WORSHIP HIM

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「善く人を用うる者はこれが下となる」

Ｂｙ　老子

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊上より下

　クルマの空力は上より下、コレは今に始まった事じゃないのである。スーパーカーでも上はウィング等の各種空力パーツは控えめだけど床下は超フラットで巨大なディフューザーが付いてるのが当たり前になってるし、欧州車じゃ大衆車レベルでも車高は低めで床下は可能な限りフラットにしてるのである。ワタクシが必要以上にデカいリアウィングやカナードといったエアロパーツ各種を好まないのは、古臭いからである。サーキット走行を主眼に置いたグレード（例：R35NISMO、911GT3など）なら「サーキットでのパフォーマンス云々」が大義名分になるけど、そうでないなら不要である。ワタクシがVABとかFK8シビックTypeRを気に入らない理由、この上なく分かってもらえたと思うのである（笑）

　でもって結構前にネタにしたVABのRA-Rグレードが【この度発売された】のであるが、ワタクシが何を一番評価してないかお分り頂けると思うのである。そう「フロア下のアンダーカバーなども廃されている」の部分である。軽量化の為にカーボンに置き換えたのならまだしも、排除なんて時代錯誤も良いトコである┐(´д｀)┌まぁ排除しても問題無いって判断された事は、ソレ即ち元々大した空力効果は無かったって事であろう：

コレも【たった１日で完売しちゃった】らしいのであるが、まぁ「最後のEJ20搭載の限定車かも知れないッ！」って事によるプレミア効果によるモンであり、単純にクルマとしてソコまで凄いから売れたってワケじゃなさそうに見えるのである。まぁいずれにせよ、GDB時代から使い続けてきた各種コンポーネンツももう限界に差し掛かってるって事は間違いないと思うのである。

＊五等分の佐藤琢磨

　前にもネタにしたのであるが、今のWRX-STIの駆動系統（EJ20エンジン＋TY85ミッション＋DCCD各種）の限界出力って（５年１０万キロ保証するって意味においては）実は３３０馬力ほどしかないのである。当然、コレじゃ４００馬力オーバーの欧米のライバルに勝てる筈もない。次期WRX-STIがどうなるかは分からんが、少なくともこの限界を超えなきゃ話にならんと思うのである。さて話は変わって、と：

レブスピード 2018年9月号 No.333

何せ２６℃ほどでヘロヘロになってしまうワタクシなのであるから、今の猛暑の時期にサーキット走行しようだなんて夢にも思えないのである（笑）ドラテクの練習は街乗りで補って、全開走行における挙動云々はゲームで補うしかないのである(^_^;)だから「佐藤琢磨がドラテクについて云々」って言われても「そんな事を今言われても、冬になるまでには忘れてるってι(´Д｀υ)」ってのが正直な感想である（爆）

五等分の花嫁（５） (週刊少年マガジンコミックス)

以前とあるロンマニアの方に「ロンさんなら気に入る筈だから、騙されたつもりで騙されてくださいッ！」って言われて試しに読んでみたのだが、結局騙されて今に至るのである（笑）以前ワタクシは「マンガは８割以上絵で決まる」と言ったのだが、改めてその事を確信した次第である。絵が自分の好みに合うと、ソレだけで（余程酷くない限り）他の諸々は気にならなくなってしまうモンなのである。

＊ファストｖｓクイック

　何処までホントの話かは分からんのだが、今のVABは来年までなんだそうである。来年に最後のマイナーチェンジを施してコレが最終モデルとなり、最後を記念する限定車を出すとか出さないとか。エンジンと駆動系の一新もそうだけど、もう一つ次期WRX-STIが出るのなら、ワタクシ的に注文したい事があるのである。ソレは「パワーはそのままでも良いから、小さく軽くしてほしい」である。ちゅーのも：

• 初代　（GC8）：４３４０ｍｍ×１６９０ｍｍ×１４０５ｍｍ×２５２０ｍｍ　車重：１２４０ｋｇ　２８０馬力　トルク３４.５ｋｇｍ

• ２代目（GDB）：４４１５ｍｍ×１７４０ｍｍ×１４２５ｍｍ×２５４０ｍｍ　車重：１４４０ｋｇ　２８０馬力　トルク４３.０ｋｇｍ

• ３代目（GVB）：４６０５ｍｍ×１７９５ｍｍ×１４６５ｍｍ×２６２５ｍｍ　車重：１４９０ｋｇ　３０８馬力　トルク４３.０ｋｇｍ

• ４代目（VAB）：４５９５ｍｍ×１７９５ｍｍ×１４７５ｍｍ×２６５０ｍｍ　車重：１４９０ｋｇ　３０８馬力　トルク４３.０ｋｇｍ

• ５代目

この様にインプSTIというクルマは、世代交代をする毎にデカく重たくなっていってるのである。デカく重たくなっているんだけど、パワーはほぼ据え置き。パワーを上げれば良いじゃないかとも思うんだけど、ソレやると値段もドカッと上がっていくし、やはりスバルにはアウディやBMWほどのブランド力は無いという事であろう(￣〜￣)

　パワーを上げずにクルマを速くしようと思ったら、もう小さく軽くするしかないのである。マツダはロドスタをNC型→ND型にするにあたって初代レベルまで小型軽量化して成功したんだから、スバルにもやろうと思えば出来る筈である。GC8レベルの小ささと軽さに、今のVABのパワーとトルク。たったソレだけで、速くて楽しいクルマになる筈である。０→１００ｋｍ/ｈのタイムや最高速度とかで勝負する”ファスト”な速さは日産だとかレクサスとかホンダとかの５００馬力超のスーパースポーツに丸投げしちゃって、スバルだとかマツダだとかのクルマが目指すべきは一般的なサーキットでタイムを出せる”クイック”な速さである。さて明日は早いので、さっさと寝るに限る今日この頃であった。