アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WAKING THE DEAD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人に自分自身を理解させよう。つまり鎖につながれた二つの車輪の上で、他人から区別することを知るようにさせよう。少なくともロシアのような貧しい国では。するとその虚栄心はタイヤのように膨らみ始める。アメリカでは自動車がこの役割を果たしている」

By レフ・トロツキー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*自炊のススメ

 自炊をしようと思うのである。とは言っても、ワタクシ自身が料理をするワケではないし、作ってくれる彼女なんぞ夢また夢(笑)ココで言う自炊とは「自ら吸い込む」方の自炊、つまり紙媒体の電子ファイル化である。家に保管してある本は増える一方だけど、保存できるスペースには限界がある。だったら捨てたらいいじゃないかと思うけど、時々無性に読みたくなる時が来るんで厄介(爆)ソコで自炊の出番である。コレだったら紙媒体を処分しても中身が残るから無問題だし、保管場所もHDDさえあれば何百冊何千冊あったって非常にコンパクトに収まるし、更にはクラウド化させれば世界中どこにいてもネット端末一つで中身を取り出せる。紙ならではの手触りや親しみ?何ソレ美味いの(核爆)


 問題はスキャナーである。一応家には【キャノンPIXUS MP980】があるのであるが、いかんぜん自炊向きの機種じゃないのである(^_^;)そうすると個別に自炊用のドキュメントスキャナーを購入するって話になるのである。あと本の数も相当なモンになるので、いちいちカッターで切ってられない→裁断機は必須って事にもなる。コレで初期投資もかなりのモンとなる。たとえそうだとしても、やっぱこの便利さは他に変え難いのである。自炊を完璧に極められれば、その時は平凡な一個人が歩く図書館になる。学問の神に祈りを捧げる英知の司祭ってワケである。そんな時代が来たら、雑学自慢や知識自慢は凄い事でも何でもなくなる。その知識を実践できる人間のみが出世する、ある意味厳しい世の中である。


*良く考えよう、タイヤは大事だよ

 クルマで最も重要なパーツはタイヤ。ありとあらゆるクルマの出力は最終的には4本のタイヤに全て集中するし、どんなクルマであってもタイヤの最大グリップ以上の仕事は決して出来ない。優れたドライバーの定義は昔も今も今後も「タイヤのグリップを最大限引き出せるドライバー」である。そんなワタクシのタイヤはこんな感じである:

フロントタイヤであるが、もう説明不要なぐらい問題外である(笑)内側はもうツルツルで、ショルダーも相当削れてる。因みに【全く摩耗していない状態がコレ】だから、如何に使い込んだかがお分かり頂けるであろう(爆)サーキット行く事(FSW×3、もてぎ×1)4回、総走行距離は約1万2千キロ。十分持った方とも言えないではない。


でもってリアタイヤである。フロントよりは全然マシだが、やっぱ【全く摩耗していない状態】と比べると全然減っているのである。前だけ交換するって手もあるが、ソレやると後ろのグリップが相対的に不足する→街乗りなら兎も角、サーキットじゃ結構危ないと思うのである(^_^;)そういう方法でタイヤをケチってサーキットで痛い目見たヤツを数多く知っているので、やっぱ全交換以外の選択肢は無いのである。


*タイヤを求めて三千里

 問題は交換方法である。フツーのクルマだったら最寄りのガススタンドなりカー用品店で取り寄せてもらえば済む話であるが、生憎R35はフツーのクルマではない。タイヤがデファクト上【純正指定のダンロップタイヤ】以外の選択肢が存在しないのである。一応【ピレリP-ZERO】とか【ヨコハマADVANスポーツ】とかもサイズはあるのだが、性能が遠く及ばないからである。でもって、このダンロップ純正タイヤは日産純正部品扱い→フツーの流通ルートには流れないのである(^_^;)ソコで次の方法が取られるワケである:

  1. NHPCまたはGT-R特約サービス工場の正規ルートで購入
  2. 独自の輸入ルートを持つタイヤ屋さんで交換
  3. 海外からタイヤを取り寄せて、持ち込みでタイヤを取り付けてもらう

円高の影響があるのかどうかは定かではないが、金額面で言えば3>2>1である。ソコでワタクシは色んなルートを探ってみたのである。当初は(3)だったけど、残念ながらワタクシの界隈では20インチのランフラットを扱える店舗が殆ど無い&あるにはあったけど持ち込みNGだったのである(^_^;)次に(2)の方法を取ってみたのであるが、コレまた断念。数件当たってみたのであるが、いずれも在庫切れだったのである。在庫がある店舗はあったのだが、やっぱ工賃を含めると良い値段がする&ソコまで行くための高速料金も含めるとお得とは言えないのである。


 というワケで結論は(1)、とは言ってもワタクシんトコのNHPCではなく【ノルドさん】での交換を予約した次第である。工賃含め37〜38諭吉、安くはないが作業は確実で、しかも最新バージョンの正規品をゲットできるのであるから、安心料だと思えばお得ではある。でも同じモンを地元のNHPCで見積もったら何と48諭吉。前輪10諭吉、後輪12諭吉、工賃4諭吉。流石に「仏のロン」と言われるワタクシでも(笑)この時はキレかけたモンであるヽ(`Д´)ノ後で調べて分かったのであるが、途中で経由する中間業者がいる&保険料を結構取るからだそうである。ノルドさんはソレを介さないで直接入ってくる&保険料を取らないでも大丈夫だから、この値段で卸せるって事らしいのである。発売から5年弱経ってシステム面での改善が見られたのは良い事であるが、やっぱもう少し何とかしてほしい(特にタイヤ)と思う今日この頃であった。