アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHEN A SHADOW IS FORCED INTO THE LIGHT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「私の思想がいったい何んだ?たいていは平成親しむ書簡の中から拾ってきた、謂わば古手の思想だ」
By 二葉亭四迷

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*平成最後のブログ更新
 気が付いたら、あともう一日ちょいで平成も終了である。ワタクシの人生初のリアルタイムで始まりと終わりを体験する年号・・・って言っても、31歳以上95歳未満のロンマニアの方は皆そうであるから、珍しくも何ともないって話なのだが(^_^;)もしも95歳以上、つまり大正生まれor明治生まれのロンマニアの方が居たら、是非とも名乗り出てほしい次第である(笑)世間の中には「元号が変わるからって、ソレに意味などあるのだろうか」などというヤツが少なくないのであるが、少なくともワタクシには大きな意味があるのである。平成が終わるからこそ、こうしてブログのネタが生まれるからである(爆)

 平成はどんな時代かは前にも述べたと思うが、一言で言うと「過渡期」ってトコであろう。昭和に起こったニッポン史上最高の繁栄期が、平成入ってすぐのバブル崩壊により終わりを告げて、次の時代をどう生きるのかを皆で模索して迷いに迷った30年だったと思うのである。政治的にも、経済的にも、軍事的にも、文化的にも、昭和でやってきた事が通用しなくなった時代である:

平成を振り返る【完全保存版】
昭和の続きを望む人と、新しい時代の新しい価値観を築こうとしてる人。平成とはその双方が鬩ぎに鬩ぎ合って、次なる時代の方向性を見出そうとした時代だと思うのである。ワタクシが予想するに、令和も20年ぐらいすれば昭和の連中は殆ど社会中枢から居なくなるだろうから、その頃にはニッポンの進む道が一本化されると思うのである。

*平成を代表する社会政治事件
 さて、今回は平成最後とあって、当ブログもスペシャルバージョンで行こうと思うのである(笑)平成を代表する事件は色々あるけど、ワタクシは「2度のサヨク政権誕生と、サヨク勢力の終わりの始まり」を挙げようと思うのである。昭和末期にベルリンの壁が崩れて、世界中で社会主義共産主義がオワコン化して、ニッポンのソレも終わるかと思いきや、1994年と2009年にサヨク中心の政権が誕生したのである。戦後ず~~っと自民党政権オンリーだったので、コレは大事件だと思ったのである:

[平成6年8月] 中日ニュース No.1682 2「村山内閣誕生 -自社連立-」

「政権交代は新しい日本のスタート」
が、この2度のサヨク政権のせいで、サヨク政党とサヨク政治家の底の浅さが見えてしまったのも平成である。理想こそ高かったものの実際の国家運営能力には乏しく、現実問題に殆ど対応できない。一度ならず二度も失敗したのだから、有権者の見方も更に厳しくなるであろう。今はまだ社会共産主義にノスタルジーのあるジジババの票で食い繋いでるけど、10年後20年後はって話である。多分令和では、この手のクラシックなサヨクは絶滅するであろうとワタクシは見てるのである。

*平成を代表する医療ネタ
 コレはやっぱワタクシも当事者であり関りを持ってるからってのもあるけど、やっぱ発達障害である。平成半ばまでは「アスペルガー?何ソレ美味いの?」って認識であり、医師の間でも一部の専門家以外には殆ど知られてなかった発達障害って概念が、平成の後半になって爆発的に広まったのがワタクシ的には一番印象に残ってるのである。

「発達障害ADHD・アスペルガー症候群」ザ!世界仰天ニュース
でもって平成には珍しさゆえにウケてた発達障害も、令和になったら冷静な現実問題になるだろうとワタクシは見てるのである。ユニークさや憐憫の目で見られる時代は終わり、社会の一員となるために現実的にならなければならなくなる。そういう時代にワタクシ含めニッポン中の当事者は備えなければならないのである。

*平成を代表するクルマ
 堅い話はウケが悪いので、早速だけどワタクシらしい話題にしようジャマイカ(笑)まずはクルマ全般であるが、やっぱプリウスだと思うのである。世界で初めてハイブリッドカーを発売して、ソレがやがてニッポンどころか世界基準にまでなってしまったのであるから、プリウス以外は考えられんのである:

高い目標が生んだ「初代プリウス」 開発秘話①
令和は間違いなく、クルマの電動化の本格普及の時代になる筈である。全部がEVにならないにしても、HVやPHEVやLEなどの電動パワーユニットを搭載するクルマが主流になるのは確実である。そういう時代の基礎を作ったのがプリウスなのだから、平成の1台はプリウス以外あり得ないのである。

*平成を代表するスポーツカー
 平成って括りから分かるように、今回のネタはあくまでニッポン発生のソレがメインである。コレは結構悩んだが、やっぱGT-Rだと思うのである。何故GT-Rかって、GT-Rは平成元年の復活以来、様々なニッポンのクルマ界のあり方を変えてきたからである。レースでの記録然り、チューニング業界のあり方然り、国産スポーツカーのあり方然り、常にGT-Rが従来の常識を破って新しい基準を築いてきたからである:

新車情報89 R32 GTR

R35 GT-R開発密着365日ドキュメンタリー GT-R R35 Development Story
ただ上記にあるような電動化の波はスポーツカーにも及んできてるので、令和のスポーツカー界はその在り方をガラリと変えざるを得なくなると思うのである(^_^;)F1やWECといったトップカテゴリーはもうHVで、スーパーカーの世界もHVが普及してきてて、やがてはスポーツカーの世界もそうなるであろう事は想像に難くないのである。でもってチューニング業界は、その電子化の流れについていけない状態であるから、多分令和はチューニング業界の終わりの始まりになる可能性があるのである。

