ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「推理する能力を持っている人はたくさんいるが、判断する能力を持っている人は少ししかいない」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*拘り強めの繊細なヤツ
オタクとはどういう人種であるか。ワタクシの答えは「基本的に自己愛の強いヤツ」である。何故オタクのファッションや体形がアレなのかって、自己愛が強いからである。フツーの人ってのは基本的に「他人にどう見られるか」を気にしていて、ソレに対し自分のソレに問題があるなら「服装を整えよう」とか「体形を維持して髪型を整えよう」って考えるのであるが、オタクはそうじゃないのである。その自覚があろうともなかろうとも、自己愛が強いが故にテメェ自身を否定できないから、見た目と体形がアレなヤツが少なくないのである。オタクが自身の好きなモンを否定されると烈火の如く怒るのは、自己愛が強いが故に「好きなモンに対する否定=自分自身に対する否定」って捉えてしまうのである。
ソレと同時に、その自己愛が自分の周りの人々や世間に受け入れられなかったり、時にはバカにされ嘲笑されてる事も少なからず自覚してるのである。でもってソレに対抗したくても、自分にはその力が無い事も自覚しているのである。そうすると上記の自己愛と合わせてオタクの被害者意識は強くなってしまい、少しでも否定的な事を言われると「コイツも俺を否定するのかッ!」って過剰反応してしまうのである。コレが【某声優によるオタク論】に関するワタクシの見解である。こう書けば、声優だとかアイドルだとかの云々でオタクが過剰反応する理由が分かると思うのである(笑)よーするに「この人達なら俺達の事を分かってくれるッ!」って期待が裏切られたと感じるから、自己愛が故に反発するのである。
*アスペルガーにとってのアドベンチャーゲーム
話は変わって、ワタクシはアドベンチャーゲームが好きである。アドベンチャーゲームと言っても、近年のストーリー主体のプレイヤーが受動的になるタイプのソレではなく、能動的に自分で考えて謎を解き明かすタイプのソレである。昔ガラケーだった頃はその手のゲームが沢山あったのであるが、今ではスマホになった所為か受動タイプのアドベンチャーゲームばかりになってしまったのである(´・ω・`)ワタクシが人生で初めてプレイしたアドベンチャーゲームはベタだけど「ポートピア連続殺人事件」でありクリアに3年ほどかかってしまったのは良い思い出である(笑)昔はネットなんて無かったんで、ファミコン雑誌や攻略本、そして友達との口コミが攻略のキモだったんで、そりゃぁ時間がかかったモンである。
何が難しかったかって、まず最初に「こめいちご」の意味が分からなかった事である。今となっては短縮ダイヤル(*)を”米”に見立てたんだと分かったのであるが、あの当時はマジで分からんかったのである(^_^;)あともう一つは「文江の兄貴=ヤス」って事が想像できなかった事である。何故想像できなかったかって、ゲーム内にソレを直接示すような証拠(写真、公的文書など)が1つも無かったからである。よくよく考えるとヤスが早々に事件を打ち切ろうとしてたり、耕造の隠し日記を見て文江の兄貴に同情してたシーンがあったのだけど、ワタクシはソレを「でもソレは直接の証拠じゃないから、状況証拠だけで問い詰める事は出来ない」って考えて無視してたのである(笑)
そう、ワタクシは宝探しだとか冒険だとかのアドベンチャーゲームは好きなんだけど、推理系のアドベンチャーゲームは苦手だったりするのである(^_^;)ちゅーのも、ワタクシのアスペルガーならではの特性が、推理系ゲームにマッチしてないからである。推理系のゲームってのは登場人物の心境を察したり、ゲーム制作者の意図するトコを読み取るのが攻略のキモなのであるが、ソレはアスペルガーが最も苦手とする分野の一つだからである:
多分この「殺意の階層」みたいな超本格的な高難易度の推理アドベンチャーをやったら、ワタクシは間違いなく序盤でKOされてしまう事であろう(笑)だからポートピアのソレも、健常者ならば何となく「あ、コレ開発者がヤスを怪しむように仕向けてるんだな〜( ̄▽ ̄)」って分かって、そしてもう一つの「文江の兄貴の肩には蝶型の痣がある」ってヒントを掛け合させて、ソコから「ヤスの服を脱がせる」って結論に辿り着くのであるが、アスペのワタクシにゃ前者のソレが分からなかったという事である(^_^;)蛇足ではあるが、同じ開発者の作った「北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ」と「軽井沢誘拐案内」はリメイクの差異に調整を受けた事もあるのか、クリアできてしまった次第である。
*昔ながらのコマンド式アドベンチャーゲームが好き
でも冒険系のアドベンチャーゲームはそうではないから、ワタクシは好きなのである。そういうのは感情や情緒の駆け引きが無く、単純に足し算と引き算で対応できるからである。でも上記にも書いたように、最近そういうのは絶滅危惧種と化しているのである(´・ω・`)昔はガラケーアプリにそういう古き良きアドベンチャーゲームが沢山あったのであるが、今じゃビックリするぐらい見当たらないのである:
ガラケーの頃はこの手のコマンド式アドベンチャーゲームが沢山あって、ワタクシもソレなりに楽しませてもらってたのであるが、スマホになってからほとんど見られなくなってしまったのである。理由は上記にもある様に、ストーリーとグラフィックが中心になっちゃったからである。
あと同じぐらいサウンドのベルも好きなんだけど、こっちも残念ながら絶滅危惧種まっしぐらである(´・ω・`)多分ロンマニアの皆様も「弟切草」とか「かまいたちの夜」が好きだった方も結構居ると思うのであるが、その系統のゲームである:
ワタクシはアスペなんで、こういうチマチマした単純作業の繰り返しはイヤじゃないどころか、寧ろ好物なのである(笑)だから今時のムービーやグラフィックやストーリーばかりに重点を置いた、プレイヤーが受動的な観客となるタイプのアドベンチャーゲームが好きになれんのである。まぁ文句を垂れても新作が出るワケでもないので、さっさと寝ようと思う今日この頃であった。