アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更にはGT-R&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PRAY FOR MOJO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「運命の逆転に際して最も不幸なことは、かつて栄光を極めた人が、その過ぎた昔を思いめぐらすときである」
By ジェフリー・チョーサー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*90年代は憧れのままで
 ワタクシの知る限り、90年代のスポーツカーに憧れるヤツは、主に2通りのヤツが居るのである。1つ目は「あの時代に走ってたorあの時代に多感な少年時代を過ごしていた」である。研究の結果、人間というナマモノは平均して14歳の時に夢中になったモンを生涯夢中になる傾向が強いらしく、その頃にあの時代のクルマ文化の影響を強く受けてたヤツが大人になって、余裕が出来てからあの時代のクルマを買うというパターンである:

90年代を彩った各自動車メーカーの高性能スポーツカー!今でも名車と呼ばれるクルマたち!
あとはあの時代から乗ってたヤツが今尚乗り続けてるというパターンである。特に弄ったクルマに良くある事なのであるが、弄り過ぎて愛着が沸いたか、或いは弄るのにカネを掛け過ぎて後戻りできなくなったかで(笑)そのまま年号が変わっても乗り続けてるってパターンである。

 そして2つ目が「ゲームやアニメやマンガの影響で憧れを抱くようになったオタク」である(笑)クルマ好きにオタクは昔から多かったんだけど、特に30歳以下にはその傾向が強い様に見られるのである。多分最初はフツー(?)のオタクで、その後頭文字D湾岸ミッドナイトを読んだり観たりしたり、ゲーセンのドライブゲーやグランツーリスモとかでクルマに興味を持ち始めたというパターンであろう:

Initial D Full Movie Legend 1
もしもこのパターンに当て嵌まるロンマニアの方がいらっしゃったら、ワタクシは「その憧れは憧れのままにしておけ」と忠告する次第である(笑)ちゅーのもゲームやマンガと違い、古いクルマは色んなトコ(特に見えないトコ)が色々壊れてて、その修理にはとんでもない手間とカネが掛かるのである。古いクルマってのは部品が少なくて高いだけでなく、手に入れるのも時間が掛かるのである。実際に走らせてる時間よりも、修理する時間の方が長い。走るのに使ったガソリン代タイヤ代よりも、セキュリティ対策やレストアに使ったカネの方が多い。そういうのに耐えられるのであれば話は別だが、耐えられないのなら憧れは憧れのままにしておくのがベターである。

*チューニング文化の一区切り
 ワタクシは面倒臭がりで堪え性が無いから、故に興味は大いにあるけど90年代スポーツカーは憧れのままにしておいてる次第である(笑)手に入れたらレストアしてセキュリティを強化して乗るのに気を使ってショップ探して等々、考えるだけでサブイボが出るってモンである(爆)まぁただそんなチューニング文化も【日産が2030年までに全車種を電動化】や【マツダも同様に2030年までに全車種電動化】が示すように、もう今まで通りじゃいられなくなりそうなのである。特にパワーアップやサーキットでのタイムを売りにしてたようなショップは、電動化時代が始まったら最早何も出来なくなるだろうからである。


軽自動車もすべて「電動」・・・政府 2030年代半ば目標(2020年12月23日)

 次期フェアレディZとGRヤリスと次期86/BRZ、この辺りが純内燃機関(以後ICE)車最後のスポーツカー、つまりチューニング文化の最後の輝きとなり、ソレ以降は一気に先細って衰退するってのがワタクシの予想である。公式競技や内装外装などに強いトコは残るかも知れないが、ソレ以外はメーカーやメーカー傘下チューナーに取って代わられるんじゃないかと思うのである。ちゅーのも前々から言ってるけど、チューニング屋は電動パワーユニットに手が出せないからである。エンジンだけじゃなく、今後はブレーキや足回りまで本格的に電動化が進むんだから、マジで昔ながらのチューニング屋は出来る事やれる事が無くなってしまうのである。


(HD)X-RESPONSE MAZDA DEMIO RE雨宮 デミオカスタム - TOKYO AUTO SALON 2019

Mazda CX-5 XD Knight Sports Demo Car

 日産系はR35と次期Zがあるからあと20年は戦えるかもで、ホンダ系もシビックTypeRとS660で細々と、スバル系もWRXBRZで何とかなりそうだけど、マツダ系だけはマジでヤバいのである(;´Д`)虎の子のRX-7は一番新しいのでもう19年前のクルマで、RX-8は元々人気が無い上に生産終了だし、上記電動化でRXシリーズのICEとしての復活の見込みは完全に断たれたと言っても過言ではないからである(´・ω・`)もう2002年以前のクルマは寿命を延ばす為のレストアやファインチューンが主流になって、寿命を削るだけのパワーアップ系やサーキット最速系のチューニングは廃れていくだろうとワタクシは推測する次第である。

*EV時代のチューニング業界
 てゆーか、もう今年の11月以降に発売される新車及びフルモデルチェンジ車種ってのは、全て自動ブレーキがデフォになってるのである。そうでない車種も、25年12月までにはマイナーチェンジで搭載しなきゃダメなんだとか( ̄▽ ̄;)何が問題かって「義務化される」って事は、ソレ即ち「車検でチェックされる」って意味でもあるからである。足回り一式やブレーキ一式を弄ったら自動ブレーキシステムが作動しなくなり、車検に通らなくなる。そんな可能が出るのである:

【時事ニュース】令和2年8月8日自動ブレーキ等にもOBD検査実施するってよ。
そう、今後新車でチューニングやカスタマイズをやろうと思ったら、こういうシステムを何とかしなきゃならなくなるのである。でもって、暴走族上りのDQNが経営するショップにそんなノウハウがあるのかと問われたら、間違いなくノーであろう(笑)ローダウンやホイール交換が出来なくなるだけで、恐らく大半のチューニング愛好家は消えてしまう事であろう(爆)

 ミニ四駆みたいにモーターとバッテリーを弄れたらパワーアップ系やサーキット最速系にもワンチャンあると一瞬思ったんだが、そっちの方は足回りやECUなんかよりも圧倒的に難易度が高くなる事は間違いないのである。流石にミニ四駆マブチモーターみたいに「分解してコイルを太いヤツで巻き直して云々」はクルマのモーターじゃムリって話である(笑)

最速!! ノーマルモーター 改造 45,000rpm 再現実験[ミニ四駆]
だから今後チューニングが盛り上がるとしたら、モーターとバッテリーの改造が出来るようになったその時だと思うのである。ソレが出来なきゃ(まぁ難易度を考えれば出来ない可能性の方が高いのだが^_^;)チューニングやモタスポはメーカーやメーカー傘下チューナーの元で行われるモンになるであろう。まぁワタクシは元々チューニングがそんな好きじゃないから業界が廃れても何とも思わないので(笑)ソレはソレでどう転ぶかを楽しみながら見たい今日この頃であった。

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