アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GRAND MORBID FUNERAL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「遊びも仕事と同じに重要。仕事のストレスを解消するためではない。仕事も遊びも人生の一場面、遊びも意義ある時間にしなくてはもったいない」

By 伊奈輝三


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*The勿体無い

 つい最近【改正入管法が可決された】らしいけど、ワタクシの感想は「今更何を大騒ぎしてるの?」ってトコである。ちゅーのも外国人実習生云々ってのは今に始まった事じゃなく、昔からデファクト上そうだった事だからである。海外じゃ不法移民がやっていて、ニッポンじゃ実習生という制度の抜け穴を利用してやってた事を、この度ニッポン政府がデジュール上も定めたってだけの話である。ワタクシは昔からそうだったのは知ってたので、驚く事は殆ど無かった次第である:

にしてもこの件に関して改めて思った事は「ニッポン人の外モノに対するアレルギーは異様」って事である。ネット全盛期になって世界がグローバル化した今になっても、ニッポンをニッポン人だけでやっていきたいと考えてるヤツが思った以上に多いって事である。就労然り、政治然り、学問然り、スポーツ然り、音楽然り、ゲーム然り、クルマ然り、その他諸々然りである。


 何ちゅーか、勿体無いにも程があるのである。怒りでも悲しみでもなく”勿体無い”である。ちゅーのも外モノには、ニッポンのソレには無い魅力や良さが多数あって、ニッポンにとっての新しい可能性を提示してくれるモンも少なくないからである。ソレに目を閉ざして耳を塞いで、ジリ貧になると分かっていてもニッポンのソレに固執し続ける。人生は一度しかない上、思った以上に早く流れるモンである。だからそういう新たな可能性を知らぬまま年老いて死んでいくってのは、ワタクシに言わせればナンセンスな人生のムダ遣いとしか言い様が無いのである。ワタクシなら安全で安定したまま徐々に衰退していくよりも、リスク上等で新たな可能性に進化を見出したいと思うのである。


*アレ、納品

 その勿体無いモンになりつつあるモンの一つがエアガンである。エアガンは長い事ニッポンの一強状態だったのだが、ココ数年で海外製(特に中華圏製)のエアガンが一気に増えて、最早把握しきれないぐらいの鉄砲が巷に溢れてるのである。安かろう悪かろうが少なくないのは確かにそうであるが、中には「あともう数年したらニッポンのメーカーヤバくね( ̄Д ̄;)」ってのも幾つかあるのである。その一つがCYMAであり、つい2ヶ月前にコレを衝動買いしてしまったのは覚えていらっしゃるであろうか:

CYMAの新製品であるベネリM3ロング&リトラクタブルストック(メタル製)であるが、ゲットしたと同時に【散弾工房】にカスタムを依頼していたのである。察しの良いロンマニアの方ならばワタクシがコレから何を言い出すか想像付いただろうと思うが、そう、完成したのである:

完成品はこんな感じである。


反対側はこんな感じである。


多分コレが気になるロンマニアの方も少なくないと思われるが、コレは散弾工房カスタムである事の証明なのである。


アウターバレルの中はこんな感じである。飛距離と命中精度を劇的に高める為のカスタムを施しており、そのお陰で同時発射された3発の弾が大きく散る事が無く、直径20cmの円の中にまとまったまま40mほど飛んでいくのである。精密バレルとホップアップ機構に手を加え、初速をゲームで使える範囲まで上げる。たったそれだけで安物中華銃が必殺兵器へとなってゆくのである。


狙いを定めるにはダットサイトを用いて、サイトの光点をターゲットに合わせて引き金を引けばいいのである。賛否両論あるが、ワタクシはダットサイトは使えるならガンガン使うべきだと思うのである


ダットが万が一故障した場合には、こうやって付属のアイアンサイトを用いるのである。アイアンサイトにこうやって色を塗って加工すると、構えて照準する時の目安になる→使い易くなるのである。


シェルキーパーの構造はこの様に奥の方にゴム製の引っ掛かりがあって、ソレがシェルマガジンをシッカリ保持して落ちないようになっているのである。あとショットガンは色々試したけど、やはりこの位置に予備シェルマガジンがあった方がマガジンチェンジし易いのである。


ストックはこの様に伸縮自在なので、色んな人の体格に対応してるのである。


あとグリップには分かり難いが、滑り止め加工が施されているのである。エアコッキングショットガンの泣き所はコッキングするのに力が要る事であり、この滑り止めがあればムダな体力ロスを軽減する事が出来るようになるのである。


スリングは無くても別に構わんのであるが、あった方が移動とかに便利なんで、ワタクシは取り付けた次第である。フィールドによってはゲーム開始地点とセーフティーが離れてたりするので、スリングを用いる事で疲労を軽減できるのである。


あと何が感心したって、ちゃんと実銃のソレの様なレーザー刻印を施してきたって事である。今までは中華銃といえば安かろう悪かろうの代名詞だったが、ココ最近は中華銃でもリアリティーを重視してるトコが増えてきたのである。手間もかけてきているし、質感も当初とは比べモンにならんぐらい向上し続けているのである。何ちゅーか、国産勢もうかうかしてられないのである。


そして燦然と輝く”Made in China”の刻印である(笑)今はまだ良いけど、アメリカとの対立が激化した所為でCYMAも少なからぬ影響を受け、ヘタしたらもう手に入らなく可能性だってあるって事である(^_^;)