*平成を代表するエアガン
 コレはやっぱ東京マルイM4A1カービン(スタンダード)だと思うのである。平成9年にコレが登場した時に丁度バイオハザードメタルギアソリッドが爆発的に売れて、その影響でサバゲーがちょっとしたブームになって、その時に最も売れたエアガンがコレなのである。つい最近まで起こってた一大サバゲーブームの、その基礎にあるのがM4A1カービンだと言っても過言ではないのである:

(エアガン)電動ガン 東京マルイM4A1カービン マック堺 エアガンレビュー動画
旧世代だけのバリエーションも多いだけでなく、次世代やガスブローバックまで含めるとホント覚え切れないぐらい多いのである(^_^;)令和になっても、間違いなくM4A1のバリエーションは増え続ける事であろう。正に平成を代表するエアガンである。

*平成を代表するアニメ
 コレはまぁ新世紀エヴァンゲリオン(以後エヴァ)で決まりだと思うのである。エヴァの何が凄かったかって、アニメに興味が無かった人までも観てたという事である。コレが始まったのがワタクシの大坊時代だけど、同級生や先輩後輩にコレ観てた人が実に多かったのを思い出したのである。エヴァがキッカケでアニメの世界に足を踏み入れたって人、少なくないのではないであろうか:

NEON GENESIS EVANGELION Best moments #1 新世紀エヴァンゲリオン
あともう一つ何が凄いって、登場から今に至るまでずっと語り継がれている事である。言っちゃ悪いが、殆どのアニメ作品ってのは基本的に使い捨てである。あんだけ盛り上がってたハルヒらき☆すたけいおん!も、結局は使い捨てられて終わったのである。使い捨てで終わらなかったってだけで、エヴァは評価されていいと思うのである。

*平成を代表するマンガ
 最早考えるまでもなくワンピースである。平成の初めごろにドラゴンボールが終わって、その時は「ドラゴンボールを超えるマンガなんて、もう現れないだろうなぁ~( ´△`)」って思ってたら、ワンピースが余裕でソレを超えてしまったのには驚かされたのである:

アニメ「ONE PIECE」20周年スタートPVロングバージョン~1999-2019~
ドラゴンボールもワンピースもそうだけど、少年ジャンプのマンガがニッポンに限らず世界的にウケる理由って、ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」の価値観が世界中どこでも通用するからだと思うのである。世界中のどの宗教もどの民族もどの思想も、この3つを否定してるモンなんてどこにも無いからである。多分令和中にワンピースは終わるとは思うけど、果たしてワンピースを超えるマンガは令和が終わるまでに出てくるのであろうか。

*平成を代表するゲーム
 コレはどうしても独断と偏見が入ってアレなのであるが、ワタクシはストリートファイター2(以後スト2)をを推す次第である。そのゲーム単体の人気もそうだけど、そのゲームが及ぼした影響の大きさを考えての選択である。スト2が出て以来、色んなメーカーが対戦格闘モンを出して、ソコからバーチャや鉄拳やサムスピKOFといった人気格ゲーシリーズが数多く登場したのだから、スト2その影響のデカさをワタクシは高く買ったのである:

ストリートファイターⅡ 歴史を振り返る
でもってワタクシの予想では、令和においてはeスポーツの普及、及びプロゲーマーの誕生が益々増えると考えられるのである。でもってニッポンを代表するeスポーツが格ゲーで、その基礎にあるのがスト2。改めてスト2の偉大さを思い知ったのである。

*平成を代表するスポーツ選手
 コレはベタ過ぎると言われればソレまでだけど、やっぱイチロー以外に考えられんのである。イチローはやきうにおける実績が図抜けてるのは説明するまでも無いと思うけど、イチローの凄いトコはそのライフスタイルである。自分の考え、自分のトレーニング論、自分のやきう観をシッカリ持っていて、その正しさを裏付ける圧倒的な成績で反対者を黙らせる。その生き方に憧れた人は決して少なくない筈である:

イチロー選手現役28年間の軌跡【ルーキー時代~引退まで】
パリーグオリックスの4位指名で、4番打者でもエースでもないという、昭和然とした従来の出世コースから離れた選手が、出世コースを歩んだ選手達が誰も追いつけないような実績を残す。正に平成の新しいスポーツ選手のあり方を体現したのがイチローだったのである。今のパリーグ人気も、イチローが居なかったら成し遂げられなかったんじゃないかと思うのである。

*グッバイ平成、フォーエバー平成
 とまぁ、ワタクシの見た平成はこんな感じである。やっぱなんだかんだ言って、平成も激動の時代だったとワタクシは思うのである。ソ連が崩壊して共産主義がオワコンになって、インターネットが出てきて紙媒体や電波媒体がオワコン化して、HVの登場でガソリンエンジンがオワコン化して、その世界的なオワコンの波がニッポンにもやってきて、流石に戦争云々は無かったにしろ、やっぱ激動の時代だったと思うのである。まぁワタクシ自身にも色んな事があれこれと起きたのであるが、ソレを全部語るとマジで終わらなくなるので、今回はカットする次第である(笑)


新元号「令和」(れいわ)菅長官会見 ノーカット(19/04/01)

 でもって令和は上記にも挙げたように、混乱してたモンが収束し一本化する時代になるんじゃないかとワタクシは思ってるのである。価値観が山のように溢れ出すと、人は混乱を避けるために選択肢を絞って、可能な限り一本化を求めるようになる。テレビでもチャンネルがどんなに多くても観るモンは結局限られるし、ネットでも見るHPは長い目で見れば結局厳選したHPを巡回するだけになるが、ソレと同じ事が社会でも起こるとワタクシは考えてるのである。さて、流石に書き過ぎて色々疲れたので(笑)令和を気持ちよく迎えるためにもうお暇しようと思う今日この頃であった。

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SONGS FROM THE NORTH I,II & III

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「追い込まれた状況の中で、的確な答えを出せるかどうか。一流とそうでないかの差はここだと思う」
By 中原誠

