ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「相手とともに大いに楽しむ気質の者は、たとえ大した教養や機知がなくても、常識があり、その立居振る舞いに何となく人なつっこいところがあれば、偉大な才能がありながらもこうした気質に欠ける者よりも、人の心を大きく動かす」
By ジョセフ・アディソン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*移民賛成派による規制強化論
先日は移民問題の話をしたが、先日の内容だと「ロンは移民反対派」「ロンはネトウヨ」とか言われそうなので(笑)ココで一つ補足しておくとしようジャマイカ。先ずワタクシの立場であるが、ワタクシは寧ろ移民賛成派である。ちゅーのも、ニッポンがニッポン人だけでやっていこうとしても、もうコレ以上はムリだからである。生活レベルが上がれば、出生率は自ずと下がる。コレはニッポンに限らず、殆ど全ての先進国の宿命である。だからニッポンの繁栄を保とうと思ったら、もう移民しか方法が無いのである。でもヨーロッパみたいに無差別に受け入れると、移民とニッポン人の間にデカい溝が出来てしまうのは火を見るより明らかである。
だからワタクシは【法務省の第4次出入国管理基本計画】は良く出来てると思うのであり、ワタクシの考えも大体コレと似たようなモンなのである。即ち「先ずはニッポン社会に高く貢献できるホワイトカラーの移民から受け入れる」というモンである:
移民を無差別に受け入れると、ニッポン人と移民の間に溝ができる
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溝ができるとソコから限の無い疑心暗鬼の波が生じて、溝が益々深くなる
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( ゚Д゚)マズー
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先ずはホワイトカラーを優先的に受け入れる
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教養と技能のある移民ならば問題は起き難いし、文化を受け入れ易いからニッポン人とも上手くやれる
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ニッポン人の間に「移民も悪いモンじゃない」ってイメージを作る
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ソコから徐々にブルーカラーの移民も増やしていく
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ニッポン人とブルーカラー移民の間の溝に、ホワイトカラー移民が橋渡しとなる
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(゚д゚)ウマー
というワケである。移民側も自分と同じ外国人の言葉なら耳を貸すだろうし、ニッポン人側もニッポンのやり方に理解のある移民が仲介するのなら会話に応じるだろうからである。問題は「アメリカに根こそぎ持ってかれちゃう優秀な移民を如何にしてニッポンに呼び込むか」であるが、ンな事はワタクシの知ったこっちゃないのでパス(笑)異文化の観点を持った優秀な人間の言葉は非常に貴重、コレはマジな話である。
*新時代へのインパクト
まぁ今日はネタも無いので、まったり進行で行く予定である(笑)話は変わって、ワタクシはエコカーを決して否定しない。一滴のガソリン、1Aの電気を可能な限り有効に使う。コレは機械の進化として正しい事だとワタクシも思うからである。じゃあ今のエコカーの何が問題かって、燃費を叩き出すために色んなモンを犠牲にしてるトコにあるのである。転がり抵抗を減らすためにグリップを極限まで減らしたタイヤだとか、軽量化のために最低限の衝突試験だけしかクリアしてないボディーだとか、過度な空力追及のせいで似たり寄ったりになって面白くないデザインだとか、兎に角色々あるのである( ̄〜 ̄)ワタクシはソレが嫌いだから、エコカーに興味を示さんのである。
でもってそんな中、省燃費ブームの火付け役となった世界初のハイブリッドカー(以後HV)であるアレが【この度フルモデルチェンジする】んだそうである:
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というのがワタクシの素直な感想である(笑)まぁ何だかんだ言ってプリウスはニッポン車を代表する車種の一つ&食わず嫌いはアレなので一通り見てみたが、やっぱ全くと言って良いほど興味が沸かないのである(^_^;)
この手のエコカーの常套手段であるカタログ燃費詐欺だとか、相変わらず安っぽさ全開のインテリアもそうだけど、ソレより何より看板車種には欠かせない「トヨタが示したい新しいクルマの未来」ってヤツが見えてこないのである。初代プリウスの何が凄かったかって、何から何までイノベーションの塊で、1997年という時代も相成って「この革新的なシステムを以って、我がトヨタが21世紀のクルマ業界の覇権を握るッ!」っていうクルマから感じる意気込みがハンパなかったのである。クルマのスタイリングの概念を変えた二代目以降その意気込みはドンドン薄れていき、4代目になると殆ど何も感じられんってのがワタクシの素直な感想である。
*たかがバッテリー、されどバッテリー
ワタクシは常々思うのである。もしもバッテリーの容量出力が今の三倍あれば、間違いなくHVがクルマ界の覇権を握ったであろう、と。電気自動車(以後EV)もそうだけど、結局バッテリーが足を引っ張ってるせいで、ヨーロッパ勢のダウンサイジングターボに先を越されてしまったって話である。今のWECのポルシェが良い例であるけど、HVのキモってのはエンジンじゃなく、モーターなのである。鉄道だって電車が出て以来、ディーゼルはほぼ完全に駆逐されてしまったのと同様である。電力の供給さえ十分ならば、モーターのがエンジンよりも優秀なのである。だからHVで覇権を握ろうと思ったら、バッテリーが何よりも重要であり、バッテリーが進化しなければHV終了なのである。
まぁ何だかんだ言って、クルマの究極の形はEVなのである。PHVだとかPHEVだとか、或いは燃料電池車とかも、結局はゴールであるEVまでの繋ぎでしかないワケである。F1もWECもエンジンは年々小さくなっていってる&モーター出力が年々増えていってるんだから、遅かれ早かれ市販車もそっちの方向に行くことは確実である。某機関の調査だと2030年には世界のクルマの4割ほどがEVになる→先進国だと半分以上がEVになる事が容易に考えられるってワケである。その時になったら多分「EVスポーツカー派vs化石燃料スポーツカー派」の激しい論争が予想されるので(笑)その当時にこのブログがまだ存続していたら逐次ネタにしていこうと思う今日この頃であった。