アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

XIII

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ゴルフが上手になるには、シンプルに考えること。ボールにフェースを当てて振りぬく。それだけ」

By 岡本綾子


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 異論反論がマグマの如く噴き出すのを覚悟の上で敢えて言うが、ワタクシはオフ会なる行為は好きではない。無論コレは「オフ会全否定」という意味ではなく、参加者全員が明確な目的意識を持っていて、全員が自分が役割や立場を客観的に認識していて、尚且つ各人が自分は勿論グループに対しての責任を全う出来るのであれば、むしろワタクシも参加したいぐらいである。よく雑誌やブログなんかで「○○○が200台」とか「×××が100台」という記事がよくあったりするのである。特に最近はネットなりケータイなりといった広範囲へと容易にメッセージを伝達する手段が数多いから尚更である。が、やってる内容を見ると「この人達は"何かをやるために集まっている"のではなくて"集まる事自体が目的"なんじゃないの( ̄_ ̄ i)」って思ってしまうからである。


 例えば自然災害に見舞われた地域に(無論、駐車場所は救援活動のジャマにならない場所で)200人+α集まって「○○乗りの会」としてボランティア活動をしに行くとか、同じ車種のオーナー達がそれぞれの技能を出し合って「ホントに自分達の車種だけに特化したチューニングの研究開発」をするとか、モータースポーツ啓蒙活動のために出資しあってサーキットやジムカーナ練習場なりレーシングクラブを設立するとか、そういった有意義な活動だったらワタクシも出すモン出させてもらうつもりである(笑)しかしクルマにしろ、サバゲーにしろ、その他諸々にしろ、ワタクシが経験した限りでは「集まる事が目的」の集団が長続きした記憶が無いのである。


 んで、このテの集団の末路は大概同じである。1つ目、集まる事に飽きた人達が1人2人と抜けていき、そのままズルズルと自然消滅。2つ目、何時の間にか複数の派閥が出来てしまい、分裂して先細り&嫌気が差した人が抜けて、小さい派閥から順次消滅。3つ、カルト化してライヴに背を向けて更に向こうへと逝ってしまう。理由は簡単、自律と協調を促すだけの「目標」と、世知辛い話だが「人間が平等なのは神&憲法&法律の中だけであって、能力や容姿や人徳はその限りに非ず」って事実を認められないからである。結果、文律化されていないため、紳士協定に頼らざるを得ないエゴの抑制がその機能を果たさずに暴走してしまうというワケである。とまぁ、小難しく偉そうに能書き垂れているワタクシ自身、多過ぎて数えるのも面倒くさくなるぐらい暴走しているのであるが(笑)


 以前"師匠"から「友人・仲間とは」という類の教えを授かった事がある。コレを文章で書くとページを飛ばされる事必至なので(笑)商品で説明しよう:

ブラックホーク・ダウン [DVD]

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サバゲーマー及びミリタリーマニア御用達(笑)のソマリア戦争をテーマにしたノンフィクション映画である。無論、サバゲー属性やミリタリー属性が無いロンマニアの方でも純粋に作品として楽しめる1本なので、出来ればココからポチッとお願いしたい(爆)その中でのハイライトシーンがソマリア民兵のロケット砲(RPG−7はホントはロケット砲じゃないけど、こう言った方が分かり易いんで^_^;)に打ち落とされ墜落してしまったマイク・デュラント准尉を救出するために、無謀上等でデルタ・フォース隊員のゲイリー・ゴードン曹長とランディ・シュガート一等軍曹がたった2人でヘリから降りるシーンである:

蛇足であるが、デュラントはこの後捕虜になって11日後に赤十字を通し釈放。戦死したゴードンとシュガートには米国軍人に与えられる最高位の勲章である名誉勲章を授与されたのである。コレはあくまで極端な例であるが、よーするにホントの意味での「仲間」とか「友達」っていうのは、こーゆー行動を躊躇う事無く選択できる間柄を言うのである。ワタクシ的に言わせてもらえば、何処の馬の骨だか分からんヤツと200人「お友達」になるぐらいだったら、たとえたった2人だけでもゴードンとシュガートを選ぶ。そーゆー事である。もっとも、ワタクシもホントはこんな事言っちゃ自爆モンなのだが(笑)


 さて、ムダに長過ぎた前置きはコレぐらいにしておいて(笑)連休挟んだせいで足のオーバーホールが延びてしまったのである(T_T)現段階で見積もりはまだナシ→まだ見ていないというワケである。見積もりが出るのが来週、出来上がった足が戻ってくるのが再来週、慣らし&アライメント再調整&走り込んで荷重移動の感覚を再習得する&"アレ"の回復を含めると、本格的に走れるようになるまで3週間〜1ヶ月は見積もらなくちゃいかんワケである(ToT)本来の予定では明日か来週にFISCOへ行ってライセンス更新&ついでにショートコースをひとっ走りで(爆)12月中旬〜下旬あたりに筑波2000にチャレンジする予定だったが、サスの出来具合とワタクシの"アレ"を考えると、12月中旬〜下旬あたりに更新&ショートコースでテスト走行で終わりそうなヨカーンである(^_^;)実はパワステ一式もちょっと予兆が見え始めているので、頭痛のタネは残ったままなのであるが(核爆)


 まぁ、直って戻ってくる頃には丁度真冬→吸気がガンガンに冷える「走りのシーズン」突入であり、あとは足のセッティングと「プロジェクト・B」が完了すれば、上手くやれば2008年内に念願のFISCO本コースデビューもアリである(^-^)・・・運が悪けりゃ「湾岸ミッドナイト」に出てくるようなフルチューンしたGT−Rやポルシェ911FD3Sが冗談抜きであっちこっちにゴロゴロしていて、最悪の場合そのガチな方々とあの第1コーナーでサイド・バイ・サイドやらなきゃいかん可能性もあるのである(笑)が、2007年の課題の一つとして、クルマの調子云々以前にワタクシのコンディション調整もソレ以上に大事だという事を思い知らされたのと、走り以外の課題としてはブログの前置きがムダに長過ぎる点も来年には解決したいと思う今日この頃であった。