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*上級国民って何ですか?
 先日ネタにした池袋の暴走事故であるが、アレが何故ココまで大騒ぎになったかって、やっぱ加害者の素性に尽きると思うのである。コレが何処にでも居る極々フツーの爺さんだったらソコまで大きな話題にはならなかっただろうけど、ソレが色んなポストに天下りしまくってる元高級官僚で、その出自故の知識やコネをフル駆使したからこそ「こんなの不公平だッ!上級国民がッ!」ってルサンチマンに火が灯いたんだと思うのである。が、ワタクシには何をどう見ても、この爺さんが上級国民には見えんのである。実に簡単な話、上級国民様が庶民の足であるプリウスを、しかも自分で運転するかって話である。

 マジモンの上級国民なら運転手付きのロールスロイスかセンチュリーかで移動するだろうし、百歩譲って自分で運転するにしてもベンツかレクサス選ぶだろうからである。何故かと言えば、その方が圧倒的に安全だからである。高級車ってのはただ単に見栄や自己顕示のためじゃなく、信頼性や安全性や使い勝手が図抜けて高いからこそ上流階級に選ばれるのである:

【世界最高峰】ロールス・ロイス ファントムに乗る【Part.1】

【自分で運転してみた!】ロールス・ロイス ファントム試乗Part.2
でもあの爺さんはソレをせず、プリウスを選んだ。何故そうなるかって、あの爺さんが骨の髄までニッポンの役人だからである。官僚が皆そうだとは言わないが、役人ってこういう高級品が持つ形而上的なモンに価値を見出さずに、コストパフォーマンスで物事を決める傾向が強いからである。恐らくこの爺さんも、単純にコスパでクルマを選んだのであろう。ワタクシがあの爺さんを「決して上級国民なんかではない」って思うのは、金持ちに相応しい正しいカネの使い方ができていないからである。

*R35GT-Rが冬に効く
 爺さんが逮捕されていないのだって、決して上級国民の特権云々じゃないのである。前回も述べたが、アレはルールや権利を熟知した上でフル活用したからああなるだけであり、同じように熟知してフル活用できれば誰でも同じ事が出来てしまうのである。ただあの爺さんの場合コネもカネも有り余ってるせいか、各種手続きが余りにスムーズ過ぎるから、あたかも特権があるかのように見えるだけである。さて話は変わって、と:

夏でも走った方が練習になるのは分かるのであるが、いかんぜんワタクシが夏に弱過ぎるのである(笑)経験上、外気温が25℃を越すと発汗が増え過ぎて脱水症になってしまうため、タイムが出ない以上に色々と危険なのであるι(´Д`υ)タイムが出ないならまだしも、クルマ壊したらシャレにならんのである。だからワタクシは夏は走らないのである。

もうR35で新たにどうのこうのする気は全く無いのであるが、一応オーナーとして惰性で買ってしまった次第である(笑)ただまぁ登場からもう12年も経ってるせいか、NISMOパーツが随分と増えてきているのである。兎に角今はエアロから車高調からエンジンパーツから何から何まで、ホント色々揃ってるのである。問題は上記にもある様に、ワタクシがソレに対し全く興味が無い事であるのであるが(^_^;)

*上級国民の何が悪い
 話は戻して、よーするに今回の事件を一言で表すと「ルサンチマンの誘爆」ってトコである。地位や能力のある人間がソレを駆使しる事で、一般庶民が被る不利益を逃れる事が出来る。ソレが堪らなくイヤなのであろう。が、こう言っちゃなんだが、世の中なんてそういうモンである。デジュール上では全ての国民は平等とあるのは間違いないが、デファクト上では能力や才能や出身等々により扱われ方に違いが出てくるモンである。つまり出身や性別や人種や身体によるモンを除けば、人間社会ってのは基本的に差別で成り立ってるモンであり、ソレは今後も変わらんのである。

 実に単純な話である。優秀な人間を優遇して育てた方が、全員を均一に育てるよりも効果が高いからである。世の中を大きく変えるようなイノベーションってのは常に一握りの天才が生み出すモンであり、その天才を生み出す事が最大の利益を生み出すのなら、そりゃバカに回す分を削ってでも秀才に回すってモンである。その分かり易い例がプロやきうにおけるドラフトであり、ドラフト1位2位が育成の下位よりも優遇されるなんてのは、球団の戦略や興行を考えると当然の話なのである:

夢を見させてくれて有難う~巨人辻内崇伸投手の軌跡~

【特集】斎藤佑樹(28) 昨季0勝 大学時代のフォームで復活へ
なぜ斎藤佑樹辻内崇伸があの成績でも長年プロやってけたかって、彼らがドラフト1位だったからである。コレがドラフト下位の選手だったら、とうの昔に戦力外通告されてたはずである。世の中は確かに不公平で差別もあるけど、でも上に行くためのチャンスも星の数ほどある。なら他人に嫉妬するよりも、自分のチャンスを求めて日々精進するべきだと思う今日この頃であった。

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EMERALD FOREST AND THE BLACKBIRD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「世渡りで身を保って行くには、あまり潔癖すぎてはならない。一切の汚れや穢れも、すべて飲み込むようでありたい。人と交わるには、あまり几帳面すぎてはならない。一切の善人悪人、賢者愚者をも、すべて包容することができるようでありたい」
By 洪応明

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*法律は正義に非ず
 ガキの時には分からなくても、大人になって分かる事って幾つかあるのである。その1つが「世の中には正義は無く、あるのはルールだけ」って事である。ワタクシは前々から言ってきてるけど、正義ってシロモノは国や地域や民族や宗教や所属によって変わるモンであり、突き詰めれば個人レベルで違うモンなのである。法律や憲法ってシロモノは要するに国が「テメェ等が各々の正義を信じるのは自由だけど、最低限コレだけは守れ」って提示するルールに過ぎないのである。ルールを守ってる限りどんな正義に準じようと自由だし、他人に正義を押し付ける事はできないのである。たとえ自分が到底受け入れられない正義を他人が信奉していても、である。