*たかが中華、されど中華

 コレでワタクシのショットガンコレクションは4本目である。本体価格も安い&カスタムに出しても大してかからないから、ワタクシも他の方同様に色んな目的で複数本所持してしまうのである(^_^;)ワタクシの場合はというと:

  • インドア専用の0.20g弾使用
  • ロマン枠(今回のコレ)

の計4本である。多分コレ以上は使うトコが無いので、コレ以上買い足す予定は今んトコ無い次第である。こんだけ揃ってればサバゲーの様々なシチュエーションに対応できるし、何よりワタクシはサバゲーに使わない鉄砲には1銭も投資しない主義なのである。


 でもってワタクシが一番驚いたのは、中華銃のレベルが日進月歩で上がり続けてるって事である。国産性のソレに匹敵する命中精度を叩き出すモンもあるし、ニッポン製エアガンでは出せないような質感を出してくるメーカーもあるのである。でもって今はショップも数多くあって、中華銃をカスタムして国産並みの使い勝手にしてしまうカスタムチューニングを行えるようにしてるトコも1ヶ所や2ヶ所じゃないのである。そう、国産エアガンに無いような魅力を持った鉄砲が、中華銃に多く見られるようになっているのである。だから上記前置きにある様に国内に拘り過ぎるあまり視野狭窄を起こすって事は、非常に勿体無い事なのである。さてサバゲーした所為で身体はもうヘトヘトなので、さっさと休みたい今日この頃であった。


THE FATHOMLESS MASTERY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「暴力は正義すらも不正に行う」

By トーマス・カーライル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*あなたのママがどう教えたか知らないが、暴力は問題を解決する

 上記サブタイの言葉はライアン・ジョブ(詳しくはググってちょ)の言葉であるが、コレは勿論非常時におけるソレである。常時において暴力は基本的にNGなのは、ワタクシだけでなく真っ当な人なら誰もが思う事であろう。だからこそ最近話題になってるフランスのデモが【デモ隊に屈する形で要求飲んじゃった】のは残念だと思うのである。何故なら一旦こういう形で要求を飲んじゃうと、デモする側は今度から「暴れれば要求飲んでくれるッ!」って味を占めちゃって、今後別の要求を飲ますために更に過激な行動に出る可能性だってあるのである。だから話し合いの場はタップリ設けても、要求を安易に飲む事だけはしてはいけないのである。そうなったら、民主主義の意味が無くなってしまうからである。



 フランス政府はコレで事態の収拾を図るつもりだろうけど、ワタクシはこのままだと収集しないと踏んでる次第である。何故なら前にも言ったように、このデモは単なる燃料税値上げ反対デモじゃなく、その背後にはヨーロッパの階級社会に対する不満、社会の二極化により一層厳しくなってる中流下流階級の鬱憤があるのだから、延期した程度で収まる筈が無いのである。案の定、次は【フランス政府が富裕税の復活も検討し始めた】んだから、正にデモ側の思う壺である。もしコレをやったら富裕層がフランスから逃げ出すのもだけど、誰もフランスの企業に投資しなくなってしまうからである。投資しても稼ぎはガッツリ税金で持ってかれてしまうんだから、何が悲しゅうてフランスに投資しなきゃならんのだって話である。


*ジャストエンジン4

 だから今、フランスに突き付けられてるのは究極の二択なのである。経済格差や皺寄せが来るのを承知の上で投資を呼び込んで経済を回すか、或いは経済が回らなくなって皆で仲良く貧しくなるかである。まぁソレはフランス国民が決める事なのでワタクシから言う事は何も無いが、でもワタクシの知る限り、貧しくて幸せだった国は古今東西存在しなかったのである。よくアフリカとか中東あたりのドンパチを見て「何故貧しい国同士なのに戦争するの?」って思うけど、貧しいからこそ戦争をしてるのである。相手国の資源を奪ったり、自国民の不満を逸らしたり、貧しさは戦争の原因になるのである。さて話は変わって、と:

ワールド・エンジンデータブック 2018-2019 (モーターファン別冊)

ワールド・エンジンデータブック 2018-2019 (モーターファン別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2018/11/30
  • メディア: ムック

まぁ毎年買ってるんで、今年の分も買ってきた次第である。巷では「ディーゼルエンジンは2030年まで、ガソリンエンジンは2040年まで」って言われてるけど、ディーゼルは兎も角、ガソリンはまだまだ現役だろうし、現に自動車メーカーの予想でも「2035年ぐらいになってもクルマの半分以上はまだ内燃機関積んでる」ってなってるからである。だからガソリンエンジンの技術革新はまだまだ終わらないって事なのである。


ジャストコーズ4【CEROレーティング「Z」】 - PS4

ジャストコーズ4【CEROレーティング「Z」】 - PS4

今やってる【アサシンクリードオデッセイ】がまだ半分ぐらいしか終わってなくて、他にも4つぐらいゲームを積んでるのにも関わらず、更にもう一本増えてしまった次第である(笑)積んでるモンを順当に片づけていくとすると、コレをプレイできるのは春頃になるであろうか( ̄▽ ̄;)流石にコレだとマジで限が無いので、ゲームの購入はコレぐらいにしてお・・・けるかどうかは不明である(爆)優先順位が低いだけで、面白そうなモンはまだ幾つかあるんだなコレが(^_^;)


*良夢はコレからだ

 そう、ただ単に今年買う分のゲームはココまでってだけの話であり、来年以降まだまだやりたいゲームが続々登場してくるのである(^_^;)つまりコレからも積みゲーはガンガン積んでいかれるって話である(笑)ワタクシは常々「あ〜、一度ぐらいは2〜3ヶ月ぐらい完全に仕事休んで、その間ゲーム三昧できないかなぁ〜( ´△`)」なんて妄想するのであるが、そうでもしないとマジで更に積み上がってしまう危険性があるのである(爆)



