アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE SCARS OF MAN ON THE ONCE NAMELESS WILDERNESS I AND II

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人間は安住の環境があると、自分では知らぬ間に心がゆるむ。一旦ゆるめば、もうエンジンはかからない」
By 松井秀喜

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*The階級闘争
 何故だか知らんけど、グレタ某につぃて書いたSNSのカキコであるが、何だか少しばかりバズってたみたいなのである。でもってソコにも擁護派からのレスも幾つかあったので、ワタクシとしても結構楽しm・・・いや大変だったのである(笑)幾つかやり取りしてて分かったのであるが、グレタ某(とその背後にいる連中)を支持してるヤツ等が望んでるのって、実は環境問題がメインじゃないのである。連中が望んでるのは、階級闘争からの市民革命なのである。この件をキッカケにして市民達が目覚めて、共に権力者や支配層と戦う。そういう展開を望んでるのである:

絶対王政・市民革命 中学社会歴史 世界の歴史(近世~近代)
だからグレタ某の事を批判する識者が少ないってのも、そういう事だったのである。以前述べた「強者は弱者を労るべき」の法則だけではなく、階級闘争に話が移行してしまうからなのである。子供vs大人、弱者vs強者、一般市民vs支配階級、障害者vs健常者、途上国vs先進国等々。あの子の中には、こんだけの階級闘争要素が詰まっているのである。だからワタクシに噛み付いてきたヤツも、何処か「闘争&革命の邪魔をするなッ!」的なニュアンスを匂わせているのである。

 でもってワタクシとしては、この手の革命とやらは基本的に歓迎しないのである。つーのも古今東西、革命で樹立された政権が一番恐れるのは他ならぬ「自分達の政権も革命でひっくり返されないか」って事であり、革命勢力は権力把握後ほぼ確実に自らに反対する勢力の弾圧に動いてきたからである:

【ゆっくり歴史解説】黒歴史上人物「毛沢東」

【ゆっくり歴史解説】黒歴史上人物「ポルポト」リメイク版
そう、革命とやらは高い確率で民を幸せにしないのである。だからワタクシは革命には反対だし、議論と選挙という手法に拘るのである。正義というシロモノは革命する側だけでなく、革命される側にだってあるのである。その互いの正義を認められないのであれば、後は戦争しかなくなってしまうのである。

*最後のEJ20
 グレタ某についてはもう語る事は殆ど無いので、今のバズりが収まり次第もう何も話さない・・・と思うのである(笑)ソレよりも何よりも、ワタクシが今一番注目してるのがこの【最後のEJ20エンジン搭載車となるVABファイナルモデル】である。今までワタクシが散々ボロクソ扱き下ろしてきたVABであるが、いざ終わるとなると少しばかり寂しいモンがあるのである(爆)まぁこのエンジンも基本設計が30年前のエンジンであるが故に、今のエンジンじゃ当たり前の事が色々出来ない(アイドリングストップ実装、低回転型全域ターボ、ガソリン直噴など)ので、まぁ終わるべしくして終わったって感じである。


VABが2019年販売終了 EJ20ファイナルエディションについて語ってみました

 でもってこの最終モデルであるが、ワタクシ的にはコレと言って目に付くモンは無かったので、話す事が無くて困るのである(笑)何時もの様に色違いの特別パーツを盛り込んで、STIパーツを幾つか奮発して標準装備してっていう、相変わらずの乱発されてるVAB限定モデルの一つである。が、唯一コレだけは価値あるなと思ったのが、バランスドエンジンとバランスドクラッチカバー&フライホイールである。R35がそのバランスドエンジンだから分かるのであるが、バランス取ったエンジンってのは素晴らしく気持ち良く回るのである。特にEJ20は高回転エンジンだから、バランスドとの相性は抜群だと言えるのである。


NISSAN GT-Rのエンジンを組み上げる「匠」たち

 スペックCのボールベアリングタービンがセットなら鬼に金棒なのであるが、やっぱソコまでの贅沢は望めないっぽいのである(^_^;)でもまぁ、よくよく考えたら、400諭吉台でサーキットで遊べるクルマってのは、気が付いたらVABだけになってしまってたのである。ランエボはもう終わっちゃったし、シビックTypeRとスープラは更に上の価格帯へと移行したし、GT-RNSXは気が付いたら雲上のスーパーカーになってたし、86/BRZロドスタは格下。つまり何だかんだ言って、微妙に良い位置にVABは付いているのである。ニッポン国内にも海外にも、この価格帯の4WDターボ車は他に無いのだから、悔しいがスバルのマーケティング戦略は正解だったと言えるのである(笑)

*小さく、そして軽く
 まぁ多分次期WRX-STIは既に開発してあって、多分今年の東京モーターショー辺りでプレミアされるんじゃないかと思うのである。上記にあるように他に競合する車種もない&ファンや従来のオーナーも保守的でソレを望んでないだろうから、多分エンジンだけ変わってキープコンセプトになるであろう。ワタクシが新型WRX-STIに願う事はただ1つ、ソレは「小さく軽くしてほしい」である。出力はそのままでいいor少しぐらいパワーダウンしても良いから、その代わり小型化して大幅に軽量化して、キビキビとした速さを実現してほしいのである。そうすれば、ワタクシもひょっとしたらNDの次を考えるかも知れないのである(笑)


IMPREZA WRC 1998 ToshiARAI ONBOARD / SUBARU IMPREZA WRC98

 そう、ロドスタがNDでNA時代に原点回帰したように、WRX-STIも新型でGC8に回帰すべきなのではとワタクシは思うのである。言っちゃ悪いがWRX-STIが国内最速だった時代はもう10年以上前に終わっていて、ソレを望むオーナーももう居ないと思うのである。だったら運転の楽しさを追求する方向に路線変更すべきであり、その為に最も有効なのが小型化&軽量化なのである。ぶっちゃけた話、元GDBオーナーとしてワタクシはWRX-STIがコレ以上メタボ化してくのを見るのは苦痛で堪らないのである(笑)まぁでも今のスバルにゃそんな技術も予算も無いと思うので、新型を期待しないで待とうと思う今日この頃であった。

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