アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CHAINSAW DISMEMBERMENT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「心の電池には限りがあります。なるべく節電しながらラウンドを進めるためには、冒険的なショットを狙わないことです」
By 中部銀次郎

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*電気自動車\(^o^)/オワタ?
 ちょっと前までポルシェのシャッチョが「2030年までにラインナップの80%をEV化する」って言ってたのであるが、コレってよーするに「911以外は全部EVになる」って意味なのである。マカンがEV化して、ケイマン&ボクスターもEV化して、カイエンもEV化予定で、パナメーラはいずれタイカンと一体化されて、噂のラグジュアリーSUVもEVでってなって・・・って予定だったのが、何時の間にかどのモデルもICEと並行する事になって、挙句には【ポルシェが1900人ばかしリストラする】って話にまでなってたのである(^_^;)

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 まぁ個人的には「EVが売れない→赤字→利益率の高い911の生産を増やす→生産枠が拡大してラッキー\(^▽^\)(/^▽^)/」って展開を期待してるのだが、ブランド力云々を考えるとソレも無さそうである(笑)小耳に挟んだ話「ドイツ本社は各国のEV売上台数に比例させる形で911の割り当て台数を決めている」って事らしいのであるが、こうなった以上はもう色々と見直してほしい次第である。EVそのものは良いクルマだとワタクシも思うのである。何がアレって「EVをゴリ押しする姿勢が」なのである。マジのガチで素晴らしいのであれば必要十分の宣伝で普及するモンであり、EVも然りなのである。

*人権と公衆衛生
 ワタクシが思うに、もしもコロ19禍やウクライナ紛争や中国バブル崩壊が無かったとしたら、51%ぐらいの確立でEV時代はやってきてたのである。ロシアの安いガスで電力を補って、中国の安いバッテリーでEV価格を抑えて、あとインフラや値上げ云々が無くて、バッテリーの技術革新が起こって、ソレで51~60%の確率で2035年からEV時代の始まりって感じである。まぁキンペーが政権につく前は「ロシアも今やG8だし、中国もやがて西側中心の国際社会に組み込まれる事だろう」って楽観的なトコがあったんで、だからこそ「中国がEVの覇権を握る為に形振り構わない事してくる」とは誰も考えなかったのであろう。

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 中国の何がアレって、国主導で国民の自由や権利を無視してEVをゴリ押しできちゃう事がである。ICEの販売制限や車検での強制廃車があって、公平な競争の原理を無視して湯水のように補助金垂れ流せるなら、そりゃ欧米にゃ勝ち目はないのである( ̄~ ̄)あともう一つの中国の”利点”は「公衆衛生を無視できちゃう」って事がである。バッテリーもモーターも、原材料の抽出精製や部品の生産過程において、少なからず有害物質が出るのである。先進国みたいに労働者が真っ当に保護されるトコでは時間とコストを掛けて何重もの安全対策が取られるのであるが、中国はソレをスルーしてしまうのである。

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 そうやって人権と公衆衛生を無視した結果として生まれたのが中国製の激安高性能EVであり、ソレを何も分かってない評論家や海外出羽守どもが「中国EVは素晴らしい、ソレに比べ国産車は云々」とかドヤ顔で語ってるのである┐( -"-)┌でもやっぱ海外の消費者からすれば中国人の人権や公衆衛生なんぞアウトオブ眼中であり、安くて高性能なら何でも良いのである( ̄~ ̄)ベルリンの壁崩壊から西側各国で信じられてきた「東側の人等に自由と民主主義と経済発展の素晴らしさを教えれば、我々西側の良さを理解し仲間になってくれる」は、その30年後に間違いだった事が証明されてしまったのである。

*軽量バッテリーの時代
 だからEV時代の失敗を、ワタクシは「運が悪かったから」とは思わないのである。確かにコロ19云々は天災であるが、多くは中国ロシア等を甘く見てた欧米の脳ミソお花畑なサヨク政治家やサヨク活動家と、独裁国家だと分かっててもカネに目が眩んで悪魔のケツにキスをした大企業の責任なのである ┐(´~` )┌何故ワタクシがタイカンやマカンの抱き合わせ云々に途方もない怒りを感じるかって、つまりそういう事である(笑)まぁウクライナ云々を機に現実に戻りつつあるので、今んトコはソレで良しとする次第である。

 となると、ワタクシがEV買う日は更に遠くなってしまったのである(笑)やっぱサーキット遊びを主眼に置くと、EVは悉くデメリットしかないのである。バッテリーが30分持たない、充電に時間が掛かり過ぎる、充電インフラが足らないのもだけど、一番はやっぱ「バッテリーが重過ぎる」に尽きるのである。だからワタクシが一番望むのは「樹脂等で作った超軽量バッテリー」なのである:
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でも核融合発電と超軽量バッテリーが実用化される頃にはワタクシはもう生きていないor生きてても超ジジイなので、もうサーキットは楽しめないであろう(笑)まぁモタスポは楽しめてもあと十数年だと思うので、ICEのまま終われそうだなと思う今日この頃であった。