ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「燃料を節約して炎を静かに燃やすようなら、人生は意味がないものになる」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*ハイブリッドの真実
省燃費は良い事だとワタクシも思う。ハイブリッドカー?大変結構である。ただしソレは、ちゃんとしたエコ運転が出来た上での話である。ワタクシは今まで色んな人が運転するクルマに乗ってきたが、丁寧な運転が出来る人ってホント少ないのである。信号が青になったら当たり前の様にアクセルをベタ踏み。赤信号になったら当たり前の様にブレーキをドカ踏み。渋滞は当然の如くクリープ頼りのストップ&ゴー。酷いのになるとカーブは減速しないでそのまま曲がって、レーンチェンジも急激に曲がる。だから【エコカーの実燃費はカタログの4割落ち】なんて事になるのである。流石にカタログ燃費は特殊な電子制御を駆使&低燃費運転に特化したテストドライバーじゃなきゃ出せないからアレなのだが、エコ運転さえ出来れば(使う環境にもよるが)カタログ燃費の8割〜9割は出せる。ワタクシの場合、こんな感じである:
- 燃費を出すコツは何と言っても「エンジンを回さない」に限る。発進は緩やかに行い、ギアチェンジはなるだけ早めに。
- 自転車同様、クルマは停止からの発進が一番燃料を食う。だから赤信号を予測して減速するなりして、可能な限り停止しない。
- 渋滞時もストップ&ゴーはやらない。前のクルマの動きを予測しながら加速減速し、常時クルマが動いてる状態にする。
- 可能な限り低速トルクの大きいorトルクウェイトレシオの大きいクルマを選ぶ。
たったコレだけで燃費は1〜2割良くなるモンなのである。メーカーがお客様の声を重要視するのは当然の事だが、ワガママまで聞いてやる必要はワタクシは無いと思うのである。でもクルマ文化後進国ニッポンの顧客のワガママを大いに取り入れたメーカーがニッポン最大の自動車メーカーになっちゃって、しかもそのメーカーが低燃費競争を煽っちゃったから。結果としてカタログスペックだけが独り歩きするエコカー全盛期になっちゃったのだとワタクシは思うのである。
*人喰い戦士と自殺傾向と姉妹達の雑音
ニッポンだけじゃなく他のアジアンカーもそうであるが、やっぱクルマ文化の影響って大きいのである。走りを追求した歴史を飛び越えて、商品や道具としてのクルマしか知らないから、どうしても後者だけに特化してしまうのである。さてそんな事より、久々にCD買っちゃったんで、そっちの話にしよう(笑)
- アーティスト:Voivod
- 出版社/メーカー: Noise
- 発売日: 1999/02/16
- メディア: CD
いきなり悪趣味なアルバムジャケットであれだが(笑)カナダのヴォイヴォドが1988年に発表した4枚目のアルバム&収録曲の"Tribal Convictions"である。偶然にもCD屋で見つけて、欲しくなっちゃったんで買ってきたワケである。ヴォイヴォドの楽曲全般に言える事だが、複雑な曲調&テンポがコロコロ変わるので最初はとっつき難いが、気に入るとスルメみたいに良い味を出してくるのである。クルマは新しいのが好きなワタクシだが、こと音楽に関しては古臭いんだよなぁコレが(笑)
- アーティスト:Suicidal Tendencies
- 出版社/メーカー: Suicidal Records
- 発売日: 2013/03/26
- メディア: CD
再度悪趣味なアルバムジャケットでスマソ(笑)スイサイダル・テンデンシーズが2013年に13年振りに発表した13曲入りの新アルバム"13"と、収録曲の"Cyco STyle"である。メタルorハードコア属性のあるロンマニアの方は「スイサイダルまだやってたんだ(゚д゚)!」と驚かれるだろうが、ワタクシも同じぐらい驚いたんでご安心あれ(爆)だからアルバム買ってきたって話なのだが、相変わらずのスイサイダル節には懐かしさと安心感を覚えた次第である。
sister's noise(通常盤)TVアニメ「とある科学の超電磁砲S」オープニングテーマ
- アーティスト:fripSide
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2013/05/08
- メディア: CD
ヴォイヴォドやスイサイダルからいきなりコレでアレなのだが、少なくともアルバムジャケットに関しては遥かにマシになったと確信している(笑)てかワタクシがCD屋行ったのはfripSideの新シングル買いに行ったのであって、その傍らで同じCD屋にある「HR/HM」のコーナー寄ったらヴォイヴォドやスイサイダルのアルバムあったんで、ついでに買って来たって顛末である。でも良く考えると、CD屋でCD買うのって久々だったりするのである。何せ何時もアマゾンかダウンロードだったんで(^_^;)
*マニュアルのススメ
話は戻るが、だからワタクシはMT車の重要性を説くのである。スポーツカー?否、日常生活に使うファミリーカーこそMTなのである。ワタクシが上記に挙げた省エネ運転の方法って、MT車乗ってりゃ自然に身に付く事ばかりである。半クラッチやってりゃ&失敗してドカンと繋がって急発進した経験があれば、自ずと発進時のアクセルベタ踏みは無くなる。エンジンブレーキ&停止寸前にクラッチ切る癖があればブレーキのドカ踏みもしなくなる。でもって渋滞でのクラッチ操作の煩わしさを知ってれば、自ずとムダなストップ&ゴーはやらなくなる。ソレより何より、エコカーにホントの意味で向いてるのはMTだとワタクシは考えるのである。CVTは70%、ATは85%の伝達効率しかないが、MTなら伝達効率が98%である。何故欧州車がエコカーにMTの亜流であるDCTを採用してるのかと言えば、つまりそーゆー事(乾式DCTは95%、湿式は90%)だからである。
でもニッポンでソレ言うと「不親切だ」「メーカーが何とかしろ」って言われちゃうんだよねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌こう言っちゃアレだが、ニッポンの消費者は企業に依存し過ぎである。企業が余りにもお客様の声を重視過ぎるから、消費者側もワガママを聞いてもらう&叶えてもらうのが当たり前だと考えていて、責任までも全部企業に丸投げしてしまっている。だから自分で何とでも出来るような些細な事でも、すぐ怒り出してクレーム入れるのである。更に都合の悪い事は、判官贔屓の大好きなマスメディアが売り上げのために無暗に事を過剰に煽り立てて、ライバル企業もコレを利用してシェアを奪おうとする。だから企業も理不尽なクレームを受け入れざるを得なく、結果としてクレームばかりを気にした後ろ向きな商品ばかりが市場に溢れ出し、結果として活気と競争力を奪ってしまっている。今ニッポンに元気が無いのは政府や経済界だけのせいではなく、自分で考え自分で行動しない納税者や消費者の責任でもある。つくづくそう思う今日この頃であった。