アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DESIDERATUM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「今日存在する最も強い政治力は、機関銃でもなく、銃剣でもなく、世論である」

By リヒャルト・クーデンホーフ・カレルギー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*必要なのは初弾

 サバゲーを長くやってて、そこそこ腕が立つようになってくると、とある一つの真理に辿り着くのである。ソレは「フルオート掃射は殆ど必要ない」という事である。ヒットを取る為に必要な最低弾数はたったの1発であり、発射する弾数が多ければ多いほど相手に居場所がバレてしまうのだから、当然の帰結だとも言えるのである。ソレに気付いて以来ワタクシは多段マグの使用を止め、使用するBB弾を0.2gから0.25gに変え、セミオートを中心に戦うようになったのである。ソレで困った事はあったのかと問われたら「全くノー」である。弾を0.25gにするだけで命中率が格段に上がるから、弾数が少なくても取れるヒットが全然増えるんで、ノーマルマグでも弾が全然余るのである。


 で、セミオートで戦うにおいて一番重要な事は何かと考えたら、もう一つの真理に辿り着くのである。ソレは「初弾を出来るだけ早く正確に当てる事」である。そう考えると一般的な東京マルイ電動ガンはトリガー引いてから実際に弾が発射されるまでのタイムラグが結構あって、その上マルイ製電ガンの構造上どうしても正確さが若干欠けてしまうのである。ソコで構造上安定した弾道を得易い&機構上レスポンスが非常に速いトレポンが重宝されるし、連射性能は劣るけど同じ様に安定した弾道と高いレスポンスが得られるエアコッキングショットガンがワタクシの居るサバゲー界隈では人気が高いのである。だからワタクシはココ数年、ゾンビ退治以外でフルオート掃射をやっていないのである。


*機銃掃射ブームがやってくる?

 だからマシンガン系の電動ガンは色んなトコから色々出てるのだが、買おうと思った事は全く無いのである。ワタクシのサバゲースタイル的に必要無いのもだけど、東京マルイとトレポン以外で命中精度や耐久性が信用できるマシンガンをワタクシは見た事が無いのである。他のサバゲーマーさんが使ってるのを見てても、弾が散っちゃうから敵に回しても全然怖くないし、壊れて使用不能になるのを見たのも結構あるのである。そんな中、遂に命中精度や耐久性でお墨付きを与えられそうなマシンガンが登場するのである:

今アキバで【東京マルイフェスティバル5】なる催しモンをやってるらしいのであるが、その目玉がコレなのである。数年前から「東京マルイからマシンガンが出るかも」って言われれて、そのまま音沙汰ナシになっていたのだが、遂にマジで登場したのである。コレは鉄砲属性のあるロンマニアの方にしか分からないと思うが、やってる事が細かいトコまで実銃してるのである。ヒートカバー開けるトコとか、アウターバレルを外せるトコとか、ベルトリンクの振動だとか、全部実銃のソレの再現なのである。


 確かにメカニズム的にどうなってるのか非常に興味深いし、今までマシンガン系の鉄砲を買った事が無いから所有してみたいという願望が無いと言われればウソになる。が、ワタクシの場合、ソコまでなのである。他のフィールドなら兎も角、ワタクシが行きつけてるフィールドじゃネタ鉄砲以上の使い道が見当たらないのである(^_^;)ちゅーのも、ソコに集まってるヤツ等もほぼ全員が一撃必殺のトレポン使いかショットガン使いであり、フルオート掃射に簡単にやられるようなヤツが殆ど居ないからである:

マシンガンでフルオート掃射をかます

発射音で位置と距離が思いっきりバレる

射程距離に全く入ってこなくなり、気が付いたら回り込まれてる

横から撃たれる

\(^o^)/

といった事になるのが目に見えてるからである。普段からセミオートで、特に火力に劣るショットガンを愛用してるヤツってのはテメェの弱点を知り尽くしてるから、火力のある鉄砲への対処法もシッカリしてるのである。でもって上記マシンガンは6.6kgと重たい→持ち歩いてると機動力も落ちるから、益々以って当て易くなってしまうのである。


 だからまぁ、コレに関しては速攻予約を入れて云々って事は無いと思うのである。でもとあるロンマニアの方が買う事を決意したっぽいので、ソレに便乗する形でネタのさせてもらう予定である(笑)もう一つの新製品であるガスブローバックのFNX-45については「今んトコ買う予定はナシ」といったトコである。オリジナルの鉄砲自身に余り興味が無いのもだけど、ハンドガン系はもう十分過ぎるほど数があるので、コレ以上増やしてもゲームで使い切らないからである(^_^;)ただ唯一、V10に関してはバックアップのバックアップって使い方もできるので、ちょっと購入を検討している次第である。ワタクシはガンマニアでもミリヲタでもなくサバゲーマーなんで、使わない鉄砲は増やしたくないのである。


*大台突破の予感

 ワタクシのスタイルに合わない、フィールドに合わないのもあるけど、もう一つ懸念してる事があるのである。ソレは「値段」である。27年前、電動ガンというシロモノが世の中に登場した時、値段はたったの1.98諭吉だったのであるが、時が流れるにつれて値段はドンドン上がっていき、遂には【限定商品だったとはいえ9.8諭吉まで上がってしまった】りしたのである(^_^;)強気にその値段で売るって事は、やっぱちゃんと売れるからなのであろう。何ちゅーか高級ブランドに良くある「更なる性能アップ→信者大喜び→値段が上がるけど買う」の良循環に上手くハマっちゃってる感じであり、多分この流れは続くだろうと思うのである。安い中華銃が巷に溢れてるのに対し、マルイはプレミアム性で対抗するつもりなのであろう。



 だからこのマシンガンも、ワタクシは決して安くないと睨んでるのである。何せ新機構をコレでもかと言わんばかりに盛り込んだ&マシンガンが好きな人が長年待ち焦がれてた東京マルイ初のマシンガンなのだから、強気で行く以外の選択肢などないのである。ワタクシの予想では10諭吉の大台オーバーは確実で、大体12〜13諭吉ぐらいになるのではと見込んでる次第である。多分ソレでもバカ売れするし、品薄で更にプレミア性が増す事であろう。この鉄砲が実際良いかどうかは分からない(まぁマルイだから性能は折り紙付きなんだろうけど)が、マルイも随分と商売が上手くなったなと思うのである(^_^;)まぁ何はともあれ実物を見てみないと何とも言えんので、来年がちょっと楽しみな今日この頃であった。