ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「何かに慣れるのと、何かを感じなくなるのとは、別のことだ」
Ｂｙ エティ・ヒレスム
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊仕方がない人生
ワタクシは「仕方がない」って言葉が嫌いである。何故なら「仕方ない」という言葉には、必ずと言って良いほど「だから私は悪くない」の一言が続くからである。私は一生懸命やったんだけど、相手が悪いから仕方がない、時代が合わないから仕方がない、可哀想だから仕方がない等々。ワタクシの知る限り「仕方がない」って言葉を頻繁に使うヤツは、必ずって言って良いほど自分が上手く行かない理由を外部のせいにするからである。ただ単に傷つくのがイヤなだけ、責任を取らされるのがイヤなだけ、悪者になるのがイヤなだけなのに、形だけ取り繕って「私は一生懸命やりました、だから結果を出せなくても、物事を解決できてなくても、私は悪くないから仕方がない」って言うのである┐(´д｀)┌
ワタクシはコレの何が気に食わないかって、弱さを偽善でオブラートするやり方もそうだけど、ソレ以上に「私は悪くないって、その善悪の判断基準は何処にあるんだよ」って疑問から来ているのである。ワタクシが思うに、世の中には絶対的な正義も無けりゃ、絶対的な悪も無いのである。あるのは各々が抱く信念の地域的文化的なコンセンサスからくる相対的な正義＆相対的な悪だけであり、生きるって事は即ち価値観のぶつかり合いなのである。そう、いくらソイツが「私は悪くない」って主張したトコで、ソレはテメェの一方的な思い込みでしかないのである。テメェだけが結果をかぶるならまだしも、他人にも影響を及ぼし得るような状況において「私は悪くないから仕方がない」って言うのは、単なる価値観の押し付けに過ぎないのである。
そう、つまり「私は悪くないから仕方がない」っていう言葉を使うヤツは、他人にテメェの価値観を押し付ける自分勝手なヤツなのである。だからワタクシは「仕方がない」って言葉が嫌いだし、その言葉を多用するヤツも嫌いなのである。善悪が絶対的でない以上、正しい事に意義なんて無いからである。無論、弱い事は罪ではない。罪ではないが、強いヤツに一方的に食いモンにされるのである。よーするに古人の言うトコの「正義無き力は暴力なり、力無き正義は無力なり」ってヤツである。ワタクシの知る限り、末っ子がこの言葉を好んで用いるのである（笑）末っ子ってのは上から可愛がられるのが常→最後は上の兄弟が何とかしてくれるって甘えがあるからである。
＊慣らし運転スタート
さて話は変わって、ＮＤの車高調を交換してから、休日を利用して漸く慣らし運転で計１５０ｋｍほど走ってきたのである。走ってみた感想であるが、一言で言うと「ビックリするぐらいビルシュタイン」と言ったトコである（笑）ビルシュタインのクラブマンパック入れたGDBや、今まで乗った２台のR35。その乗り味と非常に似ていて、何ちゅーか「あぁ、コレがビルシュタインの乗り味ってヤツなんだな」って思ったのである。ダンパーは硬くて凹凸を通過するとゴツゴツと衝撃が来るんだけど不思議と不快さは無く、大きな凸凹を乗り越えた時に一瞬ガツンっと来るんだけど、次の瞬間揺れを一発で納めてくれる。典型的なビルシュタインのソレである。
確かに１５０ｋｍほど走って、装着直後と比べると大分”角”は取れてきたけど、やっぱまだ十分に”丸まって”ないってのが現在のトコである。まぁ今まで乗ったビル足の経験上、足回りの慣らしが終わるまでには結構な距離が必要だったんで、ソコんトコは気長にやってくつもりである。通常の車高調は慣らしに３００ｋｍほど必要らしいのであるが、ワタクシの経験上ではその倍ぐらい走ってやっと”角”が取れてくるって感じなのである：
その上で現段階のインプレを書くとすると「レスポンスが格段に上がった」ってトコである。まぁバネ固めたから当然っちゃ当然なんだろうけど、加速や減速でクルマが間を置かずにペダル操作に反応してくれるし、コーナリング時もタイヤがシッカリ接地してるからこらえてくれる。レスポンスが早いから、乗ってて安心できる。狙った通りのスペックである。
あとコレも当たり前っちゃ当たり前だけど、ロードインフォメーションが格段に増えたのである。４輪が何処にあるかがハッキリ感じられるし、地面のμも分かり易いぐらいにハッキリ分かるのである。最初乗り始めた時は純正と比べてインフォメーション量が格段に増え過ぎたため、座ってると感じ過ぎて疲れてしまったほどである（笑）ただコレも慣れなのと、あと慣らしが済めばロードインフォメーションの”角”も取れてくるので、慣らし終われば疲れる事無くインフォメーションを堪能できるようになってくるのである。まぁ何はともあれ、もっと走り込んで慣らしを終わらすことが今の最重要課題であるのは間違いないトコなのである。
＊気になるデビュー戦
まだ慣らしの最中なんで本格的には振り回しておらず、精々レーンチェンジとかで軽く蛇行入れるか、あるいは高速のICとかで横Gを強めにかけたり、料金所とかでフルブレーキっぽい事をするぐらいが精一杯なのであるが、ソレでも何となく分かる事があるのである。ソレは「挙動が実にカートっぽい」ってトコである。まぁ当初から「ワタクシは谷口信輝みたいな乗り方をする＆GT3マシンのような足回りでオナシャス」って言って組んだ足であり、そのGT3マシンは基本的に欧州式のセッティングがなされていて、でもって欧州のレーシングカーは基本的にカートの延長線にあるマシンだから、まぁそりゃそーよって話である。でもワタクシはカート慣れはしてるので、この挙動は逆にやり易かったりするのである。
でもってコレのデビューであるが、実はもう決めているのである。この足回りの製作期間中にノルドリンクから「ウチの【スラローム練習会】に来ないか」って誘われてたんで、二つ返事でおｋした次第である。こう書くと「R35の店のイベントに、何故NDで？」って思われるかも知れないが、実はこのイベント車種は何でも良いのである。だから迷う事無くNDでの参加を決めたのである。いきなりコースで試すのではなく、この様な練習会で安全に徹底的に乗り尽す。正にデビューにうってつけのイベントである(^-^)さて、今からもうその日が待ちきれなくてワクワクしてるので（笑）落ち着けるためにさっさと寝るに限る今日この頃であった。
