アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

...AND NO ONE ELSE WANTED TO PLAY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「桜は散るが始まり。桜は散った時が終わりではなくて、散った時に既に次のシーズン目指してスタートしている」

By 轡田隆史


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*初めてじゃない初めて

 さて、納車から既に3日目であるが、ワタクシの新車フィーバーは依然続いている状態である(笑)試乗した時に既に分かってたけど、やっぱオープンカーの解放感はハンパないのである。街中で開けた時も結構気持ち良かったけど、コレが自然いっぱいの開放的な場所で、渋滞ナシの状態で走ると、もうヤバいぐらいに気持ち良いのである(*´д`*)惜しむべきはコレが慣らし中で、エンジンを上まで回せない事である:

場所バレを防ぐために近所の屋外駐車場を使ってる&写真に加工をしてあるから変な風になってるけど、ファーストカーと二台並べて写してみた次第である。こう比べると、如何にR35がデカいか&NDが小さいかが良く分かるってモンである。


 さて前置きは省略して、先日の続きである。写真での紹介はもう十分だと思うので、コレにて終了である。まず乗ってから感じた最初の印象であるが、ソレはズバリ「久しぶりのMTなんだけど、久しぶりって気がしない」といったトコである。本格的にMT乗るのは7年振り(試乗でMT車は何回か乗ったけど、あくまで一時的な乗車なので割愛)なのであるが、何もかにもがスムーズなのである。何ちゅーか「暫く乗ってなかった以前の愛車に数ヶ月振りに乗った」って感じなのである。無論、車内の雰囲気だとか車体感覚だとかは明らかに真新しいモンなんだけど、運転に関しては殆どと言って良いほど違和感が無いのである。ワタクシが脳内でイメージした通りに、全ての操作が繋がっているって感じである。


 しばらく考えて、漸くその謎が解けたのである。ステアリングや、ABC(アクセル、ブレーキ、クラッチの略)ペダルや、シフトノブの位置。クラッチのミートポイントや半クラッチ領域、シフトのストローク量や入れる時の程良い抵抗や、ステアリングやメーターの位置と角度。全てが理に適ってるからである。全てが理に適ってるから、各種動作において理想と現実の乖離が殆ど無く、ワタクシが脳裏に思い浮かべた通りにクルマが動くのである。だから「GDB時代はどうしていたか」を考えるまでも無く、身体に染みついた動作をそのまんま行うだけで良いのである。マツダが常々口にしてる「人馬一体」ってヤツの片鱗、何となく分かってきた希ガスのである。


*軽さは正義なり

 でもって、納車した当日、そのまんま350kmばかし慣らし走行してきた次第である(笑)350kmばかし乗ってみた後の感想は「MTとは思えないぐらい、運転がすんごい楽」といったトコである。何故楽かというと、クルマが軽いからである。クルマが軽い&トルクこそ小さいけど1速が5.087とローギアードだから、発進が軽いのである。平地の舗装路ならアクセル入れなくても1速の半クラッチだけで発進できるし、そのままクラッチ繋げばATのクリープめいてアイドリングで徐行できる。バックする時もクラッチだけで微調整できちゃうから、GDB時代と比べると楽で楽でしょーがないのである。でもって上記にある通りクラッチも扱い易い。つまりMTのネガが最小限に抑えられてて、その分MTのポジが最大限化してるのである。


 クルマが軽いからトルク小さくても加速は中々のモンだし、コーナリングしてても”吹っ飛びそうな感じ”が少ないから安心して乗ってられるし、ブレーキが小さくても思った以上にシッカリ効く。確かにエンジンが1500ccしかないから加速は少しショボいけど、ワタクシが想定してる「街乗りメイン&ミニサーキットとジムカーナを少々」って使い方には十分&ROMチューンで十分埋め合わせが効くので、ワタクシはソレで良いと思ってる次第である。もし欧米仕様めいて2000ccが同時に発売されたとしても、ワタクシは1500ccを選ぶ次第である。このクルマの場合、加速やパワーのメリットよりも、軽くした事による重量バランスとコーナリング性能のメリットのが大きいからである。


 だからこう言っちゃアレだけど、2000ccを欲しがるヤツの相場は決まってる。サーキットへ行かない、ワインディングも滅多にしない、直線でしか踏まないようなヤツである。加速以外のメリットが分からんから、加速のデメリットを気にしてしまうのである。言っちゃ悪いが、そういうヤツはロードスターではなく、ZZR1400とか隼とか、そういったリッターバイクを買うべきである。リッターバイクならNDの半分の値段で買えるし、直線加速だけならヘタなスーパーカーよりも断然速いからである。でもワタクシは、そんな速さには全く興味が無い。そういう速さは刺激こそ強いけどすぐに飽きるし、飽きたらまたパワーアップしたくなるし、ムダ遣いの悪循環だからである。


*燃費も正義なり

 ただ、欠点が無いワケではない。一番の欠点は何と言っても「狭い」という事である(笑)抑々クルマが歴代最小クラスの小ささな事もあるけど、ワタクシも結構デカかったりするからである(爆)あと一番の課題はシートであり、ワタクシの身体に合わない上に、ホールド感が弱いのである。足回りやホイールとかは後回しで良いとしても、シートだけは早めに何とかしたい次第である。でも、コレを見ればワタクシ的にも大満足である:

燃費であるが、こんだけ良いのである。ハイオクなのがアレだけど、ソレでもワタクシが予想していた以上に良いのでビックリである。R35の燃費が7km/l前後だから、その倍は確実にあるのである。NDの燃費が良いというか、パワーとトルクが4倍以上あるにも拘らず燃費が半分で済んでるR35がアレというか、兎に角セカンドカーの維持費や自動車税を燃費だけでペイできるってのは良いモンである。


 何ちゅーか、ロータリーエンジンが廃れた理由がものすご〜〜〜〜〜く良く分かった希ガスのである。ロータリーは燃費が悪いからである。スポーツカーに燃費を問うのはどうかって?大いにアリである。エンジンにおいて「燃費が悪い」って事は、ソレ即ち「効率が悪い」って事だからである。故にホントに優れたスポーツカーってのは(出力の割に)燃費が良くなけりゃダメなのである。だから2017年に登場が噂されている、RX-8の後継ロータリーエンジン新車にワタクシが注目してるのも「果たして(出力の割に)燃費の良いエンジンなのか」ってトコなのである。さて、ND用のシートを求めてネットサーフィンしたいので(笑)お暇する今日この頃であった。