あと2ヶ月もすればこの3本が積み上がるんだから、ワタクシのゲーム事情はフランスの暴動よりもヤバいのである(笑)でもってコレをさっさと片付けないと:




発売日未定のコレ等まで積み上がってしまう可能性だって大いにあるのである(爆)冗談抜きで何処まで行っても終わりが無いのである(^_^;)


 でもってココ最近【PS5が出るのでは云々】というニュースが飛び込んできたのである。まぁ何時も通りだと12月3日とか1月23日だとかに正式に発売となるから、今回も「来年半ば頃に概要を発表→正式発売日は年末年始」ってパターンだとワタクシは考えているのである。まぁその前に、ワタクシは今のPS4で積んでるゲームを全部片づけなくちゃ話にならんのであるが(笑)どちらにしろ「PS5買うか?」と問われたら「ソレは”大迫勇也はサッカーが上手いですか?”とか”大谷翔平は野球が上手ですか?”って聞いてるのに等しい事だ」と答える次第である(爆)ワタクシももう40代も半ばに差し掛かろうとしているが、ゲームは生まれて初めてやった時と変わらず楽しいなと思う今日この頃であった。


NIGHTMARES MADE FLESH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「東京ではそれがいかに高価であるかが問題になり、大阪ではそれをいかに安く買ったかが問題になり、京都ではそもそもそんな話題にならない」

By 中尾太郎


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*話題にならなくなったチューニング

 古人曰く「話のネタになるよりも、全くネタにされない方の事が怖い」とあるが、今のチューニング文化が正にソレだと思うのである。ワタクシが若い頃はテレビや新聞や雑誌がチューニングカーで珍走するヤツを叩いて、そして叩かれたヤツ等も反骨心を更に燃やしていたりしたのである(笑)ソレが良いか悪いかは別として、ソコには情熱があり、感心があったのである。が、今じゃそんな事は誰も話題にしなくなっちゃったのである( ̄〜 ̄)峠を攻めたり湾岸をブッ飛ばすヤツは今でも少ないながらも居るのであるが、全く話題にならんのである。偶にバカな事して世間を騒がすヤツが居るけど、ソレに対する反応も「バカがバカな事やって捕まりました、以上」でお終い。関心の”カ”の字も反骨心の”ハ”の字も見当たらんのである。


 今はクルマ以外の娯楽が山ほど増えたってのもあるんだけど、一番はやっぱり「ノーマルカーがカスタムカーを凌駕するようになっちゃったから」だと思うのである。今じゃノーマルのスーパーカーの方がカリカリに弄ったカスタムカーよりも速かったりするから、ぶっちゃけチューナーの影が薄くなっちゃってるのである:

何が悲しいって、今はもう誰もスモーキー永田の事を話題にしないって事である。有能なチューナーに預けなくとも、ノーマルのスーパーカーでソレ以上の事が出来ちゃうんだから、そりゃカスタムカーの出番は無くなっちまう筈である。因みに値段は5ケタ諭吉になってしまうけど、今じゃノーマルで400km/hだって珍しくない時代である:


こういうのを見ちゃうと「あぁ、ワタクシ等の世代が終わったら、カスタムカー文化も終わっちゃうのかなぁ〜( ´△`)」とか思ってしまうのである(笑)カスタムカーが速さで負けたら、もうその時点でお終いだからである。


*最近の音楽事情

 ノーマルカーでカスタムカー以上の速さが出るんだったら、そりゃ誰だってノーマルカー選ぶだろうし、ワタクシだってそうする次第である。だってノーマルはバランスが取れていて、安全マージンがあるから壊れ難いし、その上色々と快適だからである。特にワタクシはクルマで音楽聴いてないと落ち着かない性質なので、遮音材を除去したクルマは耐えられんのである。そうそう、最近のワタクシの音楽事情はこんな感じである:

レーニア・フォグ

レーニア・フォグ

アリス・イン・チェインズの新作である。新しいシンガーが入ってどうなるかと思ったが、このアルバムを聴く限り新シンガーも馴染んだと思うのである。旧シンガー的な要素を引き継ぎながらも、新シンガーならではの味を上手く出しているって感じで、5年待たされただけの価値はあると思うのである。


ザ・ウェイク

ザ・ウェイク

  • アーティスト:ヴォイヴォド
  • 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
  • 発売日: 2018/09/26
  • メディア: CD

ヴォイヴォドの、コレまた新作である。まぁ芸歴35年だからしゃーないとはいえ、やっぱ皆年取ったなぁって思っちゃうのである(^_^;)中年太りになって、眼鏡をかけるようになって、かく言うワタクシも視力が落ちつつあるので、そろそろヤバいのである(笑)


気が付いたら何時の間にかスマッシング・パンプキンズの新作も出てたので、速攻買ってきた次第である。HR/HM属性のあるロンマニアの方ならば何となく分かったと思うが、やっぱ新しいミュージシャンの作品は買ってないのである(^_^;)古いミュージシャンの新作か、古いミュージシャンの昔の作品。相変わらずこの2択が中心で、中々ソコから出られんのである。