 だから法律や憲法や警察や裁判所や軍隊ってのは、正義の味方でも何でもないのである。強いて言えば、ソレ等はソレを上手く利用するヤツの味方なのである。その事を再認識させられたのが、ついこの間起きた【池袋でクルマが暴走した事故】である。この一連の事件を見たワタクシの率直な感想は「ドライバーの爺さん、ルールをフル活用してんな~( ̄~ ̄)」ってトコである。良いか悪いかはではなく、ルールや立場やコネを上手く使ってるのである:

車暴走で母子2人死亡 8人重軽傷、東京・池袋
ネットなんかじゃ「上級国民の特権ガー」って大騒ぎしているが、あの爺さんが事故後にやった事は特権でも何でもなく、ルールをフル活用して良過ぎるぐらいに立ち回ってるからそう見えるだけで、実際は上級国民でないフツーの人でも様々なモンをフル活用さえできればアレと同じ事が出来ちゃうのである。第一、もしあの爺さんがマジモンの上級国民だったなら、抑々ニュースにすらならないってモンである。

*ニッポン人には民主主義や資本主義や法治主義は合わない?
 世間ではあの爺さんが事故直後に救命活動を行ってない&謝罪のメッセージを出してない&逮捕されず自宅起訴になる事に対する不満が多いが、ソレに関する答えも「ルールに則ってれば無問題」である。たとえ皆がどんなに怒ってても、爺さんに謝罪を強要する事なんか出来ないし、してはならないのである。たとえあの爺さんが”謝ったら死んじゃう病”の患者だったとしても、ルールに触れない限りはその”正義”を固辞する権利が爺さんにはあるのである。いずれにせよ、この事件の結末に関しては警察と裁判所が決める事であり、ソレが真っ当な処理の仕方である限り、外野がとやかく言う事ではないのである。

 でも今回の騒動を見る限りだと、こういう法治主義的なやり方を受け入れられないニッポン人って少なくないんだなって思っちゃうのである(^_^;)上記にもある様に法律や憲法や警察や裁判所や軍隊は正義じゃないんだけど、正義であってほしいor正義であるべきだって考えてる人が少なくないのである。そういう人等が今回起こった事を理不尽だと捉え「法律が裁けないのであれば私刑でッ!」って考えるヤツまで出てしまうって感じにである:

池袋暴走事故"上級国民だから逮捕されない?"ネットの批判について元警察官と徹底議論|AbemaPrime 4/24放送|平日よる9時~【アベマTV】
当然だが、ワタクシはこういう風潮には反対である。確かにあの爺さんのやった事には納得できない事が少なくないのであるが、だからといって私刑で死刑したらお終いである。上記にもある様に、正義は主観的なモンであり、決して普遍ではないからである。ルールを超えて正義を押し付けるようになったら、その先にあるのは正義同士の血みどろの戦いである。ソレはワタクシが言うまでもなく、歴史が証明してる事である。

 やっぱサブタイにもある様に、ニッポン人には民主主義や資本主義や法治主義は合わないんじゃないかと思うのである(´ヘ`;)何故なら3つが3つとも、普遍的なモンを持たないからである。何れもソレを上手く使いこなせるヤツが勝つシステムであり、相対的な力によって治まるシステムなのである。でもってニッポン人が望んでるのは、絶対普遍のシステムによる統治である。ネトウヨはソレを天皇家や伝統的価値観に求め、サヨクはソレを憲法や人権に求めているが、いずれも「議論の余地もない絶対的なモンとして」の捉え方である。ソレがあれば、誰もが迷わなくて済むと考えてるからである。

*免許における年齢
 最後に「高齢者は免許を返納すべきか否か」についてである。ワタクシ自身は運転が大好きで、死ぬ直前までサーキットで自己ベストを追い求め続けたいのであるが、ソレは今回の議題と関係ないんでパスするとしようジャマイカ(笑)ソレに対するワタクシの見解は「ソレが望ましいのは分かるが、でもソレを強いる事はできない」である。同じ年齢でもちゃんとした判断ができるかは人其々だし、クルマに対するニーズも人其々である。だから一律に「この年齢になったら免許は無効」って言うワケにはいかないのである。そんな事したら、至るトコで混乱が起こる事必至だからである。


諸星裕「高齢者の運転」 高齢者の運転免許返納 生活の足をどう確保する? [モーニングCROSS]

 あともう1つの理由は「年齢などの身体的理由で一方的に何かを縛るのは、自由と人権に対する侵害だから」である。ソレを言ったら「癲癇の人は運転NG」とか「発達障害の人は運転NG」とかにも繋がるモンであり、いわゆる優生学ってヤツに引っかかるからである。確かに安全や安心は大事であるが、自由はもっと重要なのである。ただ免許更新の度に行われる高齢者認知機能検査を実際の例に応じたレベルの高いモンにしたりとか、シミュレターだけでなく実写でテストをするってのはアリかも知れないのである。さて明日も早いので、もうお暇しようと思う今日この頃であった。

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NEW MOON

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「我々は人間の集団を生物の次元で考えねばならない時代にきている」
By 司馬遼太郎

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*対凸マニュアル
 自慢じゃないが、ワタクシはネットで炎上した事が何回かあるのである(笑)まぁ多くはワタクシが至らないばかりに余計な事を言ったせいで起こってるのであるが、ソレが時として某巨大掲示板に掲載されて、そっからと思われるコメントが時々来たりするのである(^_^;)まぁロンマニアの方が凸喰らうなんて事はまず無いと思うが、もしも晒された場合に一番重要な事は「感情的にならない事」「平常を保つ事」の2点である。どんな形であれ変に感情的なコメントを見せると、相手はソレで「効いてる効いてる(▼∀▼)」ってなるのだから、何事も無かったかのように振舞う事が重要なのである。

