アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

VANITAS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自ら知る者は人を怨まず」

By 荀子


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア怨嗟

 先日身内の不登校の話をしたが、一部からは「不登校になったのに学校に戻れなんてありえないッ!」って声も一部ながらあったのである。が、ソレでもワタクシは「復学で良いんじゃね」って思ってしまうのである。何故ワタクシがそう思うかって、ワタクシは基本的に社会や世間や学校や他人を恨んでいないからである。確かにワタクシもアスペルガーだから、昔は色々イヤな事が数多くあったのである。が、ソレの多くがワタクシ自身に由来してるという事を知ったし、障害があるとはいえワタクシにも問題点がある事も自覚したし、ソレより何より社会や世間や学校には尊敬に値する人も大勢居るという事が分かったからである。だからこそワタクシは恨まないし、身内が社会に戻る事を良しとしてるのである。


 が、昔色々イヤな事があって、その現実から逃避したり受容できなかったり、或いは素晴らしい人や尊敬できる人に出会えなかった人ってのは、大概の場合は社会や世間や学校や他人を恨むのである。そういう人等にとってワタクシの復学云々は「あんな魔窟に身内を戻すなんて以ての外ッ!ヤツ等から絶対に引き離せッ!」って認識になるのであろう。そうなると幾らワタクシが「問題点を改善さえすれば復学も十分アリじゃね?」って言っても、あちらさん的には「学校=悪」「学校を擁護するヤツ=悪の手先」なんだから、もう議論の余地は無いのである('〜`;)でもって残念な事に、こういう風に社会や世間や学校や他人を恨むルートを選ぶヤツって、思いの外多いのである。


プラットフォーム76

 何故多いかって、その方が楽だからである。ニッポンは豊かだからドロップアウトしても飢え死ぬ事はないし、テレビや新聞や雑誌などでも色んなヤツが「貴方は悪くない。悪いのはニッポン社会」って擁護してくれるし、SNS行けば同じ境遇のヤツ等だけで傷を舐め合える。テメェの弱さを認めて歯を食いしばりながら前へ進むよりも断然楽なのである。まぁソレよりも、こんな話があるのである(笑)


クルマの話で盛り上がれるヤツはこの世にごまんといるだろうけど、プラットフォームの話で盛り上がれるヤツが居るとしたら、ソイツは間違いなくワタクシ級の変態である(笑)まぁプラットフォーム云々言ってもソレは基本的に作る側の問題であって、ワタクシ等は基本乗る側の人間なので、ぶっちゃけフツーのクルマ乗りからしてみたらどーでもいい特集なのではないであろうか。


前回「まだ3つほど積みゲーあるのに更に一本増えた」と書いたが、その上でまたもう一本増えた事を伝えておくとしようジャマイカ(笑)特にコレは他のどの積みゲーよりも格段にプレイ時間が長くなるだろうから、冗談抜きで来年春まで全部終わる事は無さそうである(^_^;)で、積みゲーもコレで一段落付いたのかって?ついてないんだよな、コレが(爆)


恨みの先にあるモンは

 ワタクシが社会や世間や学校や他人を恨まない理由ってのは、ソコに素晴らしい人や尊敬すべき人が居るからってのもそうなんだけど、一番はやっぱ「憎んだって何も変えられない」からである。ワタクシも発達障害関係の仕事を幾つかやってきてて、その中でこの手の世の中を恨むタイプの当事者を何人も見てきたから分かるのであるが、彼等/彼女等には世の中を変える力なんて何処にも無いのである。少し考えれば分かる事だが、世の中を変える為には実力とコネとカネが相当必要なのであるが、世間を恨んでるヤツ等にそんなモンが何処から集まるんだって話である。勝てない戦いに延々と参加するようだったら、さっさと見切りをつけて別の道を歩んだ方が効率的だし手っ取り早いのである。


 そんなヤツ等がSNSに引きこもって、同じ穴の狢と傷を舐め合って、与党政治家や著名人の人格攻撃をしたり揚げ足を取ったりして「私達は連中よりも清く正しい存在だッ!」って精神勝利法に酔うのである┐(´д`)┌ワタクシは過去に「弱いヤツはその弱さを正当化する為ならば、どんな低い可能性でもソレに賭けようとする」と書いたが、コレが正にソレなのである。やってる本人は「コレをキッカケに世論が盛り上がるかも知れないッ!世の中変わるかも知れないッ!」って思ってるけど、決してそんな事はないのである。ガンジーキング牧師は暗殺上等で顔も名前も出して大衆の前に立つからこそ説得力があるのであり。顔も名前も隠して安全なトコからしかモノを言えないヤツに説得力なんぞ・・・というワタクシもそうなので(笑)自爆する前に撤収しようと思う今日この頃であった。