アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE AGE OF NERO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人の事を一々批判していたら、人を愛することを忘れてしまう」

By マザー・テレサ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*天ぷらとブーメラン

 ちゃんとした本を書くには2年かかるが、ソレを批判するのは5行で十分。フランスの小説家、アルベール・カミュの言葉である。だから偉い人だとか有名人だとかを批判しようと思えば簡単に批判できるので、ソレに動じるようじゃダメだって事である。にしても【安倍総理が天ぷら食って批判されたコレ】は、いくらなんでもアレだと思うのである┐( ̄ヘ ̄)┌まぁ、こういう事で首相を批判するような連中ってのは・・・

  • 会食は中止して家に帰った → 家でのんびりしてる場合か!
  • 担当大臣に命じて対策本部を作らせた → 何故本人が動かないんだ!
  • 速攻で現地へ向かって雪かきした → 人気取りのためのパフォーマンスだ!

・・・って感じに批判するに決まってるんだから、相手にするだけムダである。やるべき事をシッカリやっているのなら、後は黙ってるに限るのである。ワタクシも経験あるから分かるのだが、ファーストインプレッションで自分を嫌ってくるような相手ってのは、どんなに実績や結果を残したって絶対に認めようとしない。人間ってナマモノは思った以上に感情に動かされ易いモンであり、冷静に客観的に勤めてるつもりでも、必ず何らかの感情バイアスがかかるからである。


 あとワタクシとしては、この件で首相をボロクソ扱き下ろす方々にお尋ねしたい事が一つだけあるのである。ソレは「じゃあ貴方は山梨の人々のために何をしたのですか?」の一点である。もし批判者が閉ざされた道路の雪かきをしてたり、あるいは物流の途絶えた地域で炊き出ししてる人ならば、その人は存分に首相をボロクソ扱き下ろしても誰もが納得するであろう。が、もし批判者が暖かい部屋でメシ食いながら言いたい放題言ってるだけなのなら、とっととスコップ持って山梨行きやがれって話である。上記でワタクシは「偉い人を批判するのは実に簡単な事」と書いたが、逆に言えば「批判者が批判されるのも実に簡単な事」という事でもあるのである。特に今はネット全盛期だから、批判返しも実にやり易いのである。


V型エンジンエース

 そんな事言われたら誰も何も批判できないって?しなきゃいいのである。他人の足を引っ張る余裕があるんだったら、ソレを自分を高めるために使えばいいだけの話である。自分の事に集中してれば他人の事はどーでもよくなるから、自ずと他人の言動でムカつく事も無くなる。たったコレだけの話なのに、なんで貴重な自分の時間を割いてまで他人の粗探しをしなきゃならんのか、ワタクシにゃサッパリ理解できんのである┐( -"-)┌まぁ理解できない事は考えるだけ時間のムダなんで、自分の興味のある話をするとしよう:

Motor Fan Illustrated, Vol.89 (モーターファン別冊)

Motor Fan Illustrated, Vol.89 (モーターファン別冊)

  • 発売日: 2014/02/15
  • メディア: ムック

V型エンジン(V12気筒は除く)はエンジンとして考えると決してベストな選択ではないが、クルマとしてのパッケージングを考えると最も優れた選択肢になる。その矛盾について今回は特集しているのである。あとコレ読むと何故RB26DETTが神エンジン扱いされるのかが良く分かるので、ご興味のある方はどうぞ。


何せ半年に一度しか発売されないので、何時の間にか発売されててもつい見逃しちゃうモンである(^_^;)ワタクシはTYPE-MOON作品はゲームから入った&ワタクシは基本的にアニメは観ない&最近のTYPE-MOONは明らかにゲーム以外の方向に力入れてるので、ワタクシとしちゃ寂しい限りである(´・ω・`)確かに「Fate」シリーズは”超”が付くほどの名作であるが、そのバリエーションはもうアキタ━━━(#゚Д゚)━━━!!!!ってのがワタクシの正直な感想である。


*批判vs否定

 また話を冒頭のソレに戻すとしよう。ワタクシが思うに、ことニッポンにおいては「批判」と「否定」の区別がついてない場合が少なくないと思うのである。ワタクシだって苦言を呈する事はしょっちゅうある。特にスバルに関しては苦言苦言アンド苦言である(笑)でもワタクシのソレは「批判」である。即ち「相手に対し改善を促すために発してるソレ」である。だからワタクシは批判を良しとするし、批判される事も良しとする。そうやって健全に批判し合う事によって互いの自分にとって死角だった欠点を見直すキッカケになり、結果として互いを高め合う事になるからである。だから正しい意味での批判ならば、ワタクシはドンドンやるべきだと思うのである。何故なら、ソコには”愛”があるからである。


 が、天ぷらで総理を批判してるヤツ等がやってる事は「否定」である。ソレ即ち「相手を拒絶し排除するために発してるソレ」である。この世に絶対的な正義が存在しない以上、正しい否定もまた存在しえない。ワタクシはそう考える次第である。戦争なんかがソレであるが、一度相手を否定すると、一方が完全に滅ぶまで決して終わる事は無い。でもって相手が滅んだら自分に何かプラスになる事があるのかと言われたら、答えは「ノー」である。憎き相手を滅ぼしたら一時的にはスッキリするのだが、ホントにソレだけである。だからワタクシは何かを批判はすれど、否定は絶対しない。そんな事に労力使うぐらいなら、その体力気力でエロゲーやった方が全然マシだからである(笑)


 でも今時の人ってその区別がつかないから「批判される=拒絶された」って思い込んじゃうんだよねぇ〜(^_^;)ワタクシもSNSとかに慣れてなかった頃、何か問題ある事を書いたSNS仲間のカキコに対し「○○は××だからダメだと思う。△△とか□□にしてみたら?」って良心のつもりでコメント入れたら、翌日にはお友達解除&ブラックリスト入りされたなんてものザラだったりしたのである(笑)でもってブログに時々来るきつい口調のコメントに対し批判返ししたら、次は「貴方と議論したいんじゃない!私の怒りを伝えたいんだ!」って来たモンである(爆)人間が感情のナマモノである以上、正しく批判し合うのは実に難しい。今に始まったこっちゃないが改めて再認識する今日この頃であった。