ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「大半の薬が無価値であることを知っているのが名医だ」
By ベンジャミン・フランクリン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*価値を認める人vs価値を認めない人
ワタクシが度々言ってる事であるが、正義ってシロモノは出身や環境や民族や宗教や教育などによって変わるモンであり、各論まで行ったら1人ずつ違うモンなのである。だからこそ代議士や政党による間接性民主主義が存在するのであり、表現の自由や内心の自由が重宝される必要があるのである。そうやって多数決で期間限定の”正義”を制定する&少数派にも自身の”正義”を広めるチャンスが与えられるからこそ、世の中は成り立つのである。何だか世間では【植松某が死刑判決を受けて云々】で障害者界隈が盛り上がってるようであるが、コレに対するワタクシの見解もこの民主主義の基本にて説明できるのである。
やまゆり園事件“死刑判決”植松被告に反省の弁は・・・(20/03/16)
確かに「世の中に価値の無い人など居ないッ!」って意見に関しては、ワタクシもその通りだと思う次第である。が、そう思わないヤツが居たとしても、そのそう思わないヤツに意見を押し付ける事は出来ないのである。何故ならそう思わないヤツにも人権があって内心の自由があり、法律違反をしない限り&他者の主権を侵害しない限り自論を固持する権利があるからである。もしも「絶対に正しい事なんだから、そう思わないヤツを扱き下ろして追放しても構わないッ!」って考えてるのであれば、ソレは植松某と同じ事をしてるに等しいのである。気に入らない邪悪なヤツに対して出来る事は「気に入らない」と批判する事だけであり、相手の権利は尊重されなければならないのである。
*80’S軽量化
だから自分にとって耳障りな事を言ってくるヤツに対処する方法はといえば「イヤなら聞くな見るな口にするな」だけなのである。アメリカみたいに多民族多文化の国ならソレが当たり前なのであるが、ニッポンみたいな実質単一民族な国だとコレが実に難しいのである(^_^;)コンセンサスが簡単に取れちゃうからコンセンサスの方が使い勝手良いんで、民主主義だとか各種自由とかのデメリットを受け入れ難いのである。さて話は変わって、と:
- アーティスト:ザ・リーサルウェポンズ
- 発売日: 2020/02/26
- メディア: CD
ザ・リーサルウェポンズ『80年代アクションスター』THE LETHAL WEAPONS - 80's Action Star [EngSub]
ザ・リーサルウェポンズ『きみはマザーファッカー』THE LETHAL WEAPONS - You are Mother Fucker [EngSub]
ココ最近のワタクシのiTunesでヘビーローテーション化してるのがコレである。時代錯誤なファッションをしたアメリカ人が、片言のニッポン語と英語を織り交ぜて80年代風の音楽に合わせてネタ系ソングを歌う。もうこの時点で掴みは十分ってモンである(笑)ソレ以上に何が良いって、曲が良いのである。奇抜な事をするのは簡単だけど、良い曲を作るのは簡単じゃないので、ソコがワタクシのお気に入りポイントなのである。
*The折衝
だからワタクシが思うに、障害者として生きる意味云々を主張したいのであれば、すべき事は植松某みたいなヤツを排除する事ではなく、そういうヤツと折り合いを付けて共に生きていく事なのである。無論、共に生きてくと言っても嫌々ながら仲良くしろという事でなく、距離を置くという事である、気に入らないのであれば距離を取って互いに関わらないようにして、もし相手がこっち側の主権を侵害してきたり、或いはルール違反の妨害をしてきたのならば、凛として対応し火の粉を払うといった感じである。昔々に自分等を散々苛めてきたヤツ等に復讐できないのはアレかも知れんが、人間は自分から変わろうとしない限り変えられないモンなのである。
そう、人間はテメェから変わろうと思わない限り、絶対に変わらんモンなのである。ソレが他人の矯正によるモンなら尚更である。力ずくで抑え込もうとしても消えるのは表面上だけであり、中では濃縮された上に抑え込まれた恨みまで加わるから、事が余計にややこしくなるだけなのである。だからワタクシは「差別と闘おうッ!」とかいう事は言わんのである:
「差別ガー」と騒いで言動狩りを行う
↓
面倒臭いから対処するようになる
↓
ガイドラインが出来てそういう言動が出ないようになる
↓
憎き”敵”を叩くための大義名分が無くなってしまう
↓
今度は何気ない言動でも「裏に差別的な意図があるッ!」って叩くようになる
↓
真っ当な人からも活動が白い目で見られるようになる
↓
( ゚Д゚)マズー
コレが今ポリコレ云々に関して起こってる事であり、ワタクシが言うまでもなく誰も幸せになっていない不毛でバカバカしい活動である。被害者側は「昔彼是やられたッ!恨み晴さでおくべきかッ!」って動機でエキサイトして、加害者側は「面倒臭いから」で対処する。コレじゃ解決するモンも解決しないのである。距離を置いて、思いは色々あっても一先ずは互いの言い分を尊重し合って、ソコから時間をかけて少しずつやっていく。面倒臭いがコレしかないと思う今日この頃であった。