ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「女は異国の土地である。どんなに若いころ移住したとしても、男はついにその慣習、その政治、その言語を理解しないだろう」
By コヴェントリー・パットモア
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*移民29周年記念?
多分リアルで接してるロンマニアの方ですら忘れてると思うが、ワタクシは29年前にニッポンにやってきて、つい4年前にニッポン国籍を取得した、今国内外で最もホットな話題の1つである「移民」ってヤツだったりするのである(笑)だから移民問題が色々と問題になってる昨今、移民であるワタクシがこの話題を避けて通る事はできないってワケである(爆)では「移民する」とはどういう事かと問われたら、ワタクシの答えは「最終的にその国と同化すること」である。純ニッポン人とはルーツを違えど、ニッポン文化をメイン文化として受け入れ、デジュール上もデファクト上もニッポン人となる事。コレが「ニッポンに移民する」という事である。
欧米なんかじゃ一部のヤツ等が移民先の国の人々と交わらずテメェ等だけで固まって、移民先の文化を受け入れずテメェ等のやり方に固執して、マトモに就労納税せず社会保障に頼ってるらしいのであるが、ソイツ等はワタクシに言わせれば移民でも何でもないのである。移民ってのはイギリスのスナク首相がソレであるが、見た目やルーツはインド系だけど、中身は完全にイギリス人なソレを言うのである。古人言うトコの「郷に入っては郷に従え」ってヤツであり、では「郷に従う」とは何かと問われたら「その国が法治国家ならば、その国の法に従う事」である。ソレが出来ないなら、移民先を間違えたという事である。
*外国人は弱者に非ず
何だか今、フランスが色々ヤバい事になってるのである(^_^;)フランスに限らず欧州全体の移民政策に関して、ニッポンのサヨク共からは「ニッポンは閉鎖的、欧州は云々」って言うが、ワタクシはそう思わんのである。欧州人はあの甘々な移民政策を「寛容さガー」「多様性ガー」って言うが、アレは単なるナチュラル上から目線だからである。例えば大の大人が床を転がり回って駄々をこねたらどうなるか?当然だが通報&タイーホである。大人なんだから、そりゃ当然の事である。じゃあ子供が床を転がり回って駄々こねたらどうなるか?そう、コレが甘々の移民政策の根底にあるモンである。
そう、欧州の連中もニッポンのサヨク共も、根っこの部分では移民を見下してるのである。移民してきた外国人を「自分等よりも弱い可哀想な人達」って定義して、ソコから「弱い立場の人等なんだから多少の事は大目に見てやれ」って発想に至るのである。綺麗事と理想主義で上手くオブラートされてるが、コレも一種の差別なのである。古人曰く「次の差別は反差別の声と共に現れる」とあるが、ソレが正にコレである┐( ̄ヘ ̄)┌ぶっちゃけた話、直球の差別の方がまだ幾分かマシである。こういう根底にあるモンを見抜かれているから、欧州における移民問題は日に日にややこしくなるのだとワタクシは思うのである。
そうやって根底に溜まってたモンを今までは誤魔化しながら微妙なバランスを保ちつつやってきたのが、ココ数年のコロ19禍→ウクライナ紛争でその微妙なバランスが崩れ、飽和点に達し一気に爆発したのが昨今だとワタクシは考えてるのである。もうこうなったら建前とか偽善とか大義だとかは抜きにして、対等な立場でトコトン議論するしかないのである。無論暴力行為は徹底的に取り締まるという形で、である。当然10年20年そこら議論を尽くしただけじゃ納得できる筈も無いんで、ルール決めて不可侵条約決めて、100年200年と交流と対話を続ける。結局コレしかないとワタクシは考えてるのである。
*世はまさに、大分断時代
だから今後世の中はどうなっていくかって、ワタクシは「世界的な大分断時代が始まる」と答える次第である。上級国民と一般庶民、保守派とサヨク、自由主義国家と専制主義国家、先進国と発展途上国、陽キャと陰キャ、リア充とオタク、たけのこ派ときのこ派など(笑)キッチリ分かれて交流が激減し、時としていがみ合う事もあるって感じである。ちゅーのも人間、色々我慢して嫌いなヤツと一緒に過ごすよりも、気の合うヤツとだけ固まる方が断然楽で安心できるからである。特に近年はネットやSNSの進化により同士で固まるのが容易になり、違う意見のヤツ等とバトるのも容易になったからである。
じゃあこの分断をどう乗り越えていくには何が重要かって、ワタクシが思うに「俯瞰的に世の中のテメェを見つめること」である。テメェ(等)の身が可愛いのは誰もが同じだけど、ソコに「じゃあテメェ(等)の身を案じたらどういう影響を周りに及ぼすか」とか「及ぼした影響が再度テメェ(等)に返ってくるのか」の考察を少しずつ広げてくっきゃないのである。ゲーテの「ファウスト」の最終章じゃないけど、終わらないんじゃないかと思う事でも地道にやり続けるしか人類がこの先生きのこる道は無いと思うのである。さて久々にマジ話したら精魂尽きてしまったので(笑)さっさとディアブロ4再開しようと思う今日この頃であった。