アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SERVANTS OF DEATH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「一銭軽しと言へども、これを重ぬれば、貧しき人を富める人となす。されば、商人の一銭を惜しむ心、切なり」

By 吉田兼好


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


犯人はヤス

 コマンド選択式アドベンチャーゲームがやりたい、今すぐ超やりたいのである(笑)ガラケー使ってた頃は結構この手のゲームが多くて、ワタクシも結構遊んだモンであるが、スマホに移行して以来完璧なまでに消えてしまったのである(´・ω・`)据え置きで消えたのならまだ納得いくのであるが、スマホアプリでまで消えてしまったのが悲しいトコである。ガラケーの刑事J.B.ハロルドの事件簿シリーズとか藤堂龍之介探偵日記シリーズとか、ホント良く遊んでたモンである。ファミコン時代からワタクシはこの手の推理探偵モノとかサウンドノベルとかを密かに好んでいて、難しかったけど何とかクリアしたモンである:

ワタクシがポートピア連続殺人事件(以後ポートピア)を初めてプレイしたのは小坊の頃で、あの事は小坊だったせいか”推理する”って事が出来なくて、クリアできたのは中坊になってからだったのは今となっては良い思い出である(笑)


 あの頃のワタクシはガキだったから、やっぱどうしてもアクションゲームだとかRPGとかシューティングだとかの主流ジャンルに夢中になりがちで、腰を据えてジックリ考えるって事が出来なかったのである。でもってソレが出来るようになった今、肝心のコマンド選択式アドベンチャーゲームそのものが無くなっちゃったって話である(´ヘ`;)



歳食って反射神経も集中力も衰えてしまった今、こういうアドベンチャーゲームこそがワタクシの欲するモンなのである(笑)ただまぁ、コレからVRクラウド化とかに突入してく今の時代において、流石に文章とコマンド選択は古過ぎるっちゃ古過ぎるのであるが(^_^;)


*価格×速さ

 話は変わって、春一番も吹いて恐らく最後のモンと思われる寒波も去って、気温が徐々に上がって来てるのである。コレ即ち、今年度の走りのシーズンももう間もなく終わるって事である。まぁ今シーズンは来シーズンに入るまでに克服しなきゃならない課題が多く見つかったので、ソレはソレで良かったと思うのである。ソレとはあまり関係無いかも知れないが、まぁ今後サーキットで出会う確率もあるから、強ち無いとも言えないであろう(笑)遂にあの新型シビックTypeRが【3万5000ワシントン程でこの春にも販売される】との事である。3.5万ワシントンといえば、ニッポンの通貨だと約400諭吉前後ってトコであろうか。まぁホンダには新型NSXが15万ワシントン→ニッポンに持ってきたら2370諭吉になってたという”前科”があるので、あまり期待しない方が良さそうである(爆)


 まぁ今回は前のモデルとは違って限定じゃなくカタログモデルになるという事→希少性が無くプレミアも付かないからソコまで高くならないんじゃないかなと思えるけど、でも400諭吉前後とは大胆な値付けである(^_^;)値段と車格、あとクルマのデザインや方向性から考えるに、恐らくライバルはWRX-STIといったトコであろう。そのWRX-STIも現行のC型のオーダーは終わった→D型に移行するという事だから、恐らく意図的にぶつけてくるんじゃないかと思うのである:

因みに今度ビッグマイナーチェンジを受けるとされているWRX-STIに関するワタクシの見解を一言で表すと「アウトオブ眼中」といったトコであろうか(笑)パワーが40馬力ほどアップしたとか、新たに新開発のDCTを搭載したとかなら話は別だけど、この程度なら極々フツーのマイナーチェンジの範囲内である。


 コレは前々から言ってた事だけど、今のWRX-STIにしろ今度のシビックTypeRにしろ、振り向きたくなるような”何か”が無いのである。言っちゃ悪いがこの2車種をカッコ良いとかいうヤツは、オッサンかオタクか、或いはオタクなオッサンだけである(笑)90年代におけるホンダのF1での/スバルのWRCでの業績を知ってる古いファンなら振り向くだろうけど、ソレ以外の人々はって話である。オタクなら自分と自分の趣向を理解してくれるヤツだけ居れば後は何も要らないけど、フツーの人はそうじゃないのである。だからオタク受けではなく、フツーに人へも訴えかける”何か”が無けりゃ、今は良くても今後はって事なのである。ホンダF1とスバルWRCの伝説を知るファンだって、何時までも生きていけるワケではないからである。


*至高の1台

 あともう一つワタクシが好きになれないのは、今の2Lターボのスポ車ってのは色々詰め込み過ぎだからである。ワタクシは未だに「2リッターターボスポーツの理想の形は2ドアのGC8」と考えていて、ソレは今でも変わらないのである:

車体は小さいけど小さいが故に軽いし、2リッターだから基本的に非力だけどターボのお陰でトルクは太い。最高速や絶対的なパワーじゃ大排気量車には勝てないけど、加速力とコーナリングで勝負をかける。その為には快適性が多少犠牲になるけど、ソコはご了承。そのバランスが一番良かったのがGC8の2ドアだとワタクシは思うのである。


 そう今のWRX-STIと今度のシビックTypeR双方に言える事だけど、余計なモンを色々取り込み過ぎなのである。もっと広い層にアピールするために室内広げて人と荷物を載せられるようにして、でも車幅や全長は増やせないからメタボってしまって、その状態で剛性確保するために重くなって、重くてもタイム出せるようにタイヤを太くして足を固めて、でも値段はあまり増やせないから色んなトコをケチって、大きく重たくなった分だけランニングコストも増えて云々。欲張れば欲張る程、色んな事が出来るように思える反面、色々と中途半端になっていってるのである。クルマにしろ人生にしろ、重要なのは色々付け加える事ではなく、要らないモンを切り落としていく事。その事を改めて痛感する今日この頃であった。