方にはデリカシーってものが無いのかしら。何でも良いから早く修理工場に出して下さいまし!」と言っている様に聞こえたので、すぐさま"トリックマスター"のエンジンを吹かし、目指すは【ScLaBo愛川】へ。ここで「何故ディーラーに持って行かないの?」とお尋ねになるロンマニアの皆様がいらっしゃるようだが、実はこれにはこんな時にしか有効に働かないワタクシの計算が働いているのである(爆)


 1つ目は、実は【ScLaBo愛川】でカスタマイズを依頼していたからである。ボーナスが入った事と丁度セールスをやっていてパーツが15%オフだったので、ちょっとばかし奮発してカスタマイズを依頼していたのである。2つ目は、ここがスバルの工場だということである。そう、狙いは全てそれにあるのである。ディーラーに持っていっても、ディーラー→下請けの修理工場→ディーラー、とその間の時間のムダが出来る。ならば最初から工場をも兼ねているこの【ScLaBo愛川】に持っていけば、カスタマイズと修理を同時進行させられるというワケである。我ながら天才である(爆)


 が、ここで問題が浮上、代車が無いのである。実を言うと、これが隠れた3つ目の理由だったりする。たまにはインプレッサ以外のクルマに乗っても良いと考えていた所なのである。とは言っても、カローラとマークⅡは勘弁願いたいモンだが(笑)欲を言えばレガシィ、それがダメでもフォレスターでもR2かR1でも良いと考えていた所だったからである。以前、病院のサンバーを運転させてもらった事があるのだが、業務用の一番安いヤツだったにも関わらず「クルマに乗っている」という感覚がキチンと感じられるのである。足がフワフワで宙に浮いているような最近の冷蔵庫クルマとは大違いである。こんな細かいこだわりこそが、スバルのスバルたる所以である。


 だから、代車には相当期待していたのである。レガシィフォレスターを狙っていたのだが、R1やR2でもスバル車として走りは楽しめると思って期待していたのだが、期待は思いっきり外れたワケである。で、結局職員さんが運転するレガシィに乗せて頂いて最寄のJRの駅まで行ったのである。「レガシィは (・∀・)イイ!」という声は多く聞く。てゆーか、スバリストと呼ばれる人達の大部分はレガシィ乗りであり、実はインプ乗りの方が少数派なのである。ただ、インプ乗り(特にGDBGC8)がワタクシを含め"濃い"人々が余りにも多いため必要以上に目立つだけの事である(爆)


 で、乗ってみるとホントに(・∀・)イイ!のである。助手席からでもキチンと路面の感覚がケツに伝わってきて、キビキビと曲がり加速もATとは思えないぐらいに心地良く上がってゆく。ワタクシが一番感心したのはサス、御世辞じゃなくホントに良い脚である。硬いのだけど不快な硬さではなく、路面の状況をシッカリ伝えつつ、尚且つ不快なロールや底突きが無くショックを確実に抑える・・・・待てよ、コレってまさか・・・・「あの〜、このレガシィに搭載されている脚って、ひょっとしてビルシュタインですか?」「ええ、このスペックに純正採用されているビルシュタインです」と、予想通りの答えが返ってきた。


 やっぱりサスはビルシュタイン、これに限るのである。街乗りに良し、ワインディングに良し、サーキットに良し、これ以上のモノを探す方が難しいぐらいである。勿論、ハードにサーキットを走る人にはやや物足りないかも知れないが、その場合はエナペタルという特注オーダーラインがあるので、そこでサーキット用のを特注すれば問題ナシである。ワタクシは常々出会ったスバルの関係者に「お客様の意見」として「ワタクシの知る多くのインプオーナーは皆一概に足回りの不満を漏らしている。インプレッサの上級モデル(STiモデル)だけでも良いから、ビルシュタインを純正採用するべきだ」と言っているのだが、これが中々採用されないのである。願わくば来年出てくる事が予想される3代目インプレッサ(GE型?)にはビルシュタインを純正採用して欲しいモンである。


 でもレガシィが良かったのはホントの話。ワタクシに万が一(てゆーか、億が一/爆)カミさんや家族が出来たとしても、ミニバンとコンパクトカーだけは絶対買わないつもりである。とはいえ"トリックマスター"は御世辞にも家族向けのクルマとは言えない。だったら家族用に買うとしたら、ビルシュタインを純正採用しているレガシィワゴンの上級モデルが良いと思っている。BMWアウディも良いのだが、サブのクルマにそこまでカネはかけたくないモンである。家族用にビル足付きレガシィワゴン買って、自分用に新型GT-R(現在の所の最有力候補、変わる可能性アリ)がワタクシの理想であるが、それ以前に"師匠"が仰られたように「女のケツを追っかける事から始める事が大事」な事をまざまざと実感させられる今日この頃であった。