*走るルサンチマン

 カスタムカーの魅力は何か。レーシーでカッコ良い事?皆にチヤホヤされる事?ワタクシは「安いクルマを用いて、速さで高いクルマを圧倒する事」と答える次第である。そう、クルマを用いたルサンチマンこそが、カスタムカーの魅力なのである(笑)チューニングやカスタムが流行ってた時代、良くなったとはいえニッポン車はまだまだ2流ブランドで、今もあんま変わらんけど、その当時は「外車>>ニッポン車」「外車に乗ってるヤツ>>ニッポン車に乗ってるヤツ」だったのである。だからこそパワーやスピードを追い求めるカスタマイズに人々が飛びつき、皆挙って「国産も弄ればココまで速いッ!コストパフォーマンスの極みだッ!高いだけの外車に乗るヤツなんてアホだッ!」ってやってたのである(笑)


 つまりカスタムカーってのは、外車よりも速くなければダメなのである。速いからこそルサンチマンが果たせるのであり、ルサンチマンが果たせるからこそ人々は鬼ローンを組むのである(笑)ワタクシが「カスタムカー文化も終わりかな」って言った理由が正にコレであり、スーパーカーをカモれなきゃカスタムカーの価値は半減以下になってしまうからである。だからカスタマーがこの先生きのころうと思ったら、チューニング(調律)に移行するしかないんじゃないかとワタクシは考えるのである。何故ならカスタマイズと違って、チューニングはパワーが無くっても、内燃機関が終わってEV時代に突入しても、自動運転になったとしても、間違いなく残るからである。カスタムの時代は終わり、チューニングだけが生き残る。大事な事なので二度言った今日この頃であった。


RESURRECTION THROUGH CARNAGE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「差別に打ち勝つ、差別を撥ね返すたったひとつの道は、自分たち自身が教養と見識をもって社会貢献する。これしかないんです」

By 韓昌祐


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*この世は差別で成り立っている

 水野和敏氏曰く「ニッポンと欧米の決定的な違いは、欧米には差別が明確にある事。ニッポンは先進国の中では一番差別が少ない」んだそうである。上流と下流、自国民と移民、有能と無能、そういうので住んでる世界がクッキリ分かれてるんだそうである。通う学校も、嗜むスポーツも、聴く音楽も、乗るクルマも、雑談のネタも、階層毎にクッキリ分かれていて交わる事は殆ど無く、故に人が階層を行き来する事も殆ど無いんだそうである。その代わり良い意味での差別もあって、どの階層の出身であっても特別な才能や能力を持つ人間は重宝され優遇されるため、上も下も特別な才能を磨いて育てる事に熱心で、ソレ故に各種自由は重要であり、国全体で自由が尊重され保証されるんだそうである。



 だから水野和敏氏曰く「クルマはじめニッポンのメーカーがブランドになり難いのは、ニッポンに差別が少ないから」だそうである。ガチの上流階級がどういうモノの考え方をしていて、どういうモンを欲しがってるのかが分からんから、そのニーズに真に答えられるモンが作れないんだそうである。例えばロールスロイスであるが、ロールスロイスは課長以上の社員は全員貴族なんだそうである。名前に”サー”が付いていて、城みたいな家(或いはモノホンの城)に住んでるが故に、同じ様な境遇の顧客が何を望んでるのかが良く分かり、そのニーズに答えられるクルマが作れるんだとか。コレがニッポンだと何をどうやっても庶民的発想が入り込んできてしまうから、ガチ上流階級の人が望むモンからズレてしまうとの事である。


*中下の反乱

 ココ最近のフランスでの大規模デモ&暴動を見てワタクシが真っ先に思い浮かべたのが、正にその水野氏が言っていた「欧米には差別がある」って言葉である。ニッポン人的にはピンと来ないかも知れないけど、上記に書いたように「欧米は上中下と階級が明確に分かれていて、交わる事は殆ど無い」って事を念頭に置けば、その見方は変わってくるのである。特にココ最近はアメリカで見られるように、人材のグローバル化IT技術やAI技術の発展によって単純作業は自動化できるようになっちゃった&人件費の安い発展途上国に丸投げ出来るようになっちゃったから、ある意味中途半端な先進国の中流下流の人間には仕事が回らなくなって失業率がガツンと上がってしまったんだから、そりゃ税金上げれば暴動が起きるに決まってるのである。



 こういうのを見るとニッポン人的には「フランス大丈夫なのマジで(;´Д`)」って思うだろうけど、大丈夫なんだそうである。何故ならフランスの経済やら軍事やら政治やらの肝心要な部分は上流階級の人間達がガッツリ確保してあるので、多少の事ではグラつかないんだそうである。欧米各国が思い切って移民をガッツリ入れられちゃうのは、その差別社会により移民達が国の肝心要の部分に入ってこないからこそ成り立つ方法なのである。コレは良いか悪いかではなく、ヨーロッパ社会の昔ながらのやり方であり、ある意味ヨーロッパの伝統でありアイデンティティーなのである。民主主義とか人権とかいう概念が欧米から生まれたのも、こういう差別社会が根底にあるからじゃないかとワタクシは思うのである。



 ココ最近のニッポンも入管法の改正で移民がどうたらこうたらと騒がれているが、一番の問題はこの「ニッポンには差別が少ない」という点なのである。欧米は明確にソコんトコをシッカリ切り離していて、自国民か自国文化をう完全に受け容れた帰化人にしか国の重要な根幹部分を任せないが、ニッポンはそうならない可能性があるって事である。何せ「ニッポンはニッポン人だけのモンじゃないッ!」ってマジで言った総理大臣が居たぐらいだから、全ての人種や民族が一緒に仲良く暮らせるって幻想を抱いてマジで実行しそうな危うさがあるのである(´ヘ`;)理想は理想で重要なのだが、理想よりも先ずは現実的な行動が先なのである。理想なんてモンは、目の前の現実問題を一つずつ解決してけばその内辿り着くモンである。


