アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SUFFOCATING IN THE SWARM OF CRANES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「信用は実に資本であって、商売繁盛の根底である」
By 渋沢栄一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*信頼は1番、技術は2番、3時のおやつよりも早よ納車
 この前ポルセンで聞いた話、半導体生産はほぼ元に戻ってるんだそうである。ただポルシェの場合、本社が「ブランド価値ガー」って事で台数絞ってるトコがあるんで、担当さん曰く「モリモリ作ってくれる事はあんま期待しない方がいい」だそうである('A`)だから役物を買うんだったら、もう1~2年待たされるのを見越して買い替え計画をするのが吉なんだそうである。ポルシェだったらそんだけ待ってもいいが、だが日産テメーはダメだである(笑)なんか今回もまた【しょーもない理由で納車が遅れてる】んだそうである┐( -"-)┌

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 察するに、この動画の21分からのトコにある「世界初の塗装技術」とかやらがトラブってるのであろう( ̄~ ̄)まぁワタクシも経験あるから分かるが、日産が「革新的な新技術」とかやらを導入する時は、高確率で問題が起こるのである。ワタクシもR35NISMOのカーボンバンパーでやられてしまい、お陰で半年の納期だったのが1年4ヶ月まで伸びたのである('A`)お陰で今回のGT3で1年1ヶ月待たされた時も、全然待った気がしなかったのである(笑)でもコロ19禍&ウクライナ紛争が無ければあと3~4ヶ月は早く納車できたかもだったから、やっぱ日産は問題外なのである(-_-)

*夏草や、DQNどもが、夢の跡?
 独りモンな上に陰キャぼっちなワタクシにゃ一生縁の無いミニバンとかいう乗りモンであるが(笑)何せ今回はニッポン最高峰のミニバンと言っていい【アルファード&ヴェルファイアの新型が発売された】とあって、ニッポンに於ける高級車の在り方を論じてきたワタクシとしては語らざるを得ないのである。何せDQN御用達のミニバンとあって、発売日以降はニッポン人なのにニッポン語に不足したプリン頭のDQNやマイルドヤンキーが殺到して、鬼ローンが通らない事にキレ散らかしてディーラーが修羅場る、そんな光景がありありと浮かんでくるのである(爆)

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 ただワタクシが同じ様な関心を持つ他のロンマニアの方々に話を聞くと、今回はソコんトコをバッチリ対策立ててきてたんだそうである。生産枠はお得意様優先で、当然だけど転売禁止の覚書に署名必須、買う時は残高クレジット(以後残クレ)でなければダメ、購入はプロテクションフィルムと抱き合わせ、当然だが値引きなどというシロモノは存在しないのである。多分この時点で相当数の転売ヤーDQNやマイルドヤンキーは踵を返すし、この条件を飲めるヤツは間違いなく上位顧客かカネ持ちなので、トヨタとしては願ったり叶ったりなのである。

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 やっぱトヨタランクル300で痛い目見てるんで、今回のアルヴェルはシッカリ対策してきてたのであろう。やっぱ何だかんだ言って、トヨタはソコんトコ他メーカーよりもシッカリしてるのである。冗談抜きで、今のニッポンで高級車の売り方が一番分かってるメーカーはトヨタなんじゃないかなと思うのである。高級車を売る上で一番重要なのは何かって「ブランドに対する信頼」なのである。顧客の「ココだったら間違いない、きっと期待に応えてくれる」って信頼がメーカーに対し「高いカネを支払っても惜しくない」って安心感を与えるのである。

*信頼のリセール価格
 そう、高級ブランドと大衆ブランドの決定的な違いは「信頼」なのである。顧客は「ココなら最高のモンと最高のサービスを提供してくれるッ!」って信頼を基にブランドに大金を出し、ブランドはソレに応えて最高の夢を見せてあげる。某演歌歌手みたいな「客は神」でもないし、意識高いラーメン屋みたいな殿様商売でもない。顧客とメーカーの高度な相互信頼があるから高級ブランドが成り立つのである。ワタクシもR35GT-R乗ってきて、その点で日産には失望したトコが少なからずあって、だからR35をまた乗り継ごうとか考えられなかったのである。

youtu.be

 納車遅れもそうだったが、決定打になったのがトランスミッション油温の件である。ミッションブローの可能性もあったかもなのに、日産にもNISMOにもマジメに取り合ってもらえず、一年近く色々調べた末に解決策を提示したのがノルドリンクで、原因は「行きつけのNHPCによるオイル交換の不手際」である┐(´д`)┌もうこの時点で日産というブランドに対するワタクシの信頼は消え失せていて、もう次また高いカネ出して日産車に乗るなんて考えられなくなっていたのである。技術は後でも他でもいくらでも何とかなるが、信頼はそうじゃない。技術じゃブランド力は得られない、シンプルだけど重要な今日この頃であった。