ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「道徳の性質および国家という組織から分離して考えることは、きわめて明白な誤謬である。むしろ、日本人にもっとも特有な卑法である」
By 石川啄木
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
CDが売れていないそうである。まぁ、原因は考えずとも分かる。合法でもダウンロードで買う方が遥かに安く済むし、非合法に至ってはタダである。コスト的な面でもそうであるが、ソレ以外にもCDって嵩張るのである。普段音楽をあまり聴かず、時折ラジオやテレビで気に入った曲を買うだけだったら別に問題ないが、ワタクシのように音楽の消費量がパネェ人間にとっては(笑)この嵩張りは結構厄介だったりする。部屋に収納するにもスペース食うし、整理整頓も面倒くさくなる。ンでもって持ち歩こうにもCDはスペースを食うし、ソレゆえに一度に持ち歩ける楽曲数も限られる。ワタクシがiPodとiPhoneを愛用してる&ダウンロード販売を重宝してる理由が正にコレなのである。CDチェンジャーやCDウォークマンは大きくて嵩張る上に楽曲を数多く持ち歩けないからである。
かと言って「CDはもう要らないのか?」と問われたら、ワタクシの答えは"ノー"である。ダウンロード販売をやるようになって常々思う事は「ダウンロード販売は味気がない」という事なのである。レストランのフルコースで一番大事なのはメインディッシュだけど、メインディッシュだけだったら寂しいのと一緒である。フルコースに食前酒や前菜やスープやデザートがあるように、音楽アルバムも曲だけじゃ不完全なのである。CDケース、ラベル、ジャケット、歌詞、ライナーノーツ。こーゆー要素も実はアルバムの一環なのである。だからワタクシは・・・
- 昔聞いてまた聞きたくなった曲や、ちょっと気になる曲→ダウンロード
- 自分の大好きなアーティストのアルバム→CD
という風に音楽を買い分けている。具体的にはこんな感じである:
ディスチャージ、ジ・エクスプロイテッドと並ぶ「元祖ハードコア三羽ガラス」の一角であるGBHのニューアルバム&初期作品のリテイク集である。上はつい最近出たばかりのニューアルバム、下がデビューから数年までの初期音源集である。そう、ニューアルバムはCDで買って、古い音源集はダウンロードで落としたのである。GBHの新曲の動画なんぞあるワケがな・・・・あるんだよなぁ、コレが(笑)インターネットの何が凄いかといえば、この無尽蔵とも思える情報量だと常々ワタクシは思うのである。では、最近のライヴ映像で、ニューアルバムからの"Unique"
1978年の結成からハードコア・パンク創世記(1980年台初頭)をリアルタイムで過ごしてきて、デビューから現在で32年。その間、シーン内では星の数ほどのバンドが結成され解散していったが、元祖であるGBHは未だ現役なのである(^_^;)しかもメンバー4人中3人がオリジナルメンバーのまんまで、15年前に今のドラマーに変わってからはメンバーは固定しているのである。GBHの何が素晴らしいかを語るのにはコレで十分だとワタクシは思う。蛇足ではあるが、他の三羽ガラスの二角であるディスチャージもジ・エクスプロイテッドも未だ現役(ディスチャージは一度解散したが)だったりする(;^_^A)
ついでに買ってきたモンもあるので、ついでに紹介するとしよう
GBHの話しした後いきなりコレでアレなのであるが、見識あるロンマニアの方はツッコまないであろうから放っとく(笑)ストーリーはコレから正にクライマックスに突入するトコで、早くも次巻がメチャクチャ楽しみだったりする。にしても、いとうのいぢの画力が上がってるのにはビックリである(^_^;)後書きでのいぢ自身「自分のふにゃけたイラストがシリアスな作風に合うかどうか」といっていたが、全然合っているのである。ワタクシ内のいとうのいぢに対する好感度がアップしたのは言うまでもあるまい(爆)
そーいえば良く考えてみたら、本も実はもう既にダウンロードで買える時代になってるのである。今はまだ日本じゃあまり普及していないが、日本でも【iPad】とか言ったデバイスが大幅に普及すれば、CD同様に勢いが付けば一気に加速する事は容易に想像できる。が、例えどんなに安くて便利であろうとも、流石にラノベだけは本で買わせてもらう予定である。理由は簡単、イラストの無い文字だけのラノベなんぞラノベじゃないからである(笑)本もCDもどんな商品もそうであるが、、中身も大事だけどトータルでのパッケージングも大事。便利さの裏で華が捨てられていくのは勿体無いと思う今日この頃であった。