*移民について

 因みに移民についてのワタクシの見解であるが「ニッポンのルールを守れてニッポン文化を尊重できるのならウェルカム」といったトコである。分り易く言えば、条件付きの移民推進派って感じである。確かに皆が皆ルールを守れて文化を尊重できるとは限らんのがアレであるが、でもニッポン人だけでニッポンが今後成り立たんのはワタクシが言うまでもなく明確である。どっかのフェミニスト社会学者は「ニッポンには移民はムリだから、諦めて皆で仲良く貧しくなろう」とか言ってたのであるが、ソレはムリな話である。何故なら古今東西、貧乏だけど皆が楽しく幸せに暮らしてた国なんて存在しないからである。よくアフリカや中東とかで戦争してるのを見て「何故貧乏なのに戦争するの?」って思う人が居るが、貧乏だからこそ戦争するのである。


 だからニッポンが今後も平和と安全を維持したいのであれば、引き続き豊かである必要があるのである。で、少子化が進む中でどうやって人口を増やすかと言われたら、もう移民しか方法が無いのである。こう書くと「移民の前に少子化の改善が先だ云々」とか言われるけど、少子化ってのは先進国になったら避けられないモンなのである。欧米だって出生率が2超えてるトコも、よくよく調べてみたら帰化した移民のソレが出生率を押し上げてる場合が殆どなのである。だからニッポンの移民受け入れは避けられないとワタクシは考えてるし、その為にも「如何に上手く移民を受け入れるか」を検討しなけりゃならんと考えているのである。まぁこの事について言いたい事は山ほどあるのであるが、限が無いのでコレぐらいにしておこうと思う今日この頃であった。


PINEWOOD SMILE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「悪口の中においては、つねに言われてる方が主役であり、言ってる方は脇役であるという宿命がある」

By 寺山修司


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア暴言

 ワタクシは長年ブロガーをやってる事もあるのか、ネットで会話を交わした人がそのままリアルでの知人になる事が少なくないのである。サバゲーフィールドやサーキットで「ロンさんですよね、私ロンマニアなんです〜(* ̄∇ ̄*)」って感じに声を掛けられた事も一度や二度じゃないのである。だからブログを書く時やSNSに投稿する際、ワタクシはとあるルールをワタクシ自らに課しているのである。ソレは「他人には敬意を以って接し、決して暴言は吐かない」である。察しの良いロンマニアの方ならば何故そうするのか分かると思うが、暴言を吐いた相手とリアルで知り合いになる可能性がゼロじゃないからである。もし相手がリアルにワタクシの事を知り、そしてその相手が相当な有力者だったら「ワタクシの人生\(^o^)/オワタ」ってなるからである(笑)


 だからどんな事を書くにしても、常に「今はお互いに本名も顔も知らなくても、リアルで顔を合わせる時が来るかも知れない」と考え、敬意を以って書き込むのである。コメントは必ずレスを返して、何かを悪く書く時は否定ではなくシッカリした根拠を基に批判して、差別や偏見やレッテル貼りは決してしない、ミスが不適切な表現があったら素直に謝るといった具合にである。細かい事なんだけど、こういう細かい事を積み重ねて大きな結果が出るのである。よくSNSで与党政治家(特に安倍ちゃん)や大企業やネトウヨをボロクソ罵倒しまくってるヤツが居るのであるが、ワタクシはソレの何が楽しいのか全然分からないし、やりたいとも思わんのである。だって罵倒した相手とリアルで遭遇する可能性は、決してゼロじゃないからである。


*ROADSTER2019

 だからワタクシに言わせれば、ネットやSNSで安易に他人を罵るヤツの相場は決まっているのである。ソレは「リアルに友達が居ないか、居ても交友範囲が極端に狭いヤツ」である。テメェとテメェに賛同してくれるヤツ以外は敵って考えだから、第三者がソレ見てどう思うかなんてどうでも良いのである。でもってニッポンは豊かな国だから、そういう風に振舞う自由が保障されていて、余程の事が無い限り食うに困らないから、そういうヤツは冗長し続けるのである┐(゚〜゚)┌まぁそんなつまらん話は置いといて、と:

まぁ目新しい事は書いてないんだけど、持ってるとパーツカタログとして使えるんで買ってきた次第である。何だかNDのパワーアップカスタムが幾つか紹介されていたけど、ぶっちゃけROMチューンと軽く吸排気やる以外はムダだとワタクシは思うのである。パワー上げたらエンジン含め色んなモンの耐久力が落ちる、バランス諸々が崩れるのもだけど、元々非力なNDをパワーアップしたトコでたかが知れてるからである。パワーはR35で十分過ぎるほど間に合ってるんで、今後弄るとしたら足回りのセッティングか、或いは内装の小物類ぐらいしかないのである。ただワタクシはソレで満足してるので、路線変更する予定は毛頭無いのである。


2019年のR35って言われても、ワタクシの答えは「前年と殆ど変わらない」である(笑)前回も書いたけどワタクシはカスタマイズに興味は無く、チューニングに関してもNISMOだけあってほぼ限界までチューニングしてあるので、単純に乗る以外の事をする予定は無いのである。ただ今後の事を考えたら、ワタクシがR35に乗るのも2019年が最後になるかもなので、やっぱ2019年は重要だったのである(爆)


