アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CORRUPTING INFLUENCE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「他人を許すことのできない人は、自分自身が渡らなければならない橋を壊しているようなものである。人は誰でも許されなければならないからだ」
By トーマス・フラー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*はるばる来たぜ喜望岬へ
 待たされる事の何が一番嫌って「今どうなってるのかが分からないこと」だと思うのである。人間ってナマモノは明らかに分かる大きな脅威よりも、小さくとも全然見えない脅威をより恐れるモンである。今どうなってるか、遅れはないか、トラブルに巻き込まれてないか等々。納品が長いモンほどヤキモキさせられるモンである(;´Д`)だからトラッキングで今どんな状況にあるのかが分かるってのは、ある意味安心できるのである:


察しの良いロンマニアの方ならばワタクシが何を言いたいのかが良く分かったと思うが、そう、ワタクシの718SEが喜望岬まで辿り着いたのである(∩´∀`)∩フネがエムデン港を出港したのが8/4頃だから、思ったより順調に進んでるのである。スエズ運河さえ使えればもっと早く着くのであるが、コレばっかはどうしようもないのである( ̄~ ̄)

 そう、こうやって可視化されることで「あとどれぐらい待てば良いのか」が具体的に推測できるのである。今時はAIがあるんで、AIに聞けばどのルートを辿るのか、今の位置から目的地まであと何日か、そういう事まで大まかに分かるのである。でもって今後の航路であるが:

ベンガル湾を目指してインド洋を北東へ進み・・・


マラッカ海峡を抜けて南シナ海へ向かい・・・


バシー海峡を抜けフィリピン海へ出て、ソコから豊橋港まで一直線である。AIに聞いてみたトコ、今の地点から豊橋港まで1ヶ月ぐらいなんだそうである。つまり豊橋港到着は10月中旬ぐらいで、ポルセンに辿り着くのは10月下旬ぐらいと予測できるのである。こうして可視化する事で不安は取り除かれ、代わりにワクワク感が増幅するのである(^-^)

*冴えない外車の維持りかた
 という事は、今のNDともあと2ヶ月でお別れという事である(´・ω・`)ということでNDの売却先も見つけなきゃならんのであが、何せ10年8.6万キロのNDなんで、何処に売っても値段は大して変わらない希ガスのである(´ヘ`;)コレでワタクシの所有車種は全て外車となるワケであるが、外車と言うと未だに壊れるだの云々言われるが、ワタクシなりの外車の買い方はこんな感じである:

  1. 正規ディーラーで保証付きの新車を買う
  2. 整備は全部ディーラーに任せる
  3. 定期メンテは欠かさない&メンテ代をケチらない

取り敢えずこの3つさえ守ってれば、ほぼ国産車と同じ感覚で乗れるのである。無論、国産車と耐久性は若干落ちる&費用は割高になるが、ソレは「国産車には無い外車ならではの魅力を得るためのコスト」って割り切るしかないのである。

 そう、国産車はニッポンの環境にこの上なく最適化してあるから、他国のクルマは何をどうやっても国産車以上のコスパや利便性は出せないのである。だからクルマに利便性とコスパを優先的に求めるのであれば、もうその時点で外車という選択肢は無くなってしまうのである。外車を選ぶのであれば、ちゃんとソレなりの理由が無ければ厳しいのである:
youtu.be
なぜ外車の故障やメンテ費に耐えられなくなるヤツが多いかって「そのリスクを負ってでも得たいモンが無いヤツが買ってるから」だと思うのである。見栄やファッション感覚で買って、気持ちが浅いから諸々に耐えられなくてって感じである。

 ソレでも尚「外車に乗ってみたいッ!」って人に向けて、ワタクシは上記の3項目を挙げたのである。外車初心者~中級者の内は、その3つさえ守ってればほぼ国産車と変わらないカーライフが送れるのである。あとコレはワタクシの個人的見解であるが、ポルシェに限って言うと:

  • 信頼性や耐久性は国産車が10とすると、ポルシェは8~9ぐらい
  • 上のグレードのクルマほど耐久性や信頼性が高い
  • エンジンやミッションや足回りは頑丈に出来てて、自走不可能になる事は殆どない
  • 細かいトコがちょくちょく壊れたりするが、殆ど保証でカバーできる
  • 消耗品は割高だが、性能を考えれば妥当と言える

とまぁ、こんな感じである。この「色々高いけど、性能を考えれば妥当」を何処まで呑めるかが、ポルシェオーナーになれるか否かのキモだと思うのである。GT3とかの「時速300kmからでも安心して止まれるブレーキ」を「過剰性能でボッタクリ」と取るか「サーキット走行で頼もしい」と取るか。ワタクシは後者だから、ポルシェライフを大いに楽しんでる次第である。

*ドイツのクルマは世界一ィィィィーーーーッ!
 とは言えワタクシも外車歴4年未満の若造なんで、あまり偉そうなことは言えんのである(^_^;)ただ間違いなく言えるのは「メンテとは何か」と「消耗品の概念」が無ければ、外車に限らず外国製品と向かい合うのは厳しいってことである。あとコレはワタクシの個人的見解であるが、やっぱ「初めての外車を買うなら新車のドイツ車」である。やっぱドイツ車はニッポンで売れてるから販売拠点も多いし、メンテや修理のノウハウも多く蓄積されてるし、社内社外共に部品やパーツが充実してるのである。でもって国産のソレよりも若干いい加減だから、外車のルーズさを学ぶ最初の一歩として丁度良いのである(笑)

youtu.be

 新車のドイツ車を買って何年何台か乗って、慣れてきたら認定中古車とか、ドイツ以外の外車とか、少しずつ範囲を広げていけばいいのである。でもクルマまでも全部外国製になってしまい、ワタクシの身の回りからニッポン製品がマジで消えていってるのである(^_^;)クルマもスマホも腕時計も電化製品も悉く外国製品だし、聴く音楽もやるゲームも読む本も殆ど外国のソレなのである。外国モンは確かにクセは強いが、色々と理解すれば思った以上に快適に使えるのである。食わず嫌いは良くないと改めて思う今日この頃であった。