 ソレでも尚、向こうからコメントという形で凸が来る場合も少なくないのである、そういう時には如何すればいいかというと:

  • 引き続き感情的にならず、余計な事は一切言わない
  • こっちに非があれば素直に認める
  • 何を言われても淡々と自分の立場を筋を通して粘り強く説明し、誤解があれば必要に応じ反論していく
  • 質問者に敬意を示す

ワタクシはこうしてる次第である。こうすれば相手の方にも「コイツを弄っても面白くない」とかなるだけではなく「アイツの言い分にも一理あるんじゃないか」って思わせる事が出来るのである。そうしてれば次第に鎮火して、暫くすればまた元に戻っていくのである。繰り返し言うが、感情的になったら負けである。

集団主義的なネット社会
 が、つい最近ワタクシの身に起こったソレは、少し理解し難いモンがあったのである(^_^;)何時もの様にワタクシは自分の立場を淡々と客観的に説明しているのであるが、コミュニケーションが成立していないのである( ̄~ ̄)言い方はアレだけど、ハナっから「ワタクシ=敵対者側の人間」って設定の下、ワタクシを悪者にすることで話が決まってたって感じなのである。まぁもうほぼ鎮火してるんで今となってはどうでもいい事なのであるが、やっぱなんか奇妙な話過ぎて、喉に刺さった小骨みたいな印象を受けたのである。ワタクシの言い方がムカつく?ソレはワタクシの芸風なんで、ソコんトコ悪しからず(笑)


あなたの書き込みは世界中から見られてる -適切なSNS利用の心得-

 でもって最近、とあるロンマニアの方との雑談の中で、その件についての答えみたいなのが出てきたのである。そのロンマニアの方曰く「ソレは最近の若い子のSNSの使い方に良く見られる傾向」との事なのである。曰く「一人のインフルエンサーに取り巻き見たいな形で応援団&親衛隊になって、そのインフルエンサーを徹底的にチヤホヤして持ち上げて、ソレに対して批判的な意見をしたヤツを取り巻き総出で叩きに行く」んだそうである。つまり言ってる事が正しいか否かではなく、敵か味方かで判別して凸ってるって事なのである。そりゃ話が全然通じない筈である( ̄~ ̄)

 あともう一つ言ってたのが「今の若い子は、リアル友達もSNS友達も同等と考えてる」んだそうである。そのロンマニアの方は商売してるのであるが、客の若い子が「俺には大勢友達が居る」って言ってて、どういう友達なのか興味本位で聞いてみたら、なんとその殆どがSNSのフォロワーだったんだそうである(^_^;)顔も名前も知らなくて、フォロワーの話で盛り上がってたら、実は目の前にそのフォロワーが居た。冗談のようなマジな話である(^_^;)

ネット依存の中高生 50万人超に
だからSNSで支持してるインフルエンサーが批判されると、まるでリアル友達が叩かれたかのように怒って批判者に凸をかまし、今回のワタクシもどうやらソレっぽいのである。が、残念ながらワタクシはネットの無い時代にガキ時代を過ごした昭和のオッサンなので、顔も名前も知らないヤツにネット上で何をどう言われようともピンと来ないのである( ̄~ ̄)ワタクシの世代ではネット全盛期の今においても「リアルでの出会い>>>超えられない壁>>>SNSのFF関係」なのである。

*自由の中での不自由
 このやり方、何処かで見た事あると思ったら、まんまネット及びリアルにおけるサヨク支持者のソレなのである。サヨクの”大義”の下に集まって、何がホントに正しいのか、現実的かどうかはどうでも良く、とにかく”大義”の敵を悪認定して叩く事でテメェを正当化して結束を強め、数と勢いで”大義”を押し通す、その手法まんまなのである。何故そうするかって、個々が弱いからである。弱いからとにかく数を搔き集めて大きく見せて、結束を強くするため分裂を招きかねない議論や異論反論を封じ、大きく一枚岩な集団とする事で所属してるメンバーが安心感を得る事が出来るのである。そう、この安定感こそが、SNSとかにハマるヤツが求めてるモンじゃないかと思うのである。

 ネット時代になって何が一番変わったかって、誰もが自由に意見を言えるようになった事である。でも籠から解き放たれた鳥がテメェで衣食住を確保して天敵から身を守らなきゃならんのと同様、自由ってのはソレに比例して責任と能力を求めるモンなのである。だから自由を背負える自信のないヤツはソレを持ってる(と思われてる)ヤツを見つけて取り巻きとなって、面倒なモンをインフルエンサーに全部おっ被せてしまってるようにワタクシには見受けられるのである。果たして令和はネットがリアルを超える時代になるのか否か、ワタクシ個人としても非常に興味深い今日この頃であった。

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HOPE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「年をとることに、絶対にブレーキをかけない。だから、病気もそう、容姿もそう。ブレーキをかけない。ブレーキをかけたって何十年もかけられない。箍がはずれたらどどっと来るんですから。ブレーキをかけている苦労の方が大変じゃない?」
By 樹木希林

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ブレーキを変えよう
 長らく悩んだけど、結局NDのブレーキキャリパーは交換する事にしたのである。以前「NDのブレーキローターが終わりかけなので、この際だからキャリパーも交換しちゃおうか」って話をしたと思うが、使い勝手だとかコスパだとかを色々検討した結果、交換した方がベターだという結論に達したからである。因みに今まであった選択肢は:

  1. 標準サイズの社外ローターに交換
  2. RSやNR-Aに採用されている15インチローター(前後)に交換
  3. RFやアバルト124に純正採用されているブレンボキャリパー(及び前後大型ローター)に交換
  4. その他

の4つで、結果として(3)を選んだって事である。今のにポン付けで装着できるのと、純正部品だから信頼性と相性に優れているという事と、値段が然程高くない事と、今後他の社外ローターを選ぶ時に選択肢が増えて有利だと考えたからである。

