アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更にはGT-R&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GHOSTS OF LOSS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「無難を好む担当者から待ったをかけられ、会心のコピーが凡作に終わることがある。そんな企業は、これはという新製品が出ない。同じ力学が働くのでしょう」
By 仲畑貴志

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*辞めなかった世界線
 シュタインズ・ゲート(以後シュタゲ)が何故他の科学アドベンチャーシリーズと比べ圧倒的に売れてるのか。ストーリー展開やキャラクター設定が神ってるってのもあるけど、一番はやっぱ「自分もタイムリープしてみたいッ!」って願望が少なからず視聴者にあるからだと思うのである。もしも過去の自分or他人にあの事を前以て知らせる事が出来たら、人生変わってたかも知れないって具合にである。ワタクシだってそんな瞬間、余りにもあり過ぎて困ってしまうほどである(笑)例えばもしも大坊時代のワタクシに「お前実はアスペルガーだぞ」って教えられたら、ひょっとしたら今頃は臨床やらずに何処かの大学で研究してたかもって具合にである。

 そういうのがあるから、シュタゲ観る度に「こういう風に過去を改変出来たらなぁ~( ̄▽ ̄)」って色々考えてしまうのである。ワタクシの場合、その中の一つに「水野和敏氏が日産を退社しなかった世界線」ってのがあって(笑)その場合こうなってたはずなのである:

14年モデルでDCTは7速化、燃費改善のためにアイドリングストップを標準装備、ブレーキキャリパーの鍛造削り出し化の大マイナーチェンジ

コレがR35最後のマイナーチェンジとなり、開発は17年モデルまで続けられ、17年以降は次期型が出るまで継続販売

水野氏はR35を最後に退職、次期型(R36?)の開発は水野氏の一番弟子的な人が担当する

R36は基本的にR35の路線継続で、R35で妥協した部分、欠点だった部分に大掛かりな改良が入る

という感じにである。だから水野氏が退社しない世界線に移行出来れば、今頃はR36が登場してた可能性が高かったのである。だからワタクシは5年を過ぎて認定中古車になれなくなるのを覚悟の上で、敢えて14年モデルを待ったのである。ワタクシの当初のシナリオでは:

14年モデルを買う

最低でも5年間は乗る

その頃にはR36が出るだろうから、ソレを乗り継ぐ

(゚д゚)ウマー

となる筈だったのであるが、ロンマニアの皆様もご存知のように、14年モデルを前にして水野氏は退職してしまったのである(´・ω・`)でもって来年2月には納車から5年が経つため、正に正念場を迎えたと言っても過言ではないのである。

*辞めた世界線の最新型
 で、クルマ属性があって察しの良いロンマニアの方ならば、この後のネタが何だか分る筈である。そう、つい先日発表された【20年モデルのR35】についてである。時期が時期だけに「可能性は微粒子レベルだけど、ひょっとしたら・・・ひょっとするかもッ!(;´Д`)」って藁にも縋る思いだったのである(笑)何だかんだ言って、ワタクシはニッポン車が大好きだからである。信頼性が高いし、何よりカスタマイズも修理も比較的安価でやり易いからである。が、ソレ以上にワタクシは「ワクワクドキドキするような速くて楽しいクルマに乗りたいッ!」って意識が強く、その為ならば外車に乗ることも厭わない次第なのである。


【GT-R】 #NissanGTR 50周年記念車イメージ映像

 素モデルはワタクシ的に興味無いのでパスである(笑)サーキット走らんのであれば素も選択肢に入るが、サーキット走るならNISMO一択である。サーキット走行するために欲しいモンを彼是付けたら、結局はNISMOと同じかソレ以上の費用がかかるからである。確かに細かいトコで各種ブラッシュアップしてて、間違いなくワタクシの14年モデルNISMOよりも良いモンになってるんだろうが、買おうと思ったらとてつもなく大きな問題があるのである。NISMOに標準装備される直径410mmのカーボンローターであり、コレがサーキット走行する上で大きなネックになるのである。


【GT-R】 #NissanGTR #NISMO 2020年モデル車両概要

 街乗りオンリーならば寧ろカーボンのが耐久性が高いから、カーボンが標準でも全然構わないのである。が、サーキット走るとなると話は別で、市販車のカーボンブレーキはレース用程の耐久力は無いからである:

ブレーキが「カーボン>鋳鉄」になるのはカーボン100%の場合のみ

でも100%カーボンは低温じゃ効かない(250℃以上ないとダメ)ので、街乗りじゃ使えない

( ゚Д゚)マズー

ソコでセラミックを混ぜて、低温でもブレーキが効くようにする

でもセラミックを混ぜた事により、カーボンブレーキの耐久性は大幅に落ちる

サーキット走行みたいなシビアな状況だと、カーボンでも鋳鉄と変わらんぐらいガリガリ減っていく

( ゚Д゚)マズー

という事である。だからサーキット走行をするのであれば鋳鉄ローター1択であり、ポルシェとかフェラーリのディーラーでもサーキット走行するオーナーの為に鋳鉄ローターがオプションで用意されているのである。R35も鋳鉄があればいいのであるが、ココで問題になるのが410mmというローター径である。そう、純正パーツに410mmの鋳鉄ローターは存在しないのである(´ヘ`;)でもってポルシェやフェラーリなら兎も角、日産である(笑)410mmの鋳鉄ローターを個別に用意するとは思い難いのである( ̄~ ̄)

*ワクワクドキドキしたい
 ブレーキの問題もであるが、もう一つ大きな問題がある。ソレは「ワクワクドキドキしない」という事である。確かに細かい点が多数ブラッシュアップされてて、確実に速くなってるんだろうけど、ホントにソレだけなのである。R35に初めて乗った時のような未体験の凄さは言うまでもなく、水野氏時代の毎年の様に新しい何かが出てくるワクワク感が皆無なのである。でもって、ワタクシもR35乗るようになってもう10年目である、流石にもう色々と慣れ過ぎちゃって、ちょっとやそっとの小変更じゃ満足できなくなってしまってるのである(笑)

 あとワタクシもオーナーだから分かる事なのであるが、何故今回もマイナーチェンジに際してパワーアップしなかったかって、その答えは「出来なかったから」である。もうR35は突き詰められる余地がもう殆ど無いから、今回もあのように細々としたトコの改良しかできなかったのである。コレ以上のパワーと速さを望むのであればフルモデルチェンジするしか道は無いのであるが、ソレも未だ未定のまんまである。今回のR35もパッとせず、NSXはあの有様で、他の国産メーカーにも乗りたいクルマは無い。ワクワクドキドキしたいなら、もう次は外車しかない。そう確信した今日この頃であった。

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