アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ORGANISED CHAOS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「環境は変化していますので、変えるべきことと変えてはいけないことをしっかり峻別し、変えるべきことは勇気を持って変えていくことが大切です」
By 渡辺捷昭

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*新タイヤ(゚∀゚)キタコレ!!
 ワタクシが今GT3に履かせてるタイヤはピレリの【P Zero Corsa】であるが、ホント言うとミシュランの【PILOT SPORT CUP2】にしたかったのである。が、残念ながら在庫が無かったのである(´・ω・`)でもって他のロンマニアの方からも「ミシュラン在庫無ぇ」って話が聞かれるので、恐らくマジでミシュランの生産がアレなのであろう。だから【ピレリからGT3&GT3RSの新タイヤが出た】って話が出た時も「ミシュランの在庫が厳しいからかなぁ~( ̄▽ ̄;)」って勘繰ってしまったのである(笑)
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まぁピレリも良いタイヤなので、ソコんトコはあんま拘ってない次第である。ただやっぱ次回もまたピレリだとワタクシがブログのネタに困るんで、やっぱ次回こそミシュランを装着したい次第である(笑)

 あとワタクシが個人的に気になったのは「Trofeo Rの素GT3サイズも用意してある」って点である。今まではサーキット用タイヤとしてはミシュランの【PILOT SPORT CUP2R】しかなかったのであるが、今回更に選択肢が増えたのである。今後GT3でタイムアタックをガチる時、選択肢があるのは良い事である:
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ただまぁワタクシはタイム詰める事に結構無欲&基本ケチなので消しゴムの様に減っていくタイヤは基本的にアレなんで、装着しないまま終わる可能性が高いのである(笑)あとこの手のセミスリックは雨に弱いんで、普段使いも多いワタクシとしては選択を躊躇ってしまうのである(^_^;)

*車高調不要論
 ワタクシが「GT3にして良かったな」と思うのが上記であり、分かり易く言うと「クルマ弄るの('A`)マンドクセ」って事である(笑)GT3は最初からチューニングがワインディング~サーキット向けに最適化してあり、ワタクシがすべき事は「乗って走るだけ」なのである。今までクルマを色々弄って分かった事は、ワタクシは「クルマを走らせるのが好き」なのであって「クルマを弄る事はあんま好きじゃない」って事なのである:
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何せノーマルはニュル北を何百周何千周と走り込んで、世界中の様々なコンディションを何万キロ何十万キロと走り込んで作ってきたんだから、そりゃ弄る必要なんて何処にも無いのである。特定のコースと特定の用途に絞り込むなら話は別だが、そうでなければノーマルが一番なのである。

 だからワタクシは常々「タイムアタックにハマって1/1000秒を削りにいくのでない限り、全高調整式+減衰調整式のお高い車高調なんてオーバースペックだから不要」と言っているのである。初級者~中級者の場合、先ずはメーカー直系チューナー(STIやTRDなど)で売ってるサスペンションキットか、社外ならクラブマンパック的な減衰固定式のサスキットを選んだ方がベターなのである:
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ワタクシも【GDB時代】と【MY08時代】にサスキットを組んだ事があるが、今思えばアレは最高だったのである。速さ云々以上に、バランスが完璧だったのである。どんな道でも乗り易いし、サーキット走ってても不安が無かったのである。今の【NDについてるソレ】は今思えばセッティング出すのに結構時間が掛かってしまったのである( ̄▽ ̄;)

 だから全高調整式&減衰調整式の車高調が必要になるとしたら、ソレは「使い手がその機能を存分に使いこなせる場合」に加え「走るコースに最適化したセッティングが必要な場合」であり、基本的に上級者向けアイテムなのである。使いこなせないのに装着してもオーバースペックであり、宝の持ち腐れなのである:
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オーバースペックで宝の持ち腐れなのもだけど、もう一つの理由が「コスパが悪い」って事である。そういう色々細かい事のできる車高調ってのは部品も細かいから、結果的にライフサイクルも短い→オーバーホール間隔も短いって事なのである。実質サーキット専用車で距離乗らないならソレで良いかもだけど、普段乗りもするならばオーバーホール代が嵩む事になるのである( ̄▽ ̄;)純正形状サスの何が良いって、オーバーホールが安く済むトコがである。

*承認欲求に御用心
 故に「R35NISMOやGT3みたいに最初からサーキット走行を想定した車種をノーマルで乗る」か「スポーツ特化グレードにメーカー系チューナーのパーツで不足分を補う」が現段階におけるワタクシの最適解なのである。タイムは兎も角、コレがサーキットを楽しく安全にコスパ良く走る方法なのである。無論「一番じゃなきゃ気が済まないッ!」とか「プロになりたいッ!」とかなら話は別だが、多分サーキット走行を嗜む人間の99%は「明るく楽しく非日常を味わいたい」「運転が上手くなりたい」程度であり、ソレなら余程の旧車でない限りは弄らないのがベストである。

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 ただワタクシも一度やったから分かるのであるが、やっぱチューニングで得られる自己肯定感や承認欲求って思いの外デカいのである( ̄▽ ̄;)SNSで同じクルマ仲間にチヤホヤされる、ショップからも良客扱いされて嬉しくなる、自己ベストを更新して気持ち良くなる等々。特に取り柄が無くてモテない陰キャほど、この罠にハマり易いのである(笑)クルマに限った話じゃないけど、テメェの明確な目標を持ち、テメェの身の程を的確に知り、テメェのやりたい事を具体的に示せるってのは重要であり、そうでなければ狡賢いヤツに喰いモンにされる。世の中は無情な今日この頃であった。