 ブレンボのブレーキの何が良いってコントロールし易い事であり、今回求めてたのが正にそのコントロール性だったため、導入に至ったって話である。ブレンボGDBとR35で散々踏んできたから分かるのであるが、ブレーキペダルに足を乗せた瞬間にスッと効いてきて、踏み増すに比例して制動力が立ち上がり、奥まで踏むとABSがガツンとかかる、その塩梅が丁度良いのである:

【広島製イタリアン】アバルト124スパイダーに乗る。
この動画に出てくるブレンボキャリパーと全く同じモンである。フロントの交換に合わせて、リアも大口径化する次第である。施行するのはまだ先の話であるが、来シーズンが今から楽しみである(^-^)

*残念ながらネタ切れ
 ココ数日は怒涛のネタラッシュだったのであるが、残念ながらあっという間に枯渇してしまったのである(笑)というワケで・・・

アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その161:テノール

12人のテノール歌手と、1人のバリトン歌手がエベレストの登山中、クレバスに落ちてしまった。
彼らはロープを結び合わせることにしたが、さて誰がこの裂け目を登ってロープを引っ掛けてくればいいのだろう。

するとバリトンがこう言った。
「僕が行こう。見たところ、僕はただ1人のバリトンだ。
 音楽の世界ではテノール歌手は大切だ。君達を失うわけにはいかない」

12人のテノール歌手はバリトン歌手の勇気に感動し、口々に褒め称えた。
そして全員生き埋めになった。


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その162:夫

女がベッドから出たとき、ちょうど電話が鳴った。
女はOKといっただけで電話をすぐ切った。

男「誰からだい?」
女「夫よ」
男「じゃあすぐに行かなきゃ。彼はどこ?」
女「急がなくていいのよ。夫はあんたとポーカーしてるって言ってたわ」


アスペルガー医師ロンのど〜でもいい話・その163:人生相談

権威ある女性誌の人生相談の回答者が、男性読者の1人から次のような手紙を受け取った。

「僕は20歳、独身の若者です。
 6ヶ月前から、誰が見ても魅力一杯の娘と同棲しています。
 それは、美しく、利口で、愛想が良く、可愛らしくて……。
 僕達はお互いに、声を張り上げた事など1度もありませんし、
 口喧嘩で二人を包み込む青空に、翳りがさすなどといったこともありません。
 そこでお願いします。僕は彼女と結婚すべきでしょうか」

回答者は即座にこう答えた。
「そんな素晴らしい関係を台無しにするのは、お止めなさい」

・・・といった今日この頃であった。

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GHOSTS OF LOSS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「無難を好む担当者から待ったをかけられ、会心のコピーが凡作に終わることがある。そんな企業は、これはという新製品が出ない。同じ力学が働くのでしょう」
By 仲畑貴志

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*辞めなかった世界線
 シュタインズ・ゲート(以後シュタゲ)が何故他の科学アドベンチャーシリーズと比べ圧倒的に売れてるのか。ストーリー展開やキャラクター設定が神ってるってのもあるけど、一番はやっぱ「自分もタイムリープしてみたいッ!」って願望が少なからず視聴者にあるからだと思うのである。もしも過去の自分or他人にあの事を前以て知らせる事が出来たら、人生変わってたかも知れないって具合にである。ワタクシだってそんな瞬間、余りにもあり過ぎて困ってしまうほどである(笑)例えばもしも大坊時代のワタクシに「お前実はアスペルガーだぞ」って教えられたら、ひょっとしたら今頃は臨床やらずに何処かの大学で研究してたかもって具合にである。

 そういうのがあるから、シュタゲ観る度に「こういう風に過去を改変出来たらなぁ~( ̄▽ ̄)」って色々考えてしまうのである。ワタクシの場合、その中の一つに「水野和敏氏が日産を退社しなかった世界線」ってのがあって(笑)その場合こうなってたはずなのである:

14年モデルでDCTは7速化、燃費改善のためにアイドリングストップを標準装備、ブレーキキャリパーの鍛造削り出し化の大マイナーチェンジ

コレがR35最後のマイナーチェンジとなり、開発は17年モデルまで続けられ、17年以降は次期型が出るまで継続販売

水野氏はR35を最後に退職、次期型(R36?)の開発は水野氏の一番弟子的な人が担当する

R36は基本的にR35の路線継続で、R35で妥協した部分、欠点だった部分に大掛かりな改良が入る

という感じにである。だから水野氏が退社しない世界線に移行出来れば、今頃はR36が登場してた可能性が高かったのである。だからワタクシは5年を過ぎて認定中古車になれなくなるのを覚悟の上で、敢えて14年モデルを待ったのである。ワタクシの当初のシナリオでは:

14年モデルを買う

最低でも5年間は乗る

その頃にはR36が出るだろうから、ソレを乗り継ぐ

(゚д゚)ウマー

となる筈だったのであるが、ロンマニアの皆様もご存知のように、14年モデルを前にして水野氏は退職してしまったのである(´・ω・`)でもって来年2月には納車から5年が経つため、正に正念場を迎えたと言っても過言ではないのである。

*辞めた世界線の最新型
 で、クルマ属性があって察しの良いロンマニアの方ならば、この後のネタが何だか分る筈である。そう、つい先日発表された【20年モデルのR35】についてである。時期が時期だけに「可能性は微粒子レベルだけど、ひょっとしたら・・・ひょっとするかもッ!(;´Д`)」って藁にも縋る思いだったのである(笑)何だかんだ言って、ワタクシはニッポン車が大好きだからである。信頼性が高いし、何よりカスタマイズも修理も比較的安価でやり易いからである。が、ソレ以上にワタクシは「ワクワクドキドキするような速くて楽しいクルマに乗りたいッ!」って意識が強く、その為ならば外車に乗ることも厭わない次第なのである。


