アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BROUGHT BACK TO LIFE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「商売はごまかしの学校だ」

By マルク・ド・ヴォーヴナルグ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*クソどうでもいい話

 クルマにおいて、燃費を追求する事が悪い事だとは全く思わんのである。何故なら「燃費が良い」という事は「燃焼効率が高い」という意味でもあるから、ソレ即ち高出力なエンジンであるという意味だからである。燃費を追求する事は良い事なのであるが、ただしソレは高効率エンジンを作った際の副産物としてのソレに限るのである。今のエコカーと呼ばれるクルマの何がダメって、燃費が主産物になってるトコにあるのである。でもって低燃費と低価格ってのは、本来両立し得ないモンなのである。だからソレを達成しようと思えば【日産も】【スバルも】【スズキも】【アウディも】多かれ少なかれ不正をやらなけりゃならんのであり、バカバカしい事この上ないのである┐(´д`)┌




 何故燃費などという曖昧なシロモノを0.1km/Lに至るまで重要視するのか、ワタクシにゃサッパリ分からんのである┐( ̄ヘ ̄)┌燃費なんて運転のし方、使用用途、使用してる地域、使う季節、ガソリンやオイルの種類等々で思いっきり変動するシロモノなんだから、拘るだけムダってモンなのである。だからワタクシにとっちゃ上記の燃費不正云々のニュースなんてのは、サブタイの一言で全部お終いなのである(笑)抑々カタログに載ってる燃費そのものが大ウソ以外の何でもないんだから、ソレを全く追求しないで燃費検査時の不正なんていう小さいウソを血なまこに追いかけて追及する。正に諺で言うトコの「木を見て森を見ず」そのものである。燃費がそんなに大事ならば、一番の選択肢は「クルマに乗らない」一択なのである。


*The代車

 だからコストパフォーマンスという面で燃費を考えるのなら、やる事は一つである。どんな車種でも良いから、ソレを可能な限り大事に長く使うのである。有名な話だけど、ハイブリッドカーを買って元を取ろうと思ったら、最低でも12万キロ走らないと元は取れないのである。燃費云々、エコ云々に騙されない。コレが賢いクルマの買い方&乗り方である。さて話は変わって:

漸くNDを車検に出して、その代車として【デミオ】が来たのである。実はND以外の今時のマツダ車ってジックリ乗った事が無かったんで、今回こうして乗ってみたのである。因みにグレードはXDツーリングの6AT、つまりディーゼルである。ディーゼルのコンパクトカーに乗るのは初めてなんで、代車は結構楽しみにしていたのである。



 ワタクシは以前から「街乗りオンリーならばEVやディーゼルは極めて有用」と言ってきたが、ホントその通りだと実感したのである。ちゅーのもアウトバーンのあるドイツと違って、ニッポンの法定制限速度は時速100キロしかないのである。つまり重要なのは最高速度を叩き出すための馬力ではなく、制限速度まで気持ち良く加速するためのトルクの方なのである。だから低速からぶっといトルクを叩き出せるモーターやディーゼルエンジンは、街乗りオンリーならば極めて有効なのである。このデミオディーゼルだけあって中々の加速をするのであるが、でも以前に乗ったリーフのモーターと比べると、やっぱパンチ力が物足りないのである(^_^;)欧州各社がディーゼルを捨ててEVにシフトしていく理由が良く分かるってモンである。



 あともう一つ良かったと思うのが、ドラポジである。ワタクシはどうも国産車のコンパクトカーとは相性が悪く、今までドラポジのシックリ来る国産コンパクトカーに出会った事が無かったのだが、今回ようやく出会えたのである。どうやら【ドラポジはマツダの拘りポイントの一つ】らしいけど、実際座ってみると中々良いモンなのである。流石に車体が小さいからアテンザCX-8ほど余裕は無いが、ソレでもこのサイズのクルマと考えれば十分過ぎるほど合格点を与えられるのである。ワタクシのジャスティスの1つに「ドラポジがダメなクルマは他がどんなに良くてもダメ」ってのがあるが(笑)今のマツダのクルマってのは十分過ぎるほどワタクシのジャスティスに答えてるとも言えるのである。


*Theダメ出し

 ただしこのクルマ、良い事ばかりではないのである。一つはエンジンだけど、ノイズは抑えてあると言っても結構ガラガラ言うのである(^_^;)マニュアルモードにして上まで回してみると、そのガラガラ音や振動までも大きくなってしまうのである。些細な事だけど、塵も積もればナントカってヤツである。次にインパネ上部についてるHUDだけど、コレが結構チラつくのである。CX-5とかだとフロントガラスの向こうに見えるように投射されててチラつかないから良かったのであるが、まぁそういうヒエラルキーのクルマなのであろう。コレもまた些細な事だけど、塵も積もればナントカってヤツである。まぁ値段相応っちゃ値段相応なんだろうけど、ワタクシはソコんトコ五月蠅いヤツなんで(笑)


 あともう一つ言うと、Bピラーである。車体サイズが小さいのに5ドアだから、ワタクシのサイズに合わせてシートを調整すると、乗り降りする度にBピラーが干渉してくることになってしまうのである。この手のコンパクトカーは割り切って4シーターではなく2+2にして、ドアを3枚にした方が乗り降りがゆったりできてワタクシの好みなのだが、残念ながら3ドアのハッチバックってのはニッポンじゃ絶滅種なのである('A`)Bピラーがあった方が剛性的に有利?ドアが5枚あって5人乗れた方が買って貰い易い?ンなモンは全部メーカー側の都合であって、顧客のニーズでは決してない・・・と熱くなるのもアレなので(笑)もうさっさと休んじゃおうと思う今日この頃であった。