アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AREN'T YOU DEAD YET?

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人類の生存に対する現代の脅威は、人間一人ひとりの心の中の革命的な変革によってのみ、取り除くことができるものです」
By アーノルド・ジョゼフ・トインビー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*4年目の誓い?
 気が付いたらもうすぐ春である。でもって今気付いたのであるが【プロ当事者 VS 当事者性を副業のタネにしたい人】からもう間もなく4年だったりするのである(笑)因みにワタクシ自身の考えが変わったかと問われたら「殆ど変わっていない」と答える次第である。細かい各論的な部分は多少変わってるかも知れんが、総論である「プロ当事者とかいうオワコン待ったなしのジャンルなんぞ目指さずに、フツーに働くべき」は何も変わっていないからである。実に簡単な話で、プロ当事者として食えるようになる当事者と、支援により就職活動が成功して食えるようになる当事者、確率的にどっちの方が多い&安定してるんだって、話である。どっちも断然後者であり、故に総論は不変なのである。


発達障害のある人の社会参加と就労 ~ 社会人へつなげていくためのライフスキル ~

 ちょっと話はズレるが、第二次世界大戦のニッポンが勝てなかったのは元々アメリカが強過ぎたのもあるが、一番の原因は「補給が滞ってた」なのである。ニッポン兵の死因の半分以上が餓死や病死、つまり食料や医薬品がマトモに届かなかった事にあるのである。当時のニッポン軍の戦闘部隊と補給部隊の割合が8:2だったのに対し、アメリカ軍のソレは6:4だったのである。しかもその2もアメリカの潜水艦部隊にやられまくってたんだから、そりゃ負けるに決まってるのである。だから戦争に勝とうと思ったら、当事者が成功を掴もうと思うのならば、補給がまず大事なのである。まずは経済的に自立できるようになって、その後に夢を追いかければ良いのである。

*社会無き地を生きる
 だから今年度のワタクシの主張も変わらず「発達障害当事者は可能な限り就労すべし」である。一般就労できるのが理想的だけど、障害者枠就労でも全然良いし、ソレも難しいのならフリーターとして徐々に積み上げても良しである。前にも言ったけど「どんな正論を吐いてても、ソイツが親のカネで暮らしてる限り、ソイツはまだガキ」なのである。自分でカネを稼いで、仕事そのもので直接or税金で間接的に社会に貢献して、そうして初めて立派な社会の一員として認められるのである。無論、ニートでも20歳以上ならデジュール上は権利を持つが、ソレがデファクト上の評価を得られるかと言えばノーであり、そして社会はデファクトで動くのである。

 あと就労はカネを稼ぐのもそうであるが、社会性を学んだり他人とのコネを作ったりするのにも重要なのである。確かに社会保障や支援者に頼れば社会性云々を身に付けなくても生きていけるかも知れないが、ソレも「社会が機能していたら」の話である。もしも何らかのキッカケで社会システムが機能しなくなったら、その時はどうすれば良いんだって話である:

Mad Max 2: The Road Warrior - Greetings from the Humungus Scene (2/8) | Movieclips

【公式】北斗の拳 第1話「神か悪魔か!? 地獄にあらわれた最強の男」
まぁコレは極端な例であるので、あまり気にしないで欲しい次第である(笑)戦争だったり災害だったり独裁だったりテロだったり、全体でなくても部分的に社会システムが機能不全に陥るのは良くある事である。ソマリア然り、シリア然り、チベット然り、北朝鮮然りである。

 そういった時にどうすれば良いかと問われたら、答えは「自分で考えて自分で上手く立ち回るしかない」である。システムが機能しなくなっても人間はそのまま残るモンであり、人間が残ってれば社会が出来上がるのである。だから自立性や社会性を磨く事は、福祉システムなどが機能不全を起こした時に最低限身を守れるようになる為にも必要なのである。ワタクシが「働けなくてもナマポや障害年金があるから良いじゃん( ´∀`)」って言わないのは、つまりそういう事である。ナマポや年金の100%確実な供給なんて、誰にも保証できないからである。

*エンドレスな不満と不安
 あとワタクシが福祉や社会保障に依存しない生き方を勧める理由の一つは「ソレが貰いモンである限り、失われる恐怖が常に付きまとう上に、どんなに貰っても決して満足できないから」である。社会経験のあるロンマニアの方ならお分かりかと思うけど、ニッポンみたいな公共心の強い熟成した社会においても、法や社会システムの及ばないトコってのは無数にあるのである。そして福祉や保障に依存してる人間ってのはソレが何となく分かるから、自由がその分制限されてしまうのである。自由が制限されたり失われたりするって事は、ソレだけで人生における大きな損失なのである。

 そして貰いモンは一度貰うと、必ずと言って良いほど「もっと寄越せッ!」って言いたくなってしまうのである。今のナマポ云々が正にソレであるが、そういうヤツはフツーにやってる皆と同じになるまで決して満足はせず、かと言って何もしてないヤツが一生懸命やってる人と同じだなんて世間は決して認めず、結果として終わりなき喧騒に身を投じる事になるのである。でもちゃんと働いてる人間は自分の限界を理解してる&乗り越える事を考えられるから、他人に迷惑かける可能性は低いのである。文句を言って聞き入れられるのは、テメェの義務を十二分に果たしてるヤツだけ。改めてそう思う今日この頃であった。

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