アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AEON UNVEILS THE THRONES OF DECAY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「観察するには、仮説が必要である。仮説がなければ、何も観察できない」
By 川口敏

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*過去が戻ってきた
 前にも言ったと思うが、ワタクシの最初のクルマは2004年モデルインプレッサWRX-STI、通称GDB-Eである。丁度15年前に廃車ってしまったが、今でも良い思い出である(笑)まぁ22Bみたいな特別な限定モデルでもなけりゃ、BNR32みたいなエポックメイクなモデルでも何でもないので、ミニカーも作られてなけりゃプラモとしても発売されてないし、ゲームにも登場した事無・・・かったのは3日前までの話であり、何とつい最近行われた【グランツーリスモ7(以後GT7)のアプデにてGDB-Eが追加された】のである( ̄Д ̄;)何ちゅーか、心の準備が出来て無さ過ぎてパニクってしまったのである(爆)

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 同じGDBでもD型はGT4で、F型のスペCはGT5で実装されたが、まさかE型、しかも素が来るだなんて夢にも思ってなかったのである(;´Д`)もう何ちゅーか「ヴァルキリー?エボ3?何ソレ美味いの?」状態である(笑)


コレがゲーム内のGDB-Eであり:


コレが実際にワタクシが15年前まで乗っていたGDB-Eである。余りにも懐かし過ぎて、ワタクシの身体の孔という孔から体液が激しく噴出してしまった次第である(笑)


コレがゲーム内の内装の写真であり:


原形を留めてなくてアレだが、ワタクシが15年前まで乗ってた実際のGDB-Eの内装である(笑)まぁGDBは20世紀を引きずってたクルマだったんで、カーナビ以外はアナログ極まりなく、追加情報が欲しけりゃメーター足していくしかなかったのである。


超蛇足であるが今のクルマはインパネとセンタークラスターに必要な情報は全て表示され、個別に生やしてるのはレー探ドラレコだけである。

*長年の疑問に対する答え
 何故ワタクシがココまでハッスルしてるかって、ただ単に昔が懐かしいからだけではないのである。ワタクシは以前から「もし今のワタクシのドラテクGDB-Eを操ったらタイムはどんだけ出せるのか」を疑問視していたが、そう、ゲーム内とはいえ、この問いに対する答えが出せるのである。因みにGDB-Eで最後に走った筑波2000のタイムは「1分10秒8」である。でもってPS5には録画機能というモンが備わっており、コレがワタクシ初のゲーム動画でもあるのである:
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1分7秒222、まぁこんなトコである。フルノーマル+ワタクシの体重分のバラストを積んで、このタイムが出たのである。リアルだとタイヤや気温や湿度の影響もあるから、大体このタイムに±1~2秒ってトコであろう。GT7の何が良いって、コースの再現度が素晴らしい事がである、ブレーキのタイミングは兎も角、コースを基にシミュレーションするには最適なのである。車種は違うが、リアル筑波2000はこんな感じである:
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車種さえ同じなら「大体○○コーナーまで何速で引っ張れるか」とか「××コーナーは何速で曲がればいいか」みたいな大雑把なイメージは湧くのである。大雑把なイメージが沸いてれば、後は現場で細かいトコを修正してけばいいのである。

 でもってゲームの方の動画観たら分かるロンマニアの方には分かると思うが、兎に角アンダーステアがキツいのである(^_^;)単にワタクシがヘタなのかも知れないが、実車でも終始アンダーと戦ってた記憶が残ってるのである。さてもう一つの「もしもGDB-EでFSWを攻めたら」の答えも、ゲームを介してではあるが答えが出てるのである:
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変速がぎこちないのは、ハンコンでバカ正直にクラッチ操作含めた3ペダルMT操作をしてるからである。何せ「リアルのシミュレーション」なんだから、リアルGDB-Eと同様にMT操作しなけりゃならんのである。タイムは2分5秒58で、誤差を考えればリアルじゃ±2~3秒ってトコであろう。やっぱFSWも再現度が高いので、シミュレーションには重宝するのである。ンでもってコレは車種こそ違うが、リアルFSWのソレである:
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ワタクシが納車から半年しか経ってないGT3を迷う事無くFSWに持ち込めたのはFSW自体結構走り込んでるからもであるが、GT7で事前に練習してたからである。GT7に991GT3RSが実装されてるので、ソレを仮想992GT3としてシミュレーションしてたからである。分からないから怖いのであり、分かれば怖さも半減するのである。

 でもってゲームでGDB-E乗った感想は「ビックリするぐらい17年前を思い出した」といったトコであろうか(笑)純正だと腰のないフニャフニャな足、FFみたくタックインでグイグイ曲げていけるトコ、変にアンダーだけど何故か曲がってく挙動、アンダーを捻じ伏せようとするとケツが暴れるトコとか、まんまワタクシが体験してきたソレなのである:
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ただリアルでやってみたいかと問われたら、やっぱソコは変わらず「ノー」なのである。もう18年前のクルマ→ネオクラの仲間入りを果たしてるので、レストアやセキュリティ対策等に買った値段の倍ぐらいかかる事が予想されるからである(´ヘ`;)ソレだったらゲームで済ませて、素直に新車買っちゃった方が得ってモンである。ネオクラは趣味やロマンで乗るモンであり、実用性や走りを求めちゃダメなのである。

*シミュレーションの重要性
 確かにゲームはリアルを的確に表現しきれてはいないが、ソレでも「何となく」のレベルでは分かるのである。GT3乗る前からGTスポーツ&GT7でポルシェ911を乗って、事前に「何となくRRはこういう挙動する」ってのを知っておけば、実際に走る時にヤバい事になる確率は減らせるのである。例えばGT3で実際にFSW走る前に、ワタクシはこういう事してたのである:


馬力とトルクとギア比を992GT3とほぼ同じにして、ワタクシの体重分のバラストを載っけて、991GT3RSを「仮想992GT3」化しておいたのである。この状態でFSW走らせれば「大体どこ等辺でブレーキを踏めばいいか」とか「このコーナーは何速で抜けるのが最適か」が事前に分かるのである。そしてリアルで走った後に修正を加えてリアルに近付ければ、ソレを以って他のコースのシミュレーションもできるのである。

 だから「リアルで鈴鹿サーキット走れ」「リアルでオートポリス走れ」って言われても、上記で作成した「リアルに限りなく近づけた仮想992GT3」を使ったシミュレーションを行えば、何もかもが初めての状況よりもトラブるリスクを減らせるし、次回通う時にタイムを出す上でも重宝するのである。無論、NDでも同じ事してる次第である:


こっちのリアルは車高調入れてあるので、そのリアル車高調と同じアライメントをゲーム内にも取り入れてるのである。チューニング内容もリアルのソレを反映させて、タイムやコーナリング速度もリアルに近付けてあるのである。こうしてゲームで練習しておけばリアルでの微調整も短時間で済み、より効率的にタイムを叩き出せるのである。


だから以前PEC行った時、991GT3RSでツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)を選んで走ったのである。残念な事にGT7じゃもてぎは未だ実装されておらず、コレがもてぎ選べると聞いて飛び付いたのである。992GT3の実装と、モビリティリゾートもてぎ本コースの追加。このアプデを望んで止まない今日この頃であった。.