ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「真に新しいものは、何ごとであれ、人々の不評を買うものです。だから勇気が必要なのです」
By ヘンリー・キッシンジャー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*久しぶりじゃない久しぶり
ココ10年のクルマ文化で大きく変わったのが「シミュレーターの民主化」だと思うのである。昔はシミュレーターなんて一部のトッププロしか使ってなかったのであるが、パソコンやゲームやステアリングコントローラーの大幅な進化によって、一般市民でも簡易的なヤツを手軽に楽しめるようになったのである家庭用にはアセットコルサやグランツーリスモなどがあり、費用が掛かる大掛かりなシミュレーターも専門ショップで有料で楽しめるようになってるのである:
youtu.be
つまりそのコースを今まで一度も走った事が無くても、事前にある程度の経験を積む事ができるのである。確かに全く同じとまではいかなくても、大まかに知っていれば現地での修正も容易なのである。
多分というか間違いなく、こうしたシミュレーターは今後更に普及し進化していくであろう。今は物価が色々高くなってて、クルマ離れも更に進んでる時代である。そんな時代にモタスポの楽しさを伝えようと思ったら、もうシミュレーターしかないのである。さて話は長くなってしまったが、何が言いたいって・・・
ツインリンクもてぎ改めモビリティリゾートもてぎに、走行会で走りに行ったのである。ワタクシがPEC東京で何回か991GT3RSを用いたもてぎのシミュレーションをしてたのも、全てこの為なのである。昔はグランツーリスモに収録されてたのであるが、6以降は収録されなくなって途方に暮れてたのである( ̄▽ ̄;)でもってソレ以前はポルシェは収録されてなかったんで、全然練習できなかったのである。
ワタクシが毎年のように言っていた「コレで今シーズンのサーキット走行は終了である」を今年は一切言わなかった理由がコレである。例年だったら走らなかったのであるが、今回は「GT3でもてぎを走りたいッ!」って夢を叶えるために敢えてシーズン終了を伸ばしたのである:
ワタクシが到着した頃には、もう既に多くの参加者達が到着していたのである。多分ワタクシ同様、この日をシーズン最終走行としてきたのであろう。もてぎ走った事あるロンマニアの方なら「( ̄ー ̄?).....??アレ??」って思われるだろうが、そう、ココは何時も使ってる第1パドックではなく、東パドックなのである。じゃあ第1パドックはどうなってるのかといえば:
同日にこういう催しモンがあったため、第1パドックがそっちに使われてしまったというワケである( ̄▽ ̄;)ホントなら第1パドック使う予定だったのであるが、上記イベントの方がズレ込んでしまったので、ワタクシ等の走行会の方がパドックを移動したという事なのである。
*時は来た、ソレだけだ
ワタクシが最後にもてぎを走ったのは7年前で、まだココがツインリンクもてぎと呼ばれてた頃である。ホントはちょくちょく行きたかったのであるが、走行できる日が合わなかったりとかでズルズル行かなくなってしまってたのである(^_^;)あともてぎは基本的にブレーキに厳しく、その上R35はブレーキに厳しい車種→コースとの相性が悪かったってのもあるのである:
でも今回はクルマが変わり、ブレーキ性能も大幅にアップ&車重も大幅にダウン&前後重量バランスも全然変わったので、ソコんトコどうなるのかをワタクシ自身で検証してみる必要があったのである。こういうのってネットで探しても見つからない&個人差がデカいので、実際テメェで確かめないと分からんモンなのである。
でもって今回は満員御礼で、なんとAクラスBクラス全て埋まってしまったんだそうである(^_^;)流石に全部は紹介し切らないので、面白いと思ったクルマだけを紹介していこうと思うのである:
「大型コースを小排気量車で楽しめるの?」と思われがちだが、意外と楽しめるのである。ちゅーのも直線が多くてパワー至上主義なFSWとは違い、ココはコーナーの多いコースである。だから小排気量車でも十分楽しめるのである。
大型コースだけあって筑波2000には来ないようなヤバいのも来てたので、サイドバイサイドは要注意である(笑)
R35も何台か来てたのである。ワタクシの経験上、R35は車体が重い上にフロントヘビーなんで、このコースだととにかくブレーキへの負担が強く、大体3~4周走った時点でブレーキがタレてしまったのである(^_^;)だから30分の走行枠で、2回ほどクーリングラップを入れた記憶があるのである( ̄▽ ̄;)
でもって旧車も結構な数走りに来てたのである。家に飾るだけで全く動かさないソレよりも、こうやってサーキットに持ってくる方がワタクシ的にも交換度高いのである。
サーキットでは時々ハデなNDが良く見られるのであるが、コレはパーティーレースに出てる車両である。多分だけど、レースの練習目的で来てるのであろう。
モタスポ属性の無いロンマニアの方的には「ナラシって何?」って思われるだろうが、よーするに「慣らし」の事である。エンジンやミッション等をオーバーホール(或いは載せ替え)して、その当たりを出す為にサーキットを走らせているのである。こーゆーのを見たら、走るシケインだと思って追い越せばいいのである。
*ポルシェポルシェアンドポルシェ
R35で走ってた時から不思議に思ってた事は「何故もてぎにはポルシェが矢鱈多いのか?」という事である。ライセンス走行にも良く来るし、走行会にも毎回相当数参加してるのである。でもって今回、ワタクシ以外にポルシェが何台参加してたのかというと・・・
ワタクシ含め、ヤベェ数来てたのである( ̄Д ̄;)最新のGT3RSから古くは930まで、マジで多種多様のポルシェが来てたのである。そう、ワタクシが今回走行会に参加した目的の1つが「何故ポルシェがコレほどまでもてぎに集まるのか?」を調査する為でもあるのである(笑)
多分だけど、走れば分かるんじゃないかと思ったのである。シミュレーターで練習したとはいえ、リアルもてぎは7年振りである(^_^;)あと16年前にワタクシはもてぎでGDBを全損廃車にしてるので、尚更緊張してしまうのである(笑)
だから普段はマジメに聞かないドライバーズミーティングも、今回はマジメに聞き入ってしまった次第である(笑)
因みにシミュレーターでのタイムであるが、この様に2分10秒切りに成功してるのである。車種は991GT3RSだから、速さ的にも992GT3と同じぐらいだと考えられる→大まかな目標タイムとして活用できるって事である。ただシミュレーターだとドライバー分の重量増加は計算に入ってないため、実際は数秒落ちると考えるが吉である。
でもってワタクシが愛用してるポルシェ純正データロガーアプリの方も、この様にもてぎにシッカリ対応してるのである。ただ見て分かるように、もてぎのコース名称が旧名称のまんまであるが、向こうとしては極東の島国のコース名なんぞ知ったこっちゃないのであろう(笑)さて今日は走ってきてヘロヘロな為、動画は全然準備できてないのである(^_^;)ただまぁ今回の収穫はデカかったので、全部喋ってしまうのは非常に勿体無いと思う今日この頃であった。