アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SANCTUS DIAVOLOS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「学校での成績のよかった人が意外にも社会に出て落ちこぼれるケースが多いのは、”自分は人より少しはましだぞ”という思い上がりから、毎日の努力を怠ってしまうからです」
By 大前研一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*新成人はココに注意
 さて、新年度が始まって1週間である。ワタクシはもう「来年度は本気出す」状態であるが、今月頭から社会人なり大坊なり専坊なりになったロンマニアの皆様はどうお過ごしであろうか(笑)まぁワタクシが成人になったのはもう相当前の話で、あの頃は何ちゅーか「やっと受験戦争が終わったぞぉォォォォヽ(;д;)ノ」って開放感からムダに希望に溢れてたモンである(爆)でもってそんな新成人なロンマニアの皆様方に、ワタクシから忠告する事があるとしたら:

  1. 変なヤツや悪いヤツ
  2. ギャンブル
  3. 宗教
  4. サヨク及びその他社会活動

この5つは最悪身を滅ぼす可能性があるから気を付けろという事である。学校が守ってくれなくなるから(1)が近付いてくるし、飲み方を知らないと(2)で急性アル中になるし、某通訳が(3)の恐ろしさをつい最近示したばかりだし、そして(4)と(5)は遥か先の未来までもダメにする可能性があるのである。

 ワタクシも大坊になった頃、いきなりそういうのが色々やってきたモンである。学校行けば机にサヨクアジビラはあるし、酒飲めなくて悪酔いはしたし、運良くパチンコはハマらなかったけど、一番変なヤツが他ならぬワタクシだったと後で思い知らされたのである(笑)じゃあ如何すれば良いかって:

  1. 普段から友達付き合いを大事にする
  2. 部活に入って色んなコネを作っておく
  3. 事前に「大人になったらこういう事がある」ってのを学んでおく

とまぁこんな感じである。上記の諸々にハマり易いのは「色んな意味で孤立してるヤツ」であり、孤立してるヤツってのは変な道に入ろうとしてるのを止める人が居ない&思い留まる理由が無いから、簡単に騙されてしまうのである。ワタクシもそういうヤツを見た事あるので、マジでソコんトコ要注意である。

*落ちこぼれ注意報
 ワタクシも仕事やら過去の経験やらで、実はそういうのソレなりに見てるのである。上記の(4)とか(5)とかを始めるヤツって大体相場が決まってるのである。ソレは「実家の太い落ちこぼれ」である。一部でルンペンブルジョアジーとか呼ばれてるヤツ等と似たようなモンである。実家が太いと、たったソレだけで結構良い大学行けちゃうのである。行けちゃうけどガチ勢には地頭や根性で及ばないから孤立し落ちこぼれて、変なプライドを拗らせてルサンチマンに塗れて社会運動等に傾倒するようになるのである。ソレを太い実家がサポートしてくれるようになると、ワンチャン活動が軌道に乗るのである。

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 グレタが良い例だけど、実家が太いと育ちも良くなるから、自然と容姿もソレなりのモンになるのである。そして親がカネを出してくれるから学業だとか就労だとかを一切気にせず活動に全力を注げるし、各方面への売り込みも積極的に出来ちゃうのである。グレタに限らずこの類の社会活動のリーダーだとか幹部だとかを調べてみると、やっぱその殆どが実家の太いヤツなのである。実家が太いから卒後マトモに就職できなくても、何だったら中退しても親が面倒見てくれるから、ソイツは何の気兼ねも無く活動に熱中できる、ココがキモである。

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 そして実家の細い落ちこぼれがソレ見て感化され、実家の太い落ちこぼれと共に「世の中を変えてやるッ!」って息巻く、ココが問題なのである。実家の細いヤツは親が何とかしてくれないから、活動のツケをほぼ全てテメェが払わなければならなくなるのである。古人達は少なからず「若い時は失敗しまくって云々」って言うが、コレ等は背負わされる十字架が余りにも重過ぎるのもだけど、社会にも害を成すからである。若気の至りってのは他人に迷惑かけないor迷惑かけても可逆的なモンに限るのであり、不可逆的な迷惑は若くても許されんのである。

*不可逆的な青