ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「失敗者は、一人に嫌われて諦める。成功者は、一人に愛されて喜ぶ」
By 中谷彰宏
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*求ム自浄能力
最近、欧米社会を悩ませる移民難民問題であるが、この問題のキモは2つに絞られるとワタクシは考えてるのである。1つ、善良な人と、善良でないヤツ及びテロリストの区別がつかない事。2つ、命は1個しかない上に不可逆的だという事である。だからリベラルな連中が「悪人やテロリストはほんの一部でしかなく、大多数は善良だ」と盛んに宣伝してても、フツーの人からすれば「でも誰が善良で誰がそうでないかなんて分らんやん(-_-)でもってソイツ等の誰かが自爆するなり銃乱射するなりしたら、当たり所が悪けりゃ一発アウトじゃんヽ(`Д´)ノ」って答えになっちゃうのである。つまり移民が嫌いなのではなく、移民を受け入れるデメリットがメリットを上回ってるから不安になってるのである。
だから【トランプ大統領が中東アフリカの一部国民の入国を一時禁止した】件についても、ワタクシの意見は「トータルで見たらマイナスだけど、でもその気持ちは分からんでもない(^_^;)」といったトコなのである。理想は確かに大事だけど、理想を追いかけるためには目の前の現実を1つずつ片付けていくしか方法が無いのであり、そして上記の「善良な人とそうでないヤツの区別が付かない」はその最たるモンなのである。
だから確かにいきなり入国禁止にするのも確かにアレだけど、だからと言って理想論だけを振りかざして否定するのはどうよとワタクシは思うのである。このまんま行ったって、互いに平行線ままで非生産的極まりないのである。キリスト曰く「人間はパンのみに生きるに非ず」という事だけど、でもパン食わなきゃ生きてけないってのもまた真実なのである。
*キング・オブ・いじめっ子
にしてもまぁ就任してまだたったの10日だというのに、もうこんだけ世間を騒がせているのだから、本来政治属性の無いワタクシですらネタにせざるを得ないのである(笑)でも何ちゅーか、トランプの嫌われっぷりは異常である(^_^;)この嫌われっぷりは誰かに似てると思ったのだが、ニッポンの安倍ちゃんと良く似てるのである。双方の共通点は何かって、嫌う人はトコトン嫌っていて、何ちゅーか「政策や政治姿勢云々以上に、ソイツの存在そのものが受け入れられない」って類の嫌われ方である。兎に角隙を見つけてはソコにつけ込んで、中身は無くてもこじつけても良いから、ただ只管に叩きまくる。政治家は嫌われてナンボの仕事だけど、こういう嫌われ方をするのって安倍ちゃんとトランプぐらいだからである。
当然、こういう事柄はワタクシの要らん好奇心をムダに刺激するのである(笑)つい最近まで「何故なんだろうなぁ〜(´ヘ`;)」って考えたけど、トランプがその答えを出してくれたのである(爆)その答えとは「二人ともバリバリのいじめっ子だから」である。特にトランプが分かり易過ぎるぐらいに分かり易いのである:
- 乱暴な言葉遣いで、自分の言いたい事をズケズケという
- 常に強気で威嚇的で、戦いと戦いに勝つ事を何よりも好む
- 欲しいモンの為ならば、相手を打ちのめし踏みにじる事を厭わない
- 自分大好きの尊大なナルシストで、自分以外の人間には目もくれない
- 身体が大きくて声もデカく、実は何気にイケメンで、しかもソレなりに高学歴
- 都会生まれのドイツ系白人
- 富裕層の家庭で生まれで、自身も事業で成功して大富豪になっている
もうコレでもかと言わんばかりに、いじめっ子的要素がトランプにはあるのである。ジャイアンの身体と性格にスネ夫の財力と出木杉の学力が加わったら、そりゃ無敵のいじめっ子になるに決まってるのである(核爆)安倍ちゃんもトランプほどじゃないけど、やっぱソレなりにいじめっ子要素が出自や性格に表れてるのである。
こう書けば、安倍ちゃんやトランプを蛇蝎の如く嫌うヤツの正体が見えてくると思うのである。そう、いじめられっ子である。いじめられっ子からすれば、こういうヤツが自分達のリーダーとなる事は、この上なく耐え難い事なのである。だからあの手この手で揚げ足を取って、何が何でも引き摺り下ろそうとする。コレは理屈や政治じゃなく、感情であり本能なのである。でもってリベラルやマスコミや映像関係や音楽関係や芸術関係の人間ってのは、元はいじめられっ子だったってパターンが結構多いのである。だからこそニッポンでもアメリカでも、この手の人々らが一丸となってトランプや安倍ちゃんを攻撃してるのではないかとワタクシは考えるのである。そう、ルサンチマンが連中を駆り立てているのである。
*嫌われ者のススメ
以前から書いてる事だけど、ワタクシはトランプの政治家としての能力は全く評価してないのである。が、ココに来て評価できる事が一つ見つけたのである。ソレは「悪者になる事を一切恐れない事」である。前任者のオバマや前々々任者のクリントン夫が良い例だけど、リベラルなヤツってのは悪者になる事をこの上なく恐れるから、所謂「汚いけどコレしか方法が無い」とか「正論だけどソレ言っちゃお終い」とかいう事が出来ないのである。だから優柔不断になるし、及び腰にもなるのである。でもトランプは最初から嫌われている&自身も嫌われ慣れてるから、ソコんトコは一切気にせずバシバシと決断して行動できる。ただ残念なのが、その決断と行動には政治的センスや見識が追いついてないという点である( ̄〜 ̄)
そう、ニッポンでもアメリカでも、今のリベラル(つーかサヨク)が勝てなくなった理由がココにあるのである。理想が先に走り過ぎてしまって、理想を唱えるだけで満足し切ってしまって、目の前にある現実問題に対し具体的且つ有効な答えを出す事から目を逸らしてしまったからである。大義の正当性とテメェの無謬性を一切疑わず、意見を違える相手と対話して妥協する事を一切せず、正義の味方が如く”悪”を”断罪”する。こんな事を続けてる限りトランプは決して揺るがないし、自民党政権が終わる事もないであろう。テメェのルサンチマンと向き合って克服しない限り、ソイツは何時まで経っても大義や無謬性に振り回される事になる。改めてそう確信した今日この頃であった。