アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LAST FAIR DEAL GONE DOWN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「無関心とは、精神の麻痺であり、死の先取りである」

By アントン・チェーホフ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*どうでもいい人員貨物運送車両

 レガシィは良いクルマである。ただし「レガシィは」と「良いクルマ」の間に「4代目までは」の一言を加えればの話ではあるが(笑)欧州車と良い勝負の上品さと走りの良さを併せ持ったレガシィというクルマが、5代目からは如何にもアメリカの低〜中所得層が好みそうなメタボで短足で下品なデザインになってしまい、そりゃ発売当初はワタクシも散々ブッ叩いたモンである(笑)その5代目レガシィ後のスバルは着実に「四駆のトヨタ」と化していってて、売れてるには売れてるんだけど、クルマ好きのハートをガッツリ捉えるようなクルマは徐々に減っていって今に至るってワケである┐(´д`)┌でもって今回、そのレガシィが【6代目にフルモデルチェンジした】んだそうである:

・・・

・・

          _人人人人人人人人人人人人人人人_ 
          >      すごくどうでもいい      < 
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄ 

                    ヘ(^o^)ヘ  
                       |∧    
                      /

・・・というのがワタクシの素直な感想である(笑)何ちゅーか、トラックだとかバスだとかタンクローリーとか、ワタクシにとって別にどうだっていいクルマに、レガシィは6代目にしてなっちまったのである('A`)


 ワタクシが批判するという事は、何だかんだ言ってソレに興味があるからである。興味が無けりゃ乗ってみようとは思わんし、乗ってみなきゃ良いのか悪いのかが分からんし、良さも悪さも分からなきゃネタに出来んって話である。幾分マシになったけど相変わらず腰高でメタボで短足なデザイン、全く変わり映えのないエンジン、相変わらず他車種と比べて劣る燃費とパワー、遂にレガシィからも無くなっちまったマニュアル設定、そしてワタクシの不倶戴天の敵であるCVT(笑)もうワタクシにとって今のレガシィは「石を投げれば当たるような、そんじょそこらにある何の変哲もない人員貨物運送車両」である。多分今後、ワタクシがネタとしてだってレガシィを使う事は無いであろう。


*俺、S2000になります。

 まぁ予想通りと言っちゃソコまでだけど、今のスバルは完璧なまでにデファクト上のトヨタの子会社である。なのにも関わらず、ネットとか雑誌とかじゃ、未だに昔の「走りのスバル」で宣伝しまくってるんだから、性質が悪いとしか言い様が無いのである┐( -"-)┌まぁそんな事はさて置き、話題を変えるとしよう:

何だかんだ言って、S2000は良いクルマだと思うのである。何が良いかって、S2000ピュアスポーツカーだからである。低い重心、軽い車体、重量物が中心に集まるフロントミッドシップのFRレイアウト等々。ただ単に速くしたいだけなら、パワー上げて太いタイヤ履かせれば良いだけだし、ソレは街のチューニング屋でも簡単に出来る事である。が、クルマの基本構造ってのはチューニングじゃどうにもならないから、ピュアスポーツカーである事は非常に重要な事なのである。小耳に挟んだ話【S2000も復活するとかしないとか】って事だから、今から楽しみである。


ワタクシは時々「何故こんなモン買っちまったんだろ(-_-;)」って首を傾げざるを得ないモンを買ったりするのだが、コレもその一つである(笑)本屋ブラブラしてたら偶然コレの表紙が視界に飛び込んできて、余りにも下らなさ過ぎるタイトルだったから逆に興味が湧いて、立ち読みしてみたら中身はタイトル以上に下らなくて、でもイラストは中々よかったんで、気が付いたらレジに並んでたって話である(爆)何ちゅーか、ワタクシは中途半端が嫌いなのである。至ってマジメなモンか、あるいは徹底的に下らないかの選択肢しかないのである。


*ダサさの秘密

 話を戻すとしよう。何故ニッポン車のデザインはダサいのか?ワタクシは「ニッポンは狭い上に人が多いから」と「十徳ナイフ的な便利さをありがたるニッポン人の気質」にあると考えているのである。簡単にまとめるとこんな感じである:

  • 道が狭いから無暗に車幅を広げられない
  • コストが嵩むから車高を落とせない
  • 値段が上がるから大径の太いタイヤを履かせられない
  • 1台で全てを賄えるように、車内は可能な限り広くしたい
  • でも値段を上げたくないから、制作コストはかけられない

という事である。クルマって車幅を広げて車高を落としてタイヤを太くする、たったソレだけでカッコ良くなるモンである。でも車高を落とすと従来の構造じゃ水溜りテスト(深さ3cmの水溜りを時速90kmで抜ける)を通過できない→できるようにするためにはコストがかかるし、タイヤを太くすると後々維持費が高くなる。つまり値段がかかるから出来ないだけの話である。つまり「ニッポン車=安くて高性能」っていう大多数の消費者が望むの図式を守るために、ニッポン車は自ずとノッポでメタボで腰高で短足なデザインになり、結果としてダサくなるのである。


 そう、5代目からのレガシィや、今のWRX-STIのデザインってのは、正にこの「ニッポン的なダサいデザイン」の典型的なソレなのである。でもって、このニッポン車的なダサさが特に顕著に表れてる車種が一つある。軽自動車である。ワタクシが軽をこの上なく嫌うのは飛ばす時のジャマになるからだけではなく(笑)純粋にダサすぎるからである。小さいなら小さいなりに積載能力も割り切っちゃえばカッコ良い軽が作れるはずなのに、何処も4ドアに異常に拘るのがワタクシにゃ理解できんのである( ̄〜 ̄)でもこの先、欧米諸国と同様の格差社会がニッポンにも訪れる→益々軽自動車に国産メーカーは傾倒するだろうから、ワタクシが国産車と別れを告げる日も遠くないなとオモタ今日この頃であった。