ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ひとつに絞ってまず自分のキャラクターを、特色を出す。すると自信がつき、新たな展開が広がります」
By 宮本亜門
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*突き抜けよう
小耳に挟んだ話であるが、R35の19年モデルがもう間もなく出るんだそうである。まぁもう発売されてから12年経ったんで、いい加減ネタにするのも飽きてきたのである(笑)でもってホントだった嘗てのインプvsランエボみたいにニッポンを二分する筈だったライバル候補の新型NSXであるが、まぁ発売から2年経ったからだろうけど、販売テコ入れのために【何時の間にかマイナーチェンジしてた】のである・・・・
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・・・というのがワタクシの率直な感想である。言っちゃ何だが、そのレベルのマイナーチェンジならばR35が毎年の様にやってた事だから、ちっとも驚くに値しないのである( ̄〜 ̄)ワタクシ的には何ちゅーか「なんというフルモデルチェンジ的な進化ッ!最早以前までの未完成なクルマとは違うッ!女房を質に入れても買わねばッ!」ってのを期待してたのであるが、コレじゃ今までと変わらんのである┐(´д`)┌速くなったのを「鈴鹿サーキットで2秒のタイム短縮」って表現してるけど、元のタイムを公表していないんだったら意味が無いのである。あと2秒なんてのは、タイヤを見直してダンパーの減衰変えれば簡単に出るモンである。
NSXは何がダメだったか。ワタクシの答えは「突き抜けたモンが何も無かったから」である。確かに良く出来てるし、ホンダらしい優等生的なクルマなんだろうけど、スーパーカーはソレじゃダメなのである。スーパーカーに何が必要かといえば:
- ニュル北ラップ等で示す圧倒的な速さ
- 乗らなくても眺めてるだけで丼3杯はいけるようなデザイン
- 他のメーカーの何処にも無い唯一無二の個性
- 所有してる事がステータスシンボルとなるブランド力
- 技術の粋がコレでもかとばかりに詰め込まれた規格外のコストパフォーマンス
こーゆートコだと思うのである。フェラーリとかポルシェとかアストンマーチンとか、おおよそスーパーカーってのは上記の要素で突き抜けたモンを持っているのである。R35は何故成功したかって、上記の内「速さ」と「コスパ」が突き抜けていたからである。当時最速だったポルシェ911ターボよりも速くて、値段は911ターボの1/3。そりゃ売れる筈である。で、NSXはどうなのかというと・・・
- 速さ → 非公表
- デザイン → オタク臭い
- 個性 → 実質新参者だから確立できてない
- ブランド力 → ミニバンとコンパクトカーと軽自動車のホンダ
- コスパ → R35より遅くて、倍近く高い
こう書けば、誰も彼もがNSXを欲しくならなくなる筈である(笑)突き抜けたモンが何も無いんだから、そりゃ売れる筈が無いのである。スーパーカーってのはスポーツカーの延長ではなく、全く別の乗り物なのである。スーパーカーってのは究極の自己満足であり、ソレはベンチマークやシミュレーターでは作り出せないのである。
*アリス・イン・ブレーキ
NSXがなぜこうなったかって、初代からずっと作り続けてなかったからだとワタクシは思うのである。作り続けて、世代交代する毎に熟成を積み重ねてブランド力を徐々に上げていって、その際に値段も徐々に釣り上げていくのである。そうすれば富裕層の顧客やガチなクルマ好きとの接点も増えるから、ソコから良いモンが生まれてきたかも知れないのである。いきなりポッと出でスーパーカーを作れる&売れる筈なんて無いのである。さて話は変わって:
REV SPEED - レブスピード - 2018年 10月号 【特別付録DVD】
- 作者:
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: 雑誌
アクセルはバカでも踏めるけど、ブレーキは賢くないと上手く踏めない。昔GDB乗ってた頃に上手い人から聞いた言葉だけど、ワタクシは未だにそう思っているのである。コーナリングで良い姿勢を作れるかどうかはブレーキングが上手く行くかどうかで決まり、ラップタイムの良し悪しはコーナリング速度で決まるんだから、ブレーキはタイムアップの要なのである。未だブレーキングは上手く行かないが、ソレがまた面白いのである。
- アーティスト:アリス・イン・チェインズ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2018/08/24
- メディア: CD
アリス・イン・チェインズ(以後アリチェン)の新作である。カリスマ的ヴォーカルだったレイン・スタイリーが死んだ時は「アリチェン\(^o^)/オワタ」と思ったモンであるが、新ヴォーカルを迎え入れてコレで3作目だから、ソレなりに上手く行ってると考えても良さそうである。まぁ今はアルバムが売れない&ライブで稼いでナンボ時代だからだろうけど、アリチェンに限らずアルバムは5〜6年に1枚ってサイクルのミュージシャンが多くなり、アルバムでしか曲を聴かない身としては寂しい限りである(´・ω・`)
*初代の伝説
前々から言ってる事だけど、今のNSXにはワクワク感が無いのである。R35が初めて登場した時の様な「コレがスーパーカーの未来だッ!俺はこのクルマを買い未来を共にして伝説になるんだッ!」ってなワクワク感が、今のNSXには欠けているのである。ワタクシはR35にソレを見出したからこそ、結構ムチャしたが買おうと決心したのである。言っちゃ何だが、このワクワク感という点に関しては、今のNSXは初代のソレの足元にも及ばないのである。初代の何が凄かったって、何から何までロマンの塊だったからである:
- 世界初のアルミモノコックボディー
- 当時の最先端技術であるVTECを搭載し、8000rpmの超高回転を許容したエンジン
- スーパーカーでありながらも日常での使い勝手や快適性を犠牲にしていない
- ニッポン車らしい信頼性の高さに加え、サーキットでも驚くほど速い
- 当時最高額のニッポン車
こう書けば、誰もがNSXを欲しくなるはずである(笑)何ちゅーか、クルマ好きならば興奮する事請け合いナシな要素が、コレでもかと言わんばかりに詰め込まれているのである。コレを買って、クルマの未来を体感したい。そう考えたクルマ好きが多かった事は想像に難くないのである。もしワタクシがあと20年ばかし生まれるのが早かったら、多分ムチャしてでもNSXを買ってた事であろう。
で、今のNSXにワクワクするようなロマンがあるかと問われたら、残念ながら存在しないのである( ̄〜 ̄)突き抜けたモンは何も無いんだけど、値段だけは2380諭吉と一丁前。そりゃワタクシでなくても「じゃあ同じ値段で911ターボ買うか、その半額でR35買うわ」って結論に辿り着くに決まってるし、実際コレ年間で100台も売れてないんだそうである┐(´д`)┌初代NSXだけでなく、20世紀のホンダ車はどのクルマも夢とロマンに溢れていたのである。21世紀になって、フィットとオデッセイが大ヒットして、ソコからホンダは変わってしまったのである・・・ってコレ以上話すとドンドン話が伸びていくだけなので(笑)そろそろお開きにしようかなと思う今日この頃であった。