*ラストイヤー突入

 そう、再来年の3月にはR35の2度目の車検で、ワタクシは2度目の車検を通す予定は今んトコ無いのである。つまりワタクシがR35に乗るのは長くても再来年の2月までになる予定である。ワタクシの経験則上、R35は走りまくってると5年目以降は色々とボロが出るモンであり、ワタクシが走りまくってる以上は5年目が節目になってしまうのである。流石にR35を3台も乗り継ぐのは飽きが出てしまう&色んな車種や色んな駆動方式を経験したいって気持ちもあるので、R35は来年いっぱいで”卒業”する予定である。でも考えてみたら前のと合わせてR35には10年&9万キロ乗ってたんで、十分過ぎるほど走ったのである。10年後20年後にワタクシのカーライフを振り返る時、R35は間違いなく欠かせない要素となるであろう。


 じゃあ次何乗るのかと問われたら、今の段階に至っても「全然未定」なのである(^_^;)クルマなら国産会社、新車中古含め数こそ多いのであるが、ワタクシのニーズを満たすクルマとなると実に少ないのである:

  • パワーはやっぱあった方が良く、サーキットで速ければ尚更良い
  • FSWで最低でも30分×2本走っても全然大丈夫である事
  • 便利である必要は無いが、なるだけ街乗りもこなせられる事
  • メンテナンス性やコストパフォーマンスは不便過ぎるのはダメ
  • 4WDかRWDかには拘らないが、出来ればエンジンを後方に搭載する車種に乗ってみたい
  • 左ハンドルがダメって事は無いが、右で問題無ければソレに越した事は無い

こういう条件で考えると、選択肢は途端に狭くなるのである(^_^;)国産だとR35かNSX、外車だとドイツ勢かコルベットに絞られてしまうのである。機械はニッポン製とドイツ製が一番信用できて、次点でアメリカ製、ソレ以外は問題外。コレが機械に関するワタクシのジャスティスである(笑)さて明日は休日だけど、疲れたんでさっさと寝たい今日この頃であった。


LAST OF OUR KIND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「見栄の行きどまりは、馬鹿げて大きなる石をかつぐ事なり」

By 幸田露伴


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*チューニングvsカスタマイズ

 チューニングとは本来”調律”って意味であり、ピアノとかバイオリンとかの楽器に起こってる音程のズレを直すのと同じ様に、乗り手の体型や使用用途に応じてノーマル固体にあるズレを修正するのが本来のクルマのチューニングなのである。故に昔も今もコレからも、クルマの動力が内燃機関から電気に変わっても、チューニングという行為は常に必要とされるのである。だからワタクシはR35もNDもチューニングは施したけど、カスタマイズは殆どしていないのである。そう、クルマ雑誌とかに掲載されてるブーストアップ云々、ドレスアップ云々ってのは、殆どの場合カスタマイズの事を言っているのである。同じクルマでもメタボとヒョロガリでは、街乗りオンリーと競技用途では要求される事が全く違うのだから、どんな優れたノーマルでも全てを完全に網羅は出来ないのである。


 だからワタクシはチューニングについては必要だと考えるし今後もやるだろうけど、カスタマイズの方はもう飽きちゃったというのが正直な話である。何故飽きちゃったかといえば、やる事が昔から何も変わってないからである。エンジンパワー上げて、車高落として足を固めて、ホイールをレーシーなのに交換して、ハデなエアロ各種を装着して等々、何処のショップのどんなクルマを見ても、結局はコレなのである:

で、ソレをどの様な方法でやるのかといったら、答えは「昔ながらの20世紀的な手法でやる」である。酷いのになると自動電子制御式ダンパーを従来の外からダイヤル回して調整する車高調に交換したりとか、アクティブエアロを従来の固定式のGTウィングに置き換えたりだとかもしてるのである┐(´д`)┌何ちゅーか、ジェットエンジンをレシプロに換装してる飛行機を見てる気分になるのである(笑)


*ブラックZ33/34

 前々からワタクシが言ってる事であるが、80〜90年代の国産車全盛期をリアルタイムで体験した世代がまだクルマ乗ってる間は、ソレでも何とかやって行ける事であろう。が、この世代がクルマ降りた後はどうするんだって話である。クルマはコレから160年前に蒸気機関内燃機関に変わって以来の動力革命が巻き起ころうとしてるのに、カスタマイズ業界だけは相変わらず80〜90年代から殆ど何も変わっていないのである( ̄〜 ̄)まぁまだ先の話だし、取り敢えずは今を楽しむに限るのである:

Zも8も良いクルマなのはワタクシも実際乗ったから分かるんだけど、今一つウケが悪いのは、やっぱNAだからかなぁって思うのである。ECU弄った程度じゃ大してパワーは上がらないし、今時のクルマだから+αのエンジン強度しかないから迂闊に過給機も付けらんない。こう言っちゃ何だけど、雑誌ウケし難い車種とも言えるのである。皆バーンアウトやドリフトには注目するけど、芸術的なコーナー挙動には誰も見向きもしない。世知辛い世の中である( ´Д`)=3


ブラック・ラグーン (11) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (11) (サンデーGXコミックス)

  • 作者:広江 礼威
  • 発売日: 2018/11/19
  • メディア: コミック

思いっきり久しぶりに新刊が出たので、こうして購入した次第である。鉄砲のチョイスといい、B級アクション映画めいたセリフ回しといい、やっぱ唯一無二のセンスを持つ人間ってのは色々と許されるんだなと、何ちゅーか世の中の理不尽を色々と痛感したのである(笑)今は当然の如く休載に入ってる&再開は来年春らしいのであるが、ワタクシもセンスと才能が欲しいのである(爆)


