アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FUSH YU MANG

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「給料が高いのはいいけれど、高収入は人の尻を重くさせる」
By 都築響一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*問・ポルシェしか勝たん?
 ワタクシが最初のR35(MY08)乗ってた頃から、もてぎにはポルシェが矢鱈多かったのである。FSWにもポルシェは結構来ていたが、もてぎはその比じゃないぐらい数が多かったのである。もてぎはブレーキに厳しいトコなのに、そんなトコでお高いポルシェを走らせるモノ好きが何故多いのか、実に不思議だったのである:

その謎を解く方法はたった一つである。ソレ即ち「ワタクシ自らがポルシェでもてぎを走ってみればいい」である。


今回は走行会の規定で牽引フックを取り付けなければならないので、トランクに積んであった純正牽引フックを取り付けた次第である。ホントなら社外でカッコ良いヤツを買いたかったのであるが、思った以上に値段が高かったので躊躇ってしまった次第である(^_^;)でもまぁNDも何だかんだ今に至るまでずっと純正牽引フック使ってるんで、このままズルズル行きそうな希ガスのであるい( ̄▽ ̄;)


でもってコレ、ロゴ見れば一発で分かると思うが、アウディのソレなのである( ̄▽ ̄;)まぁアウディもポルシェもVWグループの一員だから、こんな風に部品を共有したりしてるのであろう。


コンディションはドライ、気温は26℃ほどで、天候は曇りである。数日前の予報では29℃だったのだが、運良く曇ってくれたのである。ただ曇ったら曇ったで今度は湿気が高くなるので、何方にせよタイムアタック日和ではない事は間違いないのである ι(´Д`υ)


あとどういう趣旨なのかは知らんが、何ともガチクラシックなスカイラインが数多く集まってきてたのである。50年前のクルマだと維持も大変かなって思うのであるが、あの時代のクルマはほぼ全てアナログ→ワンオフで何とかなるから逆に楽なんじゃないかとも思ったりするのである。


コレがもてぎのコース図なのである。ココが「ブレーキに厳しい」と言われる所以はコーナーが多いのもだけど、コーナーとコーナーの距離が短い→ブレーキの冷却が不十分なまま次のブレーキングを強いられるからである(^_^;)特にR35のような重量級のクルマ、エンジンが前にあってフロントヘビーなクルマだと前輪に負荷が集中するので、余計ブレーキに負担が掛かるのである(´ヘ`;)

*答・ポルシェしか勝たん!
 そう、R35って車重1.75トンの重量級な上に、エンジンが前にあるから、特にブレーキには厳しいのである(^_^;)でもってパッドもローターも決して安くないから、何時の間にか足(てゆーかタイヤ)遠くなってしまってたのである (ー'`ー ; )因みにコレが7年前の動画である:
youtu.be
タイトルにある数字が日時なので、7年と1ヶ月前のソレなのである。もてぎ走るのはこの時以来だったので、そりゃ緊張するに決まってるのである(; ゚Д゚)というワケで、コレが7年振りにもてぎを走った動画である:
youtu.be
何だかR35に乗ってた頃よりもアンダーステアが酷いような気がしないでもないが、きっと気のせいであろう(笑)でもって何がアレって、ベスト出た時のラップを外して撮影していたのである(爆)でもソコんトコはアプリがちゃんと機能してたので、ソコんトコ安心である:
youtu.be
こうやってデータロガー取ってみれば分かるのだが、やっぱアンダーステア出しまくってたのである(笑)まぁこの動画でも分かるように、全然ブレーキを詰められてないのである。7年振りだったので安全を優先して余裕以て走ってたので、色々と緩い走りになってるのである(^_^;)ただ緩く走ったつもりでも、タイムは僅かながらもR35NISMOのソレを上回ってたのである(^-^)FSWのようなパワー至上主義なコースなら兎も角、やっぱテクニカルなコースではGT3の方が速いのである。アクセルをもっと踏めてたら&ブレーキをもっと詰められたら&走行ラインを見直せば、あと5秒ぐらいはタイムを短縮できると思うのである。

