アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANGL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「愛するということは不運である。お伽話の中の人々のように、魔法が解けるまでそれに対してどうすることもできないのだ」

By マルセル・プルースト


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*HID逝った

 サブタイが示す通りだが、今度はHIDユニットが逝ってしまったのである(´・ω・`)本来の納車時期&最初の延期から遅れて以来、次々と色んなトコが壊れてきやがるのである。しかも通常の使用用途じゃ考えられんような部分までも、である('A`)この前はエアコンのコンプレッサーが壊れて、3週間くらいかけて修理して、ようやく戻ってきたと思ったら、また1週間も経たない内に次はコレである:

右側のHIDユニット、つまりロービームが壊れてしまったのである。因みにポジションランプは生きていて、ハロゲンであるハイビームも生きていて、HIDであるロービームだけがダメになってるのである。でもって、原因として考えられるのが:

コレである。ヘッドライトユニット内に結露が出来てしまい、水蒸気によってHIDバーナーがショートして焼き切れたのだと思うのである。でもって、何処からリークしたのかは不明であるが、一つだけ確実なのは「ユニットを全交換するっきゃない」って事と「このままだと整備不良で違反切符を切られる」って事なので:

3週間のティアナ生活が終わったと思いきや、1週間もしない内に再度ティアナ生活に戻ってしまったって事である(笑)せめて別の代車にして欲しかったのだが、使える車両がコレしかなかったとの事である(-_-;)新しいクルマは来ない、今のクルマは壊れる、そんでもって代車は退屈。一体全体、ワタクシに何の落ち度があってこんな目に合わなきゃなんねーんだコンチクショォォォォォォォ。・゚・(ノД`)・゚・。である。


*ニッポン文化の限界

 クルマの話はすればするほど滅入るので、今日はもうコレぐらいにしておくとしよう(笑)話は変わって、ワタクシがもう繰り返し言い過ぎて今更だが【和ゲーが洋ゲーに押されてヤバい】んだそうである。記事を読むのも面倒くさいという物臭なロンマニアの方々のために、ワタクシが一肌脱ぐとしようジャマイカ(爆)

まずコレが洋ゲーのソレ


でもって和ゲーのソレ:

4つとも全部PS4専用ゲームであるが、この絶望的なまでの差がお分かり頂けたであろうか(笑)ゲームはグラフィックじゃなく中身?ワタクシに言わせれば「ゲームは9割がグラフィック」である。クルマのデザインと同じで、グラフィックの良さは没入感にそのまま比例するのである。でもってグラフィックをちゃんと作れるメーカーは、中身だってちゃんと作れるモンである。だからゲームをグラの良さで判断するってのは、強ち間違いではないのである。


 何故こうなったかって事を説明するには、今日一日じゃ余りにも短すぎるってモンである(笑)上記記事曰く「10年前は50%まであった和ゲーのシェアが、今じゃ10%ぐらいにまで落ちている」との事であるが、ワタクシはちょっと違うんじゃないかと思うのである。50%→10%って事は:

  • 和ゲーのシェアが1/5まで激減した → まちがい!
  • 洋ゲーのシェアが9倍に増えた → せいかい!

という事だと思うのである。中国だとか東南アジアだとかBRIC'S辺りとかが経済的に急成長した→ゲーム文化が急激に普及したからだとワタクシは考えるのである。でもってそういう地域でゲームやら何やらが普及した場合、果たして何処の文化が真っ先に浸透するのか?その答えは「アメリカ文化」である。ニッポンから出た事無いロンマニアの方には想像付き難いと思うが、新興国じゃ(ニッポンで言うトコの)洋楽、洋画、アメコミとかが若者文化の主流なのである。


 でもって、そのような新興地域でゲームが普及した場合、当然の如く真っ先に普及するのが洋ゲーである。何故そうなるのかと言えば、答えは「英語だから」である。インフラが整い過ぎてるニッポンとは違い、大概の新興国じゃローカライゼーションなんてやってないのである。すると習得が困難で普及度の低いニッポン語を用いる和ゲーよりも、デファクト上の国際語である英語のが十二分に普及してるだけあって習得も簡単である。マンガもそう、アニメもそう、そして和ゲーもそう。絶対的に衰退してるのではなく、他が成長し過ぎてるから相対的に衰退してるように見えるだけである。ニッポンの人口は1億3000万程度だけど、世界にゃ73億人居るんだから、そりゃそーなるに決まってるって話である。


*真のクールジャパン

 そう、和ゲーの敗因ってのは、世界の1/70でしかないニッポン市場に固執して、残った69/70を捨ててしまった事である。でもってその1/70の中で、更に少数派であるオタクにターゲットを絞ったんだから、そりゃ尚更展望なんて無い筈である。ワタクシもオタクだから分かるのだが(笑)オタクって成長だとか変化だとかを嫌うからである。テメェの世界に籠って、テメェを全肯定してくれるコンテンツを選んで、ファウスト博士宜しく「時よ止まれ、お前はあまりにも美しい」とばかりにのめり込む。ソレがオタククォリティーってモンである(爆)だからオタクをターゲットにしたその時点で、そのコンテンツは終わコンなのである。クルマで言うとVABとかVABとか、あとVABとかである(核爆)


 だから和ゲーやアニメやマンガがこの先生きのこるためには、積極的に海外へ進出するっきゃないのである。某クールジャパンみたいに国主導でなく、主役である民間主導で、である。極端な話、必要ならばニッポン市場はある程度切り捨てちゃっても構わないとすら考えている。こう書くと「ニッポンのメーカーがニッポン市場を優先的に考えるのは当然の事。海外市場なんてどうでもいい」っていう意見もチラホラ見られるが、ソレやった結果どうなったんだって話である。ニッポンはコレから高齢化&少子化社会に突入するのだから、このままニッポン市場に留まったって先細って滅ぶだけである。ソレだったら変化を受け入れて出るっきゃないって話である。さてクルマが恋しくて悲しくなってきたので(笑)さっさと寝るに限る今日この頃であった。