【GT-R】 #NissanGTR 50周年記念車イメージ映像

 素モデルはワタクシ的に興味無いのでパスである(笑)サーキット走らんのであれば素も選択肢に入るが、サーキット走るならNISMO一択である。サーキット走行するために欲しいモンを彼是付けたら、結局はNISMOと同じかソレ以上の費用がかかるからである。確かに細かいトコで各種ブラッシュアップしてて、間違いなくワタクシの14年モデルNISMOよりも良いモンになってるんだろうが、買おうと思ったらとてつもなく大きな問題があるのである。NISMOに標準装備される直径410mmのカーボンローターであり、コレがサーキット走行する上で大きなネックになるのである。


【GT-R】 #NissanGTR #NISMO 2020年モデル車両概要

 街乗りオンリーならば寧ろカーボンのが耐久性が高いから、カーボンが標準でも全然構わないのである。が、サーキット走るとなると話は別で、市販車のカーボンブレーキはレース用程の耐久力は無いからである:

ブレーキが「カーボン>鋳鉄」になるのはカーボン100%の場合のみ

でも100%カーボンは低温じゃ効かない(250℃以上ないとダメ)ので、街乗りじゃ使えない

( ゚Д゚)マズー

ソコでセラミックを混ぜて、低温でもブレーキが効くようにする

でもセラミックを混ぜた事により、カーボンブレーキの耐久性は大幅に落ちる

サーキット走行みたいなシビアな状況だと、カーボンでも鋳鉄と変わらんぐらいガリガリ減っていく

( ゚Д゚)マズー

という事である。だからサーキット走行をするのであれば鋳鉄ローター1択であり、ポルシェとかフェラーリのディーラーでもサーキット走行するオーナーの為に鋳鉄ローターがオプションで用意されているのである。R35も鋳鉄があればいいのであるが、ココで問題になるのが410mmというローター径である。そう、純正パーツに410mmの鋳鉄ローターは存在しないのである(´ヘ`;)でもってポルシェやフェラーリなら兎も角、日産である(笑)410mmの鋳鉄ローターを個別に用意するとは思い難いのである( ̄~ ̄)

*ワクワクドキドキしたい
 ブレーキの問題もであるが、もう一つ大きな問題がある。ソレは「ワクワクドキドキしない」という事である。確かに細かい点が多数ブラッシュアップされてて、確実に速くなってるんだろうけど、ホントにソレだけなのである。R35に初めて乗った時のような未体験の凄さは言うまでもなく、水野氏時代の毎年の様に新しい何かが出てくるワクワク感が皆無なのである。でもって、ワタクシもR35乗るようになってもう10年目である、流石にもう色々と慣れ過ぎちゃって、ちょっとやそっとの小変更じゃ満足できなくなってしまってるのである(笑)

 あとワタクシもオーナーだから分かる事なのであるが、何故今回もマイナーチェンジに際してパワーアップしなかったかって、その答えは「出来なかったから」である。もうR35は突き詰められる余地がもう殆ど無いから、今回もあのように細々としたトコの改良しかできなかったのである。コレ以上のパワーと速さを望むのであればフルモデルチェンジするしか道は無いのであるが、ソレも未だ未定のまんまである。今回のR35もパッとせず、NSXはあの有様で、他の国産メーカーにも乗りたいクルマは無い。ワクワクドキドキしたいなら、もう次は外車しかない。そう確信した今日この頃であった。

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THE MORNING NEVER CAME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「水清ければ魚なし、人智明なれば友なし。朋友を容るるの度量は広くして聊か漠然たるを要す」
By 福沢諭吉

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


サバゲーはオマケ
 サバゲー始めて3年未満の頃のワタクシと今のワタクシ、何が一番違うかと問われたら「今のワタクシはサバゲーフィールド行ってサバゲーしなくても全然楽しめる」って事である(笑)フィールド行って、ソコに居るサバゲー仲間と駄弁ってるだけで、一日があっという間に終わるのである。ぶっちゃけた話、途中で大雨が降ってサバゲーできなくなっても「駄弁る時間が増えたラッキー( v ̄▽ ̄) 」ってすら思えるようになってきたのである(爆)サバゲーそのものに対する熱量が落ちたというか、達観するようになったというか、まぁ楽しけりゃどっちも一緒である。

 コレがフェスティバルの時のゲームなら尚更である。というワケで、動画の方をテキトーに貼っておくので、興味ある方はテキトーに観てくといいのである(笑)

2019-04-14 BB JAMBOREE・カウンター戦その1

2019-04-14 BB JAMBOREE・カウンター戦その2

2019-04-14 BB JAMBOREE・カウンター戦その3
パソコン買い換えた事により今まで使ってた動画編集ソフトが使えなくなったため、新しい動画編集ソフトで動画を作ったのである。ちょっとまだ使い慣れてないせいか編集がちとアレなのはご了承願いたい次第である(^_^;)

 因みに今回、用いた得物がコレである:

ショットガンは一番新しいヤツを投入した次第である。トレポンは一番初めに作ったヤツを持ってきたのである。トレポンはココ最近全然撃ってないので、腐ったら拙いと思い持ってきたのである(笑)ぼちぼち暖かくなってハンドガンもキビキビ動くようになってきたので、少し多めに持ってきてしまったのである。


昼休みにはMOVEのシャッチョが登壇して、今年6月に行われるトレポンの一大イベントについて話をしてたのである。


ソレがこの【トレーニングウェポンフェスティバル(略してTWF)】である。トレポンのチューナー、パーツメーカー、実銃アクセサリーメーカーが一堂に会するだけじゃなく、M4系とMP5系に続く第3のトレポンが発表されるとの事なので、トレポンに興味のあるor
トレポン属性のあるロンマニアの方は要チェキである。

*メインはこっち
 さて今回のメインディッシュと行こうジャマイカ。てゆーかぶっちゃけた話、サバゲーなんぞしなくてもワタクシは全然構わんかったのである(笑)ココに集まったクルマを見て楽しんで、同じクルマ好きの方々と駄弁ってるだけで多分一日中余裕で楽しめたであろう:

