ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人間の価値は他人との違い、つまり人間の個性、感性」
Ｂｙ 石原慎太郎
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊Ｔｈｅ余計なお世話
ワタクシはワイドショーは嫌いだし、他人の悪口や芸能人ネタで盛り上がるヤツと同じ部屋の空気は吸いたくない人間である。そういう他人の不幸で喜ぶメンタリティーが気に喰わないのもだけど、そんなネタで盛り上がったって自分は幸せにならないからである。今話題になってる某内親王殿下の云々だって然りである。その二人が破局する事で半導体不足が解決してGT3の生産枠が早く来るようになるだとか、ワタクシの給料が大幅にアップするとかだったら、ワタクシも参戦して大いに煽ったであろう（笑）でもって当然だけどンな事は無いので、ワタクシは今まで一切スルーしてきたのである。
叩いてるヤツ等の言い分としては「皇室の一族に変なヤツが云々」って言うけど、ンな事あるワケないのである。皇族の人間と結婚しようって時点で、宮内庁やら公安やらが本人や家族親族の身元を徹底的に調査してるに決まってるんだから、余計な心配は無用である。こう書くと「カーチャンがヤバいヤツ云々」って言われるだろうけど、ヤバいヤツというのは某国のスパイだとか、極右極左過激派シンパだとか、新興宗教の関係者だとか、変な社会運動活動家だとか、そういう連中の事を言うのである。この件で侃々諤々言ってるヤツ等にワタクシから言う事は「ンな事でバカ騒ぎする時間があるなら、その時間を自分の幸せの為に使え」って事である。
＊アメ車アメリカ代表
この後あの２人が幸せになろうが不幸になろうがワタクシ的には知ったこっちゃないんで、話を変えようジャマイカ（笑）クルマの魅力は何かと問われたら、ワタクシは「個性」と答える次第である。人間でも非の打ち所がない完璧超人よりも、非がありまくりでもソイツにしか醸し出せない雰囲気のあるヤツの方が人気者になったりするが、ソレと一緒である。先日発表された【新型コルベットＺ０６】の魅力は何かって、正にこの「非がありまくりでもソイツにしか醸し出せない雰囲気」なのである。ソレが徹底的に洗礼されてるとなれば、ソレは最早非ではなく個性なのである。
ワタクシは見た瞬間に「あ、コレはヤバいヤツだ(*´Д｀*)」って感じた次第である。頑なに貫いてきたFRを捨ててMRになったり、デザインやクルマ作りに欧州車のエッセンスを盛り込んでても、見事なまでにアメ車らしさを体現できているのである。素もだけど、６リッター前後の大排気量V8エンジンは一見ムダの極みに見えるが、ソレこそがコルベットがコルベットたる所以なのである。たとえコレ以上に小型で高性能なエンジンがあったとしても、ソレを積んだ時点でもうコルベットではないのである。ソレを承知の上で、様々な技術を用いて大排気量V8の長所を最大限伸ばて不快感を最小限にして、ソレが個性なのである。
よーするに、ポルシェ911と同じである。エンジンを後輪軸の後ろに搭載する事はメリット以上にデメリットの方が多いのであるが、ンな事はポルシェの中の人も911ファンも百どころか万も億も承知なのである。でもRRレイアウトを極め尽くしたからこそ他車種には絶対出せない乗り味含め個性があるのであり、911ファンもその他には無い個性が好きだから乗り続けるのであり、ポルシェの中の人もファンの声に応えるために更なる極みを目指すのである。ソレがブランドってヤツであり、ただ単に欠点が無いだけの優等生には決して得る事が出来ないモンなのである。
＊ホンダとシボレー、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い
ニッポンでGT-R以外のスーパースポーツが何故出て来ないかって、そういう事だとワタクシは考えてるのである。絶対的な個性を持ち、長年に渡ってソレを極め続けた車種がGT-R以外に存在しないからである。そう考えればRX-7やランエボやインプはその可能性が高かったのであるが、いかんぜん会社が小さ過ぎた＆ガラパゴス過ぎたのである。ワタクシが今まで散々ボロクソ言ってきてたNSXの何がどう悪かったのか、ロンマニアの方々は改めて理解したと思うのである（笑）ホンダは初代NSXの栄光が続いてると思い込んでたが、全然続いてないから受け入れられなかったのである。
ワタクシも以前NSXの商談に行った事があるのであるが、ホンダは何も分ってなかったのである。２０００諭吉超のクルマを買う人間が何を求めてるのかが分かってないから、どうやって売っていいのかも分かってないのである。価格は同じ１０００諭吉でも、外車を買う人と国産車を買う人じゃ求めるモンが全く違うのであり、ソレは長い時間をかけて付き合いを増やして理解するしかないのである。名門大学出身と言えどぽっと出の新人に高給を払う会社など無いのと同様、徹底的に煮詰められてないモンに大金を出すヤツなど居ないのである。技術は高く売れない、大事な事なので二度言う今日この頃であった。
