アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BREED THE KILLERS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「勝つというのは生き残ることだ。五分の魂を失わないで生き残ること。それが勝つということだ」

By アラン・シリトー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ドリフトがこの先生きのこるには

 冬季五輪が終わったのである。冬季五輪を観てて思った事は「やっぱ客観的で具体的な基準で競う競技の方が観てて面白い」って事である。フィギュアスケートとスノボハーフパイプは未だに何がどう凄いのかがサッパリ分からんが、スピードスケートとボブスレーは何がどう凄いのかがハッキリ分かるから面白いのである。ちゅーのも芸術点って言われても、ワタクシ的には「何がどう美しいのかなんて人其々なんだから、点数なんかあってないようなモンじゃん( ̄Д ̄)」ってなって、どうも萎えてしまうのである(笑)だからモタスポにおいても、スプリントレースや耐久レースやラリーやジムカーナなどは明確な基準があって分り易くて好きなのであるが、ドリフトはどうしても好きになれんのである(^_^;)


 そんなドリフトにおいて、この度【ドリフトキングダム】なる新しい催しモンが始まったらしいのである。詳しくは【こっち】に書いてあるから詳細は省略するが、どうやらドリフトマッスルとかやらの後継的なイベントらしいのである:


でもってワタクシがコレ等の動画を観て一番印象に残ったのが「相も変わらずのドリ車の古さ」である(笑)ワタクシは常々「ニッポンのクルマ文化は2002年で時間が止まっている」と言っているのであるが、正にドリフトがモロにソレなのである。今回のコレのエントリーリストを見てみたのであるが、2002年以降に作られたクルマが一台も見当たらないのである(´ヘ`;)言うまでも無いと思うが、今は2018年、2002年から既に16年も経っているのである。


*M45A1のロスを削り取れ

 今だったら最初にドリフトに夢中になってた世代が現役だから、コレはコレで何とかやって行けると思うのである。が、10年後20年後はどうなるんだって話である。子供がコレ見て「俺もドリフトしたいッ!」って思っても、何に乗ればいいんだって話である。状態良好な中古車の在庫も年々減っていくだろうし、MTは益々以って希少化するだろうし、EV時代や自動運転時代はもう目の前である。正にクルマの過渡期と言っても差し支えない今において「コレが未来のドリフトだッ!」っていうビジョンが全く見られないのである・・・といった小難しい話は置いといて(笑)話題を少し変えるとしようジャマイカ

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今回の特集はYオーナーによるドラテク講座であるが、ぶっちゃけショップでYオーナーから直に聞いた話が殆どなので、珍しいモンは余り無かったりする。ただ「まずは限界の101%のトコを目指して、ソコから修正して101%〜99%間でクルマをコントロールする術を身に着けるべし」ってのは初めて聞いたので、コレだけは参考にしたい次第である。ただそういう事が分かったからといって、実際できるのかどうかと問われれば話は別である(笑)


先日サバゲー行った時、フィールドで本体+予備マガジン2本が売ってたんで、ドサクサ紛れに買ってしまったのである(笑)何故買ってしまったかって、予備マガジンがあったからである。東京マルイの新製品って本体を入手するのは然程困難じゃないのであるが、予備マガジンを手に入れるのが難しいのである。でもって今回は予備マグを必要なだゲットできる状況だったからこそ、この機会を逃すワケには行かなかったのである。早速カスタマイズを施したのであるが、ソレについてはまた後日である。


*発祥地という名の自縄自縛

 ドリフトがニッポン発祥のモタスポである事は有名な話である。が今のドリフトの現状ってのは、この「発祥の地である」って事が仇になってるんじゃないかと思うのである。何ちゅーか「我々がドリフトの本家であるッ!」って自負が強すぎるあまり、新しい事が中々できないって感じにである。特にニッポン人ってのは保守的な側面が強いから、より一層オリジナルとしての自縄自縛が多いのである。例えば上記の「2002年以降のクルマが無い云々」にしても「外車でドリフトする」って発想が殆ど出てこないのである。マスタングだとかカマロだとかコルベットだとか、ハイパワーでドリフトに向いてる車両はソレなりにあるにも関わらず、不思議なぐらいに乗ってるヤツが少ないのである( ̄〜 ̄)


 何故そうなるのかを色々考えてみた結果、ワタクシが辿り着いたのは「頭文字Dと、その基になったニッポンの峠文化が原因なんじゃないか」という結論である。この影響が余りにも大き過ぎて、何時の間にか「ドリフトはハードなチューニングを施したニッポン車でやるモン」って固定概念が強く残ってしまったんじゃないかと思うのである:

今でもニッポンのクルマ界隈じゃこの世代が一番多くて、そしてワタクシの知る限りアタマの固いヤツが実に多いのである( ̄〜 ̄)未だに「クルマはFRガー」「スポーツカーはMTガー」「値段は300諭吉前後ガー」「外車は遅い上に信頼性ガー」って言い続けてるヤツら的には、今時のクルマや外車によるドリフトは受け入れ難いモンがあるのであろう。とは言っても繰り返し言うが、今はもう2018年で、2002年は既に16年前である。どんなにイヤだと言っても、時代の変化からは逃れられない。そう思う今日この頃であった。