一般客向けの駐車場ですら、既に気合の入った車両が数多く見られるのである:


こういうのがたくさん集まってるトコを見ると、やっぱサバゲーやミリタリーが好きな人にはクルマ好きも多いんだなって事が窺い知れるのである。


こういうのもまぁ、ベクトルは違えど「気合が入っている」と言えるのではないであろうか(笑)


ンでもってこっちが今回のクルマ側のメインである、クルマに人生を捧げたバカ野郎共の、気合をそのままクルマとして精製した車両の数々である(笑)


まず数の多さに驚かされたセルボ軍団からである。初代セルボなんて半年に1台見るか見ないかのレベルのレアさなのに、ソレが大群でやってきたら驚きを通り越すってモンである(笑)聞いた話、オーナーズクラブのツーリングイベントの最中で、フィールドマスターに誘われて寄り道したんだそうである。


前回も参加していたテスタロッサとウラカンが、今回もこうして参加してるのである。


現行のGクラスAMGと、70年代の300SELと60年代の190SLである。コレの何が凄いって、古い方はオーナーさんが未だに普段の足として使ってる事である。ホントに良く作られたモンってのはちゃんと整備さえしてれば何十年と使える。何故ベンツが世界的ブランドになりえたのか、その理由が良く分かるってモンである。


今回初参加の2代目カマロである、この古き良き「Theアメ車」なデザインといい、この使い込まれ方といい、クルマ好きには実に堪らん要素が満載である(;゚∀゚)=3新しいクルマも良いけど、やっぱこういうクラシックカーも良いモンである。


今回初参加の997型ポルシェ911GT3RSである。ポルシェもだけど、外車の何が良いって、モタスポ向けのグレードがちゃんと用意してあるトコがである。最低限の安全装備を付けただけで、そのままサーキットを走れる。そういうクルマが国産にもほしいのである。


そして今回の目玉であるポルシェのカレラGTである。出た当初は約5000諭吉だったコレも、今じゃプレミアがついて12000諭吉ぐらいまで値段が上がってるんだそうである(^_^;)蛇足だけど、コレだとかRSの名前が付いたスペシャルモデルってのは、一見さんは買えないんだそうである。コレはポルシェを何台も乗り継いでて、尚且つ走ってる顧客にしか売らないんだそうである。


フルカスタムされたFD3Sのサーキットアタックマシンである。細かいトコまで説明できなくてアレなのであるが、そんじょそこらのショップカスタムが霞んで見えるほどのガチチューニングが施されてる一台である。第二世代GT-R同様、FD3Sの上質な個体は日に日に減っていってるので、ある意味貴重な一台である。


コレはサバゲーマーさんの車両で、見た通りWRCカスタムを施されたGC8(バージョンVI)である。何が素晴らしいって、エンジンを回した時の素晴らしい音である。排気系だけでなく、エンジン本体も上手にチューンされてるという事が実に良く分かった一台である。


初代ホンダ・バモスである。ツインリンクもてぎのホンダミュージアムで展示車両は見た事あるのであるが、実際に走ってるのを見たのはコレが初めてである。何ちゅーか、やっぱ昔のホンダは夢があり過ぎて良かったのである。


三菱360という、クラシックにも程がある一台である。このボロボロっぷりを見て分かるように、オーナーさんは思いっきり普段使いをしてるのである( ̄□ ̄;)何ちゅーか、クラシックカーって奥が深いのである。


前回も参加した、某ロンマニアの方のZ34NISMOである。実はワタクシ、Z34NISMOってココ以外では見た事無いのである(^_^;)R35NISMOはサーキット行くとよく見かけるのであるが、Z34は見た事無いのである。ある意味、貴重なモンを見させて貰ってるとも言えるのである。


そして全ての車両の上に降臨する一台である(笑)コレについて書こうと思ったらマジで限が無くなるので、悲しいけど以下省略である(爆)

*令和はクロスオーバーの時代
 今回クルマの展示を見て思った事が「コレ見て興奮するヤツは、その時点で相当なクルマバカ」って事である(笑)ただ単にミーハーな人達の気を引きたいのであれば、兎に角スーパーカーを並べれば良いだけである。でも今回集まったのは、実際に乗って楽しむ人が興奮するようなクルマばかりである。問題点を指摘するとしたら、このあまりにもマニアックなトコぐらいであろうか(爆)


毎度おなじみのジャンケン大会&今回ゲットした景品である。


フィールドマスター&共催の両シャッチョの挨拶で締めて、今回のお祭りも終了である。


帰りにはかつてGoodLuck Pizzaとして名を馳せた方が新たにオープンした【Pizzeria Prima Punta】でピザをガッツリ食ってきた次第である。ココの何が良いって、ピザが美味いのもだけど、ピザ以外も悉く美味いトコにあるのである。前菜からデザートに至るまで、兎に角美味かったとしか言い様がないのである。もしもココ行く機会のあるロンマニアの方がいらっしゃったら、マスターに「ロンさんのブログで見ました」っていうと良い事がある・・・と思うのである(笑)

 まぁ何はともあれ、今回もガッツリ楽しんできた次第である。敢えて欠点を述べるとしたら「見るトコが多過ぎて時間がいくらあっても足らない」って事であろうか(笑)ただ今後、差別化と個性化が一層進むであろう令和のサバゲーシーンにおいて、コレは斬新な切り口だと思うのである。ワタクシはR35乗りやロドスタ乗り達にサバゲーを知ってもらいたい&やってもらいたいし、サバゲーマー達にGT-Rロドスタに乗って欲しいと考ええるからである。今後本来全く関係ないじゃんロに人々が、こういった機会をキッカケに交流し合い人口を増やし合う。令和がそんなクロスオーバー時代になる事を期待してしまう今日この頃であった。

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