アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RED, WHITE AND SCREWED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「芸人になりたい?止めとけ、君には才能がない。たった二人の人間を説得できへんようじゃ、テレビの前の一億人を説得させられへんよ」

By 島田紳助 〜 芸人になることを両親に反対されている少年の相談を受けて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 う〜む(○ ̄ 〜  ̄○;)遂に噂の【GT300仕様レガシィB4】がデビューするのである。コレをドライブするウチのオーナーに勝ってもらいたいのは山々であるが、正直な話やっぱスタイリングは生理的に受け入れられんのである(笑)詳しくは【公式HPの図面】にある通りである。ワタクシが以前「足回りやエンジンルームやトランクに対しキャビンが相対的に大きいから、ソレが不自然でアンバランス」ってレガシィの実物見て思った事が、皮肉にもGTマシンによる改造規定で余計に強調されてしまった点がアレなのである(^_^;)


 GT300のレギュレーションじゃ車高は50mmまで下げられ、タイヤを履かすためのフェンダー加工や各種エアロパーツを付けるための改造はOKなのであるが、その反面「市販車の面影を残せるように、モノコック部分(つまりキャビン部分)の形はそのまんま」って項目があるのだが、ソレがスタイリング上裏目に出てしまったっちゅー話である(^_^;)車高短とフェンダーとエアロパーツのせいで以前から小さく見えたエンジンルームとトランクが余計に小さく見えて、その反面生理的に受け付けなかった顔やキャビンルームのずんぐりむっくりが余計に目立ってしまうワケである(-_-;)空力的には多分OKなのであろうが、何ちゅーか【カローラアクシオGT】もそうであるが、4ドアセダンってGTカーのベース車両に向いていないと思うのはワタクシだけであろうか(;^_^A)


 さて、話は変わって先日新たに入ったブツである。まぁ、毎度おなじみになってしまったので、言う事も殆ど無くなってしまっているのであるが(^_^;)

今月号のネタはプリクラッシュセーフティー、よーするに自動事故回避装置である。何をどー考えてもスポーツカー&スポーツ走行においては縁の無い装置なので、ワタクシには当分縁のない(てゆーか、あっても縁に預かりたくないが/笑)システムであるが、システムについての説明はソレなりに面白かったりする。一言でいうなら「ココまで来たか21世紀(^_^;)」ってな内容とでも言っておこう(爆)


 が、こーゆーシステムで一番ジャマになるのは、他ならぬ「人」なんじゃないかと思うのである。同じ車種でも10人のドライバーがいれば10通りのドライビングスタイルがって、10通りの安全に対する認識がある。当たり前っちゃ当たり前なのであるが、問題は「その10人に対して、機械は一種類しかない」って点である:

感度が低すぎたら「使えねぇ〜ヽ(`Д´)ノ」

感度が高すぎたら「このオオカミ少年め〜ヽ(`Д´)ノ」

どっちに該当したとしても、ドライバーは面倒くさいからシステムを切ってしまう

( ゚Д゚)マズー

無論、メーカー側も丁度良い塩梅を見つけて設定している

が、ソコはやっぱ人間。10人いれば閾値が全員違う

何らかんら言ってもやっぱシステムを切る人が出て来る

( ゚Д゚)やっぱマズー

・・・てな感じである。ワタクシが思うに、ホントの意味でこのシステムを成立させたかったら、むしろ運転そのものを完全自動化するしかないと思うのである。ルーズな人にとっては安全システムはありがたいかも知れないが、プロ級の人にはむしろ煩わしい。ンで、プロ級の人と言えども人間だから、何時かはミスを犯す。こーゆー不確定要素山盛りの人間っちゅーナマモノを主体にするから、話が余計にややこしくなるのである(笑)だったら運転そのものを完全自動化すれば、同じく完全自動のプログラムで対処できるっちゅー話である。


 が、全自動運転なんかにしたら気ままなドライブが出来なくなってしまうので、多分成立しないであろう(笑)何はともあれ、ヒューマンファクターって難しいモンである(^_^;)あと残りの特集としては「2009年F1マシンの設計」とか「ロールス・ロイス新工場訪問」といった通ウケする内容から「バスのテクノロジー」という誰得な特集まで(爆)相変わらずマニアックな内容となっているので、興味のある方はご参照あれ。しかしまぁ、ロールス・ロイスのシートに使う皮が、皮専用に傷が付かないよう丁寧に育てられた牛のソレからというのは流石にビックリである(^_^;)ワタクシ的には「どーせケツ乗せて擦れるんだから、合成皮でも無傷な最高級皮でも同じじゃね」なのであるが(核爆)どうやらワタクシは一生ロールス・ロイスには縁がなさそうである(;^_^A)


 話は変わって、ワタクシの近所に【VW・シロッコ】が納車されてきたのである。正直な話「シロッコ(・∀・)カコイイ!!」ってのが第一印象である。ある意味「スポーティー3ドアハッチバックかく在るべし」って感じで、とにかくデザインに無駄がないのである。小さくすべきトコは小さくして、低くすべきトコは低くして、大きくすべきトコは大きくする。何ちゅーか「機能美」を絵に描いたようなデザインなのである。今度出る【2011年新型インプ】がこのデザインだったら、走り的には多少目を瞑っても「買い!」なのであるが、その希望も新型レガシィで木っ端微塵に打ち砕かれた後だったりする(笑)今に始まった事ではないが、某谷村の「昴」が繰り返し脳内再生されて止まない今日この頃であった。