*芸術は感動だ

 話は戻って、チューニングとカスタマイズの決定的な違いは何であろうか?ワタクシは「自分の言葉に耳を傾けるのがチューニング、他人の言葉に耳を傾けるのがカスタマイズ」と答える次第である。チューニングって正しく行われると、ソコには乗り手の個性がハッキリと現れるのである。何故ならチューニングは「自分がどうしたいか」を形にする行為であり、純粋にその人とクルマしか居ない世界なのである。レーシングカーが美しいのも、レーシングカーには「チームが何を目指してるのか」と「コレを操るドライバーはどういうヤツなのか」がこの上なく表れているからであり、何ちゅーか芸術なのである。芸術ってのは色んな人が色んな事を言っているが、ワタクシは「その人の混じりっ気の無い純粋な気持ちの吐露」だと思うのである。


 そう、ワタクシがカスタムカーを好きになれない理由は、ソコに芸術が無いからである。カスタムカーが何故何処のショップでも何処のオーナーでも同じような感じになるかって、ソレは「一般的に”カッコ良い”とされてるモン」を選んだからである。カスタムカーに乗った人間をワタクシも何人も見てるから何となく分かるんだけど、カスタムカーを好むヤツってのは多かれ少なかれ「他人にチヤホヤされたいッ!」って願望があるのである。だからカスタマイズの内容も「どうすれば他人にウケ易いか」を考慮したモンになるから、自然と既存のモンが多くなるのである:

そう、カスタマイズって個性化のつもりでやってるんだろうけど、実は没個性化の方に知らず知らず流されてる行為なのである。自己表現の芸術を極めようと思うと、中には最大公約数には理解し難いモンだとか、時には明らかに不快なモンだとかが出てくるのである。が、他人にどう見られるかを気にするカスタマイズにおいては、そういう(相対的に)ネガティブな要素は省かれるのである。そういうモンは確かに”楽しい”だろうけど、決して”感動する”事は無いのである。まぁワタクシ如きが芸術云々語ると芸術の価値が下がるんで(笑)もうお暇しようと思う今日この頃であった。

HOT CAKES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「百の興味を持つ人は、五十の人の二倍活動する。たった二十五しか持たない人の四倍活動する」

By ノーマン・ヴィンセント・ピール


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*機械が大好き

 先日ネタにした【東京マルイ製Mk46Mod0】を色んなロンマニアの方と話してみたのだけど、やっぱ皆同じような事を考えていたのである。つまり「欲しいか欲しくないかは別として、メカニズムには凄く魅かれるモンがある」という事である。二分割できるインナーバレルはどうやって気密を取るのか云々、従来の倍のリコイルを生み出す仕組みはどうなっているのか云々、バッテリーは従来品だけど果たしてソレで持つのか云々、カスタマイズして陸自仕様にできるのか云々。やっぱ鉄砲に興味のある人は、概して機械に興味があるのである。そして機械に興味があれば時計とかにも興味があるし、バイクにも興味があるし、そしてクルマにも少なからず興味があるのである。


 だからサバゲーとクルマの展示会を同時に行うってのは、決して奇を衒った事ではないのである。何せクルマと時計を同時に扱う雑誌が既にあるんだから、その内コレをマネして「サバゲー機械式腕時計の合同イベント」なんてモンを仕掛けてくるフィールドが居ても何ら驚かない次第である(笑)



今回は【MOVE9周年記念イベント】と同時開催なため、フィールドマスターと並んでMOVEオーナーが挨拶に上がっているのである。


今回のワタクシの得物である。MOVEのゲームなんだからトレポンは必須として、布教用のショットガンも合わせて持参した次第である(笑)トレポンもだけど、ショットガンの良さを説明する一番簡単な方法は、実際に撃たせてみる事だからである。でもってゲームの方であるが、こちらは例年と変わらないカウンター戦主体のゲームである:



まぁココら辺は目新しいモンは無い&メインはどっちかというとクルマの方なので、説明は簡潔に済ますつもりである。こうやって何回やられてもスタート地点に戻ってカウンターを押せば復活できるため、制限時間を目一杯使って楽しめるのである。特に今回はクルマ方面からサバゲーを体験したいという人が結構居たため、こうやって何回でも復活できるルールは重要なのである。こうやってクルマ方面からサバゲーに流れてくる人が増えれば、ソレは素晴らしい事なのである。


*若者はクルマから離れていない

 ワタクシは常々「所謂”若者のクルマ離れ”なる現象は無い。あるのは”カネの若者離れ”だけである」と言ってるのであるが、今回ソレを改めて実感した形になったのである。ちゅーのも今回、明らかにサバゲーをしそうにない人達まで大勢集まってきたのだから、やっぱ「スーパーカーやレーシングカーを見たいッ!」って人は少なくないのであろう。ただ単に景気が悪いからクルマが買えないだけって話である。今回ワタクシがビックリしたのは、この展示に物凄い人だかりができていて、写真を撮りまくったり録画しまくったりしてた事である:

でもってコレが今回の主役である、気合の入りまくった展示車達である。ただ単にスーパーカー並べただけでなく「よくこんなモンまで並べられたな( ̄Д ̄;)」ってのが色々あって、コレが思いの外ウケまくったのである:


レプリカなんかではなく、モノホンのグループA時代のカルソニックスカイラインBNR32レースマシンである。ドライバー名が"HOSHINO""KAGEYAMA"だった事から、恐らくは92年か93年のマシンである。何故コレを借りられたかって、フィールドマスターの顔が広いからである。


