アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE ART OF DROWNING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「悪しき作家とは、読者に理解できない、自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である」

By アルベール・カミュ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*よく考えよう、健康は大事だよ

 カネが貯まらないヤツの特徴とは何であろうか。絶対的な稼ぎの少ないヤツ?確かにソレもあるが、一番大きいのは「カネの使い方が分かってないヤツ」である。ムダ使いするヤツも、ケチなヤツも、カネの使い方を分かってないって時点では同じ穴のムジナなのである。例えば【お薬手帳断ろう、20円安くなる】が正にソレである。手帳が要らないって事は、つまり健康の管理をロクにしないって言ってるようなモンだからである。健康の管理が出来てなきゃ後々大きな病気になって、ソレこそ20円じゃ済まなくなる場合もあるのである:

カネの使い方がなっていない

つまり、価値のあるモンとそうでないモンの区別がつかない

区別がつかないヤツが仕事を上手くこなせるはずがない

仕事を上手くこなせないから出世できない

出世できないから給料も安い

給料が安いからカネが貯まらない

/(^o^)\

というワケである(笑)ワタクシも医者という仕事を長年やってきたからある程度分かるのであるが、やっぱ年入っても健康状態の良い人ってのは、身形だとか話し方だとか頭の良さとかがシッカリしてる場合が実に多く、その逆も然りなのである。だからカネが貯まらないのを不景気や政府のせいにする前に、まずテメェを見直してみろって話なのである。


*ウルフは友達が少ない

 テメェの自己管理が出来てなくて身形も名は仕方もダメなヤツって最後には大概「人は見た目じゃない」っていうんだけど、ソレは大間違いである。人間は見た目が9割である。ソレは差別だ偏見だ?世の中なんて古今東西、差別と偏見で回ってるモンなのである。ソレが問題だというのならば、世の中から差別と偏見を無くすために行動しやがれって話である。でもワタクシの知る限り、そういう事を言うヤツほど行動しない。つまりソイツの本性が、こういうトコにも表れてるのである。さて堅い話はコレぐらいにして、面白いモン見つけたんで報告するとしよう:

当初はダメ元で買ってもたコレであるが、やってみたら大当たりだったって話である。ゲームの内容を簡単に言うと「古き良き昔のFPSを、現在の技術でリメイクした」ってトコである。オンラインやマルチプレイは一切ナシのボリュームたっぷりオフ専用ゲーで、体力もダメージ制(一定時間ノーダメージで回復する)ではなくライフ制(ライフアイテムを取る事で回復する)である。ファルコムの軌跡シリーズなんかもそうであるが、昔ながらのゲームでも最新技術を駆使して徹底的に作り込めば、未だに全然面白いモンなのである。


 あと何が最高かって、このゲームの売りである「第二次世界大戦の最中に超科学を手にしたナチスが、その勢いで世界を支配した後のディストピア」の描写が素晴らし過ぎるのである。つまり「ナチスの科学は世界一ィィィィ!!」を体験できるのである(笑)建物や風景だけでなく、人々の会話だとか、新聞記事だとか、落書きや広告だとか、音楽や文化だとか、そんな細かいトコまで徹底して作ってるのである:

ゲーム内でコレが出た時、思わず大笑いしてしまったモンである。ゲーム内に出てくるナチス支配下のイギリスで生まれたバンドで、バンド名は「ディ・ケーファー」で、アルバムのタイトルは「青いUボート」と来たモンであるから、コレが笑わずにいられるかって話である。因みにディ・ケーファーをニッポン語に訳すと「ザ・甲虫類」であり、カブトムシは甲虫類の一種であり、カブトムシは英語でビートル。後は言わんでも分かるから省略(笑)


 そうそう、コレ以外にももう一つあったので、紹介するとしよう:

僕は友達が少ない 10 (MF文庫J)

僕は友達が少ない 10 (MF文庫J)

因みにまだ読んでないんで、インプレは出来ない次第である。まぁ読んだとしてもどうせインプレしないんで、結果的には同じだが(笑)残念な事に、表紙と巻頭カラーにしかイラストが無いのである(-_-;)ワタクシにとってのラノベってのは「小説付きのイラスト集」なので、イラストが少ないとはコレ如何にって感じである(爆)


*創作家に物申す

 マンガにしろラノベにしろ何にしろ、何故だかワタクシの好きな作品ってのは、やたらと連載中断だとか発売延期だとかが多いのである(^_^;)ワタクシも鬼ではないから、コレが事故だとか病気だとか被災だとかによるモンならば致し方ないと受け入れる。がソレ以外の個人的な理由により無断で行うのならば、ワタクシは一切許容しない次第である。繰り返すがワタクシも鬼ではない&ワタクシもネタ切れを誤魔化した回数は数知れないので(笑)気持ちは分からんでもない。でもそうだとしても、創作家や所属先は説明しなきゃダメだと思うのである。どんなに醜くドロドロしていても、作家や所属会社にはソレを説明する義務があるとワタクシは考えている。


 誰のためかって?ファンのためである。創作家が所属会社と揉めてようが、原作者とイラストレーターが互いをブッ殺したいぐらい憎んでいようが、ファンには関係の無い話だからである。作る側もプロならば、何よりもファンを大事にすべきなのである。巷で言う「ファンの事を考えて作品を作る」ってのは「ファンに媚びる」という意味ではなく、つまりこういう事だとワタクシは思うのである。ファンと作者の関係ってのは、どっちが上でどっちが下とかではなく、対等なのである。作者はファンを喜ばすために最高の作品を作り、その見返りとしてファンは作品を買いリスペクトする。繰り返すが、消費者と生産者の立場には上も下も無く、対等。ワタクシも物書きの端くれとして、改めて自覚する今日この頃であった。