アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SÉCULO SINISTRO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分の評判を重視するなら、質の良い人々とつきあうべきだ。悪い仲間といるより、独りでいた方がましである」

By ジョージ・ワシントン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*悪者になりたくない人々

 類はナントカを呼ぶと言われればソコまでだが、ワタクシの周囲にはいじめられっ子やパワハラ経験のある人が結構いたりするのである(^_^;)そういう人達の話を聞き、且ついじめっ子側人間の話を聞いてみると、ワタクシ含めその人達にはとある共通点があるのである。ソレがサブタイにある「悪者になりたくないメンタリティー」である。でもって、悪者になりたくないヤツはどういうヤツなのか。答えは「能動的な魅力が無いヤツ」である。テメェに魅力が無いor魅力はあっても自信が無いから「本心を出す事で自分のイヤな部分まで見せちゃったら嫌われるっ(>_<)」って考え、本心を隠す。すると自ずとテメェの意見を言わなくなり、ややこしい事は笑って誤魔化して逃げるようになる。そーゆーヤツがタゲられ易いんだそうである。


 でもっていじめっ子みたいな加害者サイドの人間ってのは、良くも悪くもテメェの意見を持っていて、ソレ故に敵と味方の双方を持っていて、その中で上手くやってく術も身に付けている。そういう加害者サイドの人間からしたら、テメェの意見を言わない&何でも笑って誤魔化すヤツってのは「敵なのか味方なのか分かんないから鼻につく」んだそうである。でもって「敵を作らないヤツってのは、同時に味方も作れない」って事を知ってる→つまり攻撃しても反撃出来ないって事だから、攻撃するんだそうである( ̄〜 ̄)よくいじめ事件なんかで「いじめられっ子をクラスの誰も助けなかった」って言うけど、その理由がコレである。いじめられてる時に助けてくれるほど、深い人間関係にある友人が居ないからである。


 故にワタクシは悪者にならない事を止めて、今のような極悪路線を突っ走ってる次第である(笑)ちゅーのも「悪者になりたくない」の本質が分かっちゃったからである。その本質とは「自分が傷つきたくない」であり、ソレは自己中心的な感情なのである。テメェの意見を言わなけりゃ発言に責任を負わないでいいし、味方を作らなきゃ敵に襲われる事は無いし、何もしなければ攻撃してきた相手を一方的に悪者にできる。つまり何の役にも立たないけど、無暗に仲間から外す事も出来ない。そう、悪者になりたくないってのは、実は姑息な行為なのである。だからもしイジメだとかパワハラだとかを受けているロンマニアの方が居るのなら、ワタクシは「自分をさらけ出せ。敵は作っても良いから、ソレ以上に味方を作れ」とアドバイスする次第である。


ハードコア・パンクのススメ

 いきなり話は変わってアレだが、ワタクシはハードコアパンク(以後ハードコア)が大好きである。ハードコアに限らずワタクシがパンクという音楽をこよなく愛すのは、その分かり易さゆえである。ワタクシはアスペルガーなんで、基本言われた事を言葉のまんまでしか理解できんのである。健常者であるウチの”師匠”は「(歌詞が無い)インスト曲でも自然と涙が出る」と仰るのであるが、ワタクシ的には「言いたい事は直接口に出さねぇと分かんねぇよ(`ε´)」なのである(笑)その点、パンクは正にその「言いたい事を直接言う音楽」なので、ワタクシ的には非常に有難いのである。まぁ昔よっかは大分マシになったが、ソレでもやっぱ歌詞の無い曲、複雑な曲は理解が難しくて苦手である(^_^;)


とは言ってもハードコア属性の無いロンマニアの方は「ハードコアって何ぞ?」だろうから、簡単に説明するとしよう。先ずパンクって音楽の定義であるが、パンクとは「3コードのシンプルでラウドなロックンロールに、初期ロックンロールが持ってた反社会性と攻撃性を高めた音楽」といったトコである。じゃあハードコアは何かと問われたら、答えは「パンクからロックンロール的要素を排して、更に攻撃性と過激さを高めた音楽」である。まぁ文章にしても分からんだろうから、実際に聴いてみた方が早いって話である:

動画は色々あるけど、コレが一番分かり易いのである。初期から現在までの著名バンドがバランス良く並んでるんで、この音楽がどういう進化を遂げたのかが分かると思うのである。音楽の宿命と言っちゃソレまでだけど、今じゃハードコアは細分化していて、厳密に「ハードコアか否か」を定義する事は不可能である(^_^;)


*温故知新

 もしもロンマニアの方の中に「ハードコア聴いてみたいんですけど何が良いですか?」と問われたら、ワタクシは「何でも良い。どーせYouTubeで聴くならタダだし」と答える次第である(笑)まぁ今時の主流はメロディック・ハードコア(通称メロコア)かメタルコアだから、ソコんトコをググって有名ドコの音源を聴くのが一番確実なんだろうけど、ワタクシ的はやっぱ初期の原始的なハードコアのが好みだったりするのである:



いきなり新しいバンドを聴いても別に良いのであるが、その新しいバンドが基礎としている古いバンドは知っておいても損はないと思ったからである。Windows7からパソコン始めた人よりも、MS-DOSから知ってる人のが根本的な部分にまで詳しいのと同様である。古いの知ってると新しいのを聴いた時に「あぁ、○○と××から影響受けたんだね( ̄ー ̄)」って何となく勝った気になるのである(笑)


 でもって、よくよく考えてみると、ワタクシ最近の新しいバンドの音楽は殆ど聴いていなかったりするのである(笑)新しいバンドの方が良い音出してるし、音楽的バックグラウンドも昔とは比べモンにならんぐらい多いんだろうけど、何ちゅーかワタクシの耳が新しいモンを聴くのに億劫になってるトコがあるのである(^_^;)iTunesとかを開いて何を真っ先に観るかって、昔流行ってた音源だったりするのである。昔流行ってたけどジックリ聴くチャンスを逃してて、ソレをiTunesYouTubeで拾ってきて、気に入ったらソレを買うってスタイルである。つまり最初に思い出を追いかけちゃうから、新しいの聴く余裕が無いのである(爆)さて実は明日も早いので、さっさと寝るに限る今日この頃であった。