上記BNR32と同じ時代のBMW M3のレースマシンである。こっちは今はナンバーが付いていて、公道走行ができる仕様になっているのである。


コレもレプリカなんかではなく、D1GPに参戦してたモノホンのドリフトマシンである。3.4Lにボアアップされたスープラの2JZを積んでて、750馬力を捻り出すエンジンの音はハッキリ言ってシャレにならない迫力だったのである。


そのドリ車の隣にあるのが、某ロンマニアの方の愛車であるZ34NISMOである。Z34は良く見かけるけどNISMO仕様は殆ど見られないので、今回参加した方々は非常に珍しいモンが見れて満足したのではないであろうか。蛇足だけどこのZ34NISMO、前日にタイヤ交換までした気合の入れっぷりなのである(笑)


左からポルシェ935、フェラーリテスタロッサ、ポルシェ356である。ソレ自体は凄く珍しいモンではないのであるが、一番驚いたのは保存状態の良さである。フツーなら塗装が紫外線でくすむなり、多少なりと錆が出たり内装がボロくなってたりするのであるが、コレ等にはソレがあんま見られないのである。何ちゅーか、その根気には脱帽である。


ランボルギーニアヴェンタドールである。午前までは隣に弟分のウラカンも展示されてたのであるが、残念ながらワタクシが写真を撮り始めた頃には居なくなってしまったのである(^_^;)アヴェンタドールを間近で見るのは初めてではないが、やっぱスーパーカー特有の存在感がハンパないのである。


途中参加してきたポルシェ911ターボS(恐らく997型)である。ポルシェはワタクシも昔から注目してたので、コレはコレで楽しめたのである。


そしてニッポンを代表するスーパーカーである我が愛車である(笑)ランボルギーニフェラーリボディビルディングの魅せる筋肉だとしたら、こっちはプロ格闘家や特殊部隊隊員の”戦う筋肉”といったトコであろう(爆)確かに見た目やエンジン音では多少魅力が劣ってたかも知れないが、逆にソコが素晴らしいのである(核爆)


GT-Rの中で最も希少な、僅か197台しか生産されなかったケンメリGT-Rである。無論ケンメリをカスタマイズしたなんちゃってではなく、モノホンのケンメリGT-Rである。フェラーリランボルギーニはカネ積めば買えるが、コレはそうはいかない分、ソコに居る存在感がハンパなかったのである。


ネットや雑誌で大いに話題になった、VR38DETTを搭載したハイエースである。エンジンも800馬力ぐらいにチューンアップされてるらしく、とにかく音がハンパなかったのである。


何故かスーパーカーやカスタムカーやレーシングカーに混じって展示されてる、ごくフツーの二代目スズキ・セルボである(笑)何が凄いって、エンジンが2ストなのである。ブン回すと甲高く鳴り響く2スト特有のエキゾースト音、そしてオイルを同時燃焼した事により生じる独特の排気臭、何もかにもが懐かしいのである(爆)


 察しの良いロンマニアの方ならば、先ほどから「音が凄い」ってキーワードがある事に気付いたと思うが、そう、ただ展示してるだけじゃなく、エンジンを回してエキゾースト音をギャラリーに聴かせて楽しませたのである。こう書けば何故「物凄い人だかり」と書いていながら、ワタクシがその人だかりの写真を撮っていない理由がお分り頂けたと思うのである。そう、人だかりが出来ていた頃、ワタクシは車内でアクセル踏んでエンジン吹かせまくってたからである。つまりワタクシは撮る側ではなく、この時だけは撮られる側に回っていたのである(笑)何はともあれ、このクルマの展示会は大成功だったと言えるのである(^-^)何ちゅーか、新しい歴史が開かれた瞬間を当事者として実体験できたのである(爆)


*秋終わり 兵どもが 夢の跡

 サバゲーも楽しんで、クルマも楽しんで、お客さんも合わせて200人ぐらいやってきたので、実に有意義なイベントだったと言えるのである。今回ワタクシはただ単純に参加する側ではなく一部運営に携わった側なので、大成功して何よりなのである。コレをキッカケにクルマ側の人がサバゲーに、サバゲー側の人がクルマに目覚めてくれれば、互いの裾野を広げる事に繋がるからである:




少ないながらもクルマ&バイク側の出店もあったし、気合の入ったバイクも少ないながらも見られたのである。今後、コレが増えていくだろう事を期待せずにはいられないのである。




でもって、毎度お馴染みのジャンケン大会も繰り広げられたのである。


ジャンケン大会に勝利してハイキャパ用のアウターバレルをゲットできたのは良いが、問題が一つだけあるのである。ソレは「ワタクシはハイキャパ持っていない」という事である(笑)まぁ来年辺りに出るハイキャパの新型には興味あるんで、ソレに応用できないかと考えている次第である。


最後にフィールドマスターとMOVEオーナーの挨拶で締めて、楽しかったイベントもコレにて終了である。結論は既に上記にある通りだが、大成功して大変満足した次第である(^-^)繰り返し言うがコレをキッカケにサバゲーマー達がクルマを買い求めるようになったり、逆にクルマ好き達がサバゲーフィールドに行くようになってくれたら、ソレは実に素晴らしい事なのである。ワタクシもクルマの方の知り合いをサバゲーフィールドに連れていけたら楽しいと思うし、サバゲーの方に知り合いと一緒にサーキット走りに行けたら最高に楽しいと思うのである。サバゲーとクルマ。今後も更なる相互発展を期待せざるを得ない今日この頃であった。