アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ECLIPSE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「電気を発見したのはベンジャミン・フランクリンだが、電気で金を儲けたのはメーターを発明した人だ」

By アール・ウォーレン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*結婚しない自由、結婚しても子供を作らない自由

 上記のサブタイは、ワタクシが結婚についてもっと尊重してほしいと願う事である。世の中には障害や病気なぞがあって結婚が望めない人や子供が望めない人が少なからず居るのもそうであるが、健常で生殖能力があっても結婚や子育てに向かない人も思いの外居るからである。だから【「子供作らないの?」と聞いてくる人】の投稿者に対しても、ワタクシは理解を示す次第である。夫婦生活や子育てに向いていないのに世間体に押されるがままに結婚して子供を作って、そんでもってロクに愛情を注げないから形だけで中身スカスカの機能不全家族が出来上がって、一緒に暮らしてても誰一人幸せにならない。ワタクシはワタクシの家族がそうだったから、この投稿者の「子供は要らない」発言を尊重したいと思う次第である。


 が、ワタクシはこの投稿者とは仲良くなれそうにないのである。何故かと言えば、この投稿者は「万が一妊娠した場合は死ぬか堕胎します」と発言したからである。この一言でワタクシは「あぁ、この人は自分も他人も大事にできない、自己肯定感の低い自分勝手なヤツなんだな」って理解してしまったからである。多分この投稿主も機能不全家族の下で育って、真っ当に家族を愛したり愛されたりって経験が不足してるから、自分や他人を大事にする術を知らないのである。でもってそういうのってフツーの家庭に育った人には想像できないが故に、中々理解されないモンなのである。投稿主がやたら攻撃的なのは、恐らくそういう事なのであろう。何故分かるかって、ワタクシもそういう環境で育ったからである。理解できるからこそ、同族嫌悪ってヤツが働くのである(笑)


*電気自動車の時代がやってきた

 話は思いっきり変わって、ワタクシは数ヶ月前に【新型リーフ】をディーラー敷地内でのみ試乗した話をしたのであるが、漸く今回実際に公道に出れたのである。ワタクシが真っ先に感じたのは「前のと比べて走りが格段に良くなった」って事である。モーターとバッテリーがリニューアルされてパワーアップ&容量アップしたのもあるけれど、ハンドリングが進化してるのである:

動画でも言ってるように重量物であるバッテリーが床下に敷き詰められているから低重心になってるのもだけど、サスペンションがビックリするぐらい良いのである。確かに街乗り向けだからスプリングは柔らかいんだけど、ダンパーが良く出来ていてるから腰がシッカリしてるのである。柔らかいなりにタイヤグリップをシッカリ保持してるから、コーナリングが気持ち良いのである。パワーとトルクがあってコーナリングが良いのだから、楽しくない筈がないのである。


 あとワタクシが感心したのが【搭載されてる先進技術の数々】である。最初ワタクシは「クルマに運転を任せるなんて退屈じゃん(´△`)」とか思ってたけど、実際使ってみると結構便利なのである。ワンペダルの方は回生ブレーキもあって多少慣れが必要だけど、慣れてくると意外と便利なのである。あとプロパイロットについては、こんな感じである:

どんなシチュエーションでコレが役に立つかって、渋滞時などのクルマの多いシチュエーションである。渋滞時は何がしんどいって、ペダル操作である。せわしなく動く上に常に緊張してなきゃならんから、渋滞になると足がとにかく疲れるのである(;´ρ`)が、コレならセットしておけば、両手をステアリングに置いてさえいれば勝手にストップ&ゴーをやってくれるから楽なのである。あとアラウンドビューとインテリジェントルームミラー、ただ死角が無くなるだけだと思われるけど、死角が無くなるだけで運転ってビックリするぐらい楽になるのである。何故なら殆どの事故は死角から起こるモンであるから、死角が無くなるって事は安心感を増やす事につながるからである。


 ワタクシは元々アンチEVではなかったけど、今回体験してみて益々EVが気に入ったのである(^-^)EVになって自動運転になって、確かに失うモンも色々あるかも知れないが、ソレ以上に得られるモンもあるからである。日産だけじゃなく世界中のメーカーがEVや自動運転の研究に余念がないのも、偶然ではなく必然なのだとワタクシは理解したのである。あとワタクシが期待してるのは何かって、やっぱコレのNISMOグレードである:

元々パワーとトルクがあって足回りはシッカリしてるんだから、ソレに加えスプリングを固めて車高を落として、そんでホールド性の良いバケットシートを入れれば鬼に金棒になる事請け合いナシなのであるが、このNISMOカスタムこそが金棒なのである。モタスポでどのぐらいの戦闘力を発揮するのか、ワタクシも気になるトコである。


パラダイムシフトの時間だああああああああ

 もう既にそうなってるけど、EVの時代は「来るか来ないか」ではなく「いつ来るのか」である。ディーゼルエンジンは2030年まで、ガソリンエンジンは2040年までと言われていて、ヨーロッパ各国でも2040年を目処に内燃機関車の発売を禁止する方向に動いてるのである。でもってニッポンでも【トヨタが2025年以降は内燃機関オンリーのクルマは作らない方針】を打ち出したのだから、最終ゴールがEVである事は火を見るよりも明らかである。


最近、あっちこっちのスーパーカー専業メーカーが高額な限定車出しまくってるのも、つまりそういう事らしいのである。EV時代が来たらテメェ等のブランド価値が何処まで保てるか分かんないから、まだガソリンエンジン時代である今の内に稼げるだけ稼いでおこうって魂胆らしいのである。何ちゅーか、クオーツが登場した時の時計メーカーと似たようなモンである。


 でもってワタクシが個人的に気にしてるのは「その時代になったらスポーツカーはまだ残ってる&モタスポもまだやってるのは間違いないとして、チューニングショップとかはどうなっちゃうんだろうか?」って事である。今だって既にチューニング屋はHVやEVに対して手も足も出ない状態なんだから、このまま行けば更にシャレにならなくなるって話である。パワーアップは捨てて足回りでやっていこうと思っても、その足回りすらも電子制御化が当たり前になる日もそう遠くは無いのである。多分旧車専門なトコ以外、殆どのチューニングショップが無くなっていくんじゃないかとワタクシは思うのである。果たしてチューニング業界はこの先生きのこれるのか、色んな意味で興味深い今日この頃であった。