 でもって実際に走ってみて、何故もてぎに矢鱈ポルシェが多いのか、その理由が理解できたのである(*´∀`*)bその理由はズバリ「コースとの相性が良いから」である。ポルシェ、特に911ってのは、リアヘビーなクルマである。991以降はもう殆どMRと変わらんがソレ以前、特に空冷時代の911はRRの特性がモロに出てくるのである。ちゃんと前荷重乗せないと曲がらんし、立ち上がりは慎重にアクセル踏まんとスピンするのである。だからこそ:

コーナー入り口でシッカリ荷重をかけて、巧みにケツを流してコーナリングする

上手く曲がれたら、今度はカウンターと繊細なアクセル操作で流れ続けるケツを抑え込む

抑え込めたらアクセル全開にして、RRならではの怒涛の加速で一気に立ち上がる

脳汁ドバドバ

(゚д゚)ウマー

というのがポルシェの、特に911の醍醐味になってるのである。この脳汁の快感が他車種では得られないからこそ、911乗りはあそこまで熱狂的になるのである。ココまで書けばもう分かったと思うが、答えは「そんなポルシェの醍醐味を味わうのに、もてぎは最適のコースだから」である。コーナー数が多くて、高速中速低速全てのコーナーがあるんで、ケツの振り回し甲斐をタップリ内包しているのである(笑)あとブレーキに厳しい云々に関してであるが:

  • ポルシェのブレーキは元々強力&冷却対策もバッチリなので、もてぎのソレでも耐えられる
  • エンジンが後ろにあるんで前輪への相対的な負担が元々少ない
  • 基本的に軽量なんで絶対的なブレーキ負担も少ない

そう、ブレーキは全然平気なのである。R35なら熱でフカフカになるタイミングでも、GT3は全然平気なのである。熱でフカフカになったのは、寧ろ運転してたワタクシの方である(笑)何せ気温も高く湿気も凄いんで、エアコン切ると暑さがハンパ無いのである ι(´Д`υ)

 そう、軽量RRのGT3にとって、もてぎのブレーキの厳しさは然程問題にならないのである。コーナリングマシンであるGT3の趣旨を考えれば、もてぎの方がFSWよりも楽しく走れるかも知れないのである。何故ポルシェ乗りがもてぎに矢鱈多いのか、今回その答えを出す事に成功したのである(^-^)でもって2本目はこんな感じである:
youtu.be
youtu.be
実は1本目の時点でもう相当汗かいてしまって脱水でアレだったので、2本目はあんま集中できなかった次第である(^_^;)ただまぁ「7年振りにもてぎを走る」「ポルシェが多い謎を解き明かす」「今シーズンを綺麗に締めくくる」という目標は達成できたので、ワタクシとしてはこの上なく満足できた走行会なのである。また走りたいかって?当然である。

*終・ポルシェしか勝たん
 というワケで、今回の走行会を以って、ワタクシの2023~2024年度のサーキット走行シーズンは終了である。ココから先はオフシーズンに突入して、次また走り始めるのは涼しくなり始める秋以降になるであろう。次シーズンにやりたい事や達成したい事が更に増えたので、半年後が今から実に楽しみである:

今月末には納車されて満2年になるのであるが、納車された時以上にこのクルマが好きになってるのである(^-^)911の運転は実に難しく、乗りこなせるようになるまで相当時間が掛かりそうではあるが、ソレを時間をかけて楽しむのもまた一興である。取り敢えずNDの方も含めて、今夏は次シーズンへの準備が忙しくなりそうである。

 あと噂だと【GT7にもてぎが追加されるらしい】ので、そっちの方も楽しみである。熱でやられないとはいえパッドやローターの消耗度は増えるだろう事がアレであるが、でももてぎの我が家からの近さやアクセスの良さは実に魅力的なのである(^_^;)さて、今回もてぎに走りに行ったのは、実はもう一つ大きな目的があるのである。ソレは何かというと・・・

リニューアルされたコレを観に行くためだったのである。ロンマニアの方々から「行ってきたけど良かったよ~( ̄▽ ̄)」って話が多数寄せられたので、そりゃ観に行かなきゃと思ったのである。ただその話を今するのは勿体無いんで(笑)また次回を楽しみにして欲しい今日この頃であった。