ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「怒れる人は再び怒る――彼が冷静になった時、彼自身に向かって」
By プブリリウス・シルス
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
もう何と言うか、自分のアホさ加減にはもう呆れてモノが言えないのである。1つの事を解決したかと思えばまた次の問題が出てくる。しかも以前やったところを微妙に外して、である。折角「2年目は無事故・無違反」を誓っていたのだが、あっという間にその誓いが破られてしまったのである、1月を最後に無事故・無違反で半年間過ごせるようになって「よーしいい感じ、車体感覚が掴めて来た。この調子で鍛錬を重ねればあと半年なんてノープロブレム」とたか括っていた途端コレである(-_-;)もー疲れたのである。
経緯はこうである、今日の仕事は午前までで、午後からは外回りをする予定だったのである。が、本日午後の仕事場でのイベントにてワタクシが組み込まれている事を知らされたのは本日。で、聞いてみればこのイベントをやる事は前々から決まっていたにも関わらず、ワタクシに全然知らされていなかったのである。よーするに、ダブルブッキングされていたのである。当然、ワタクシは抗議したのだが「他に行ける先生がいない」との理由で、午前の診察終了と同時に外回りの仕事を必要最低限の分までやって、午後のイベントに間に合うように帰ってくる、といった強行日程を急遽組む事になったのである。勿論、移動はワタクシのクルマである。
この時点でもうワタクシは怒り心頭である。第一「さっさと行って、ちゃっちゃと済ませられる仕事」扱いするのは外回りの人達に大変失礼である。事務の人達は電話越しに「済みません」と言っても、実際に向こうに行って頭を下げてくるのはワタクシなのである。流石に黙っていられなくなったため、普段は怒りを表さないワタクシも、この時ばかりは事務の方を睨みつけて「これが最後だぞ、次は誰が何と言っても絶対に行かないからな、覚えておけ」と。思えばこの時点でクルマに乗る事を止めた方が良かったのである。
でもって、午前の診察が終了後、休むヒマも無く外周り先に直行、まず侘びを入れてから、普段は午後いっぱい時間をかけてやるはずの仕事を手早く済ませて病院へUターン。帰ってきた頃にはイベントが始まっていて、そこで以前から予定されていたにも関わらずワタクシの全く聞かされていない仕事をやる羽目に。それでもって、やっとバタバタと忙しい日々が終了。少しだけある午後の時間を有効に使うために【ホビーショップTAMTAM】に最近出たばかりの【マルイ89式小銃】を見に行く事にした。
で、目的地に向かって数キロほど走ったその時、不意にケータイが鳴る。着メロからして病院からだと分かり、ハザードを出して路肩に止め電話を受ける:
「もしもし、先生でしょうか」
「はい、そうですが何か?」
「あの〜先生今何処に居ますか?」
「外ですけど、それが何か?」
「病院から近いですか?それとも遠いですか?」
「だ・か・ら、さっきから"用件は何ですか?"って聞いているでしょうが!」
「・・・あの〜お客様が見えられているんです」
「(゚Д゚)ハァ?イベントは終わったはずでしょ?」
「それは分かっているんですけど "どうしても先生の話が聞きたい"って言っているんで、どうすればいいのでしょうか?」
「"戻ります"以外の返事がワタクシに出来るとでも思って?患者がいるんだったら"戻ります"以外の選択肢ないでしょ!患者さんに"しばらく待ってください"って言っておいて!!」
こうして再度Uターンする羽目に。
「ったく、何でこんな簡単な事ぐらい出来ないんだあの連中は!ああもう、駐車場帰るのも面倒くせぇ!!このまま敷地内のジャマにならないところに停めて、とっとと終わらせるぞ!!!」とオツムが完全にヒートアップしてしまったのが運の尽き。そのまま慣れない場所にクルマ突っ込んで、バック駐車したその途端・・・
ガツン!!!
フロントフェンダーに物凄い嫌な感触と音がが響き渡る。やってしまったのである、内輪差を忘れてしまい左フロントフェンダーとバンパーを壁にぶつけてしまったのである・・・orz
でもって、"相談事"と言うのもドクターが出張る必要などない用件であった。結局「先生に連絡して何とかしてもらおう」ぐらいの用件だったのである。当然、怒りは頂点に達する。マトモにスケジュール管理や顧客対応の出来ない事務方に対しても1部そうだが、何よりも怒りに我を忘れて集中力を失ってしまったワタクシ自身に対してが一番大きかった。本日の事故も冷静になってさえいればまず起こりえないようなケアレスミスだったのである。一度感情的になると歯止めが利かなくなるという悪癖がまだ直ってなかったのである。
フロントバンパーに左ヘッドライト一式と左フロントフェンダー。どう見積もっても安く済むはずがない、恐らくは相当な金額が掛かるであろう。怒りに身を任せたその成れの果てがコレである、ドラテク的な部分もそうだが、メンタル的にもまだまだ修行が足りない。これが壁で全く損害は無かったから良かったものの、これが他人相手だったら大事である。ヘタしたら他人を巻き込んでいたかも知れないという事にただ自らの愚かさを恥じ入るのみである。
当然、修理代に当てるため89式小銃及びその他銃関連は当分お預け。でもまぁ、とりあえず走りに関する部分の損傷は無かったため使う分には問題ないであろう。今回の事は教訓として絶対に忘れてはならず、心のノートにシッカリ書き込んで走るのみである。コレが「怪我の功名」なのかどうかは知らないが、院内にインプがあるのを偶然見たGT-R(BNR32)乗りの検査技師さんから怒涛の質問攻めを受けた挙句「一緒い走りましょう!是非!!是非!!!」と熱烈なオファーを受ける事になったのである。
聞いてみれば、実は院内には「走り屋」が結構居て、インプ乗りのワタクシ以外にも上記のGT-R乗りの方やZ33乗りの方、果てはランエボ乗りの方まで居ると言うのだから、そのグループの存在を知り、尚且つライヴで接する機会を得れたのだから、これは大きな収穫である。院内には職員同士のクラブ活動みたいなものが色々あるのだが、こうなったら「自動車部」も作ってみるとするか(笑)こうして考えると失ったものは大きいが、得たものはそれ以上に大きい事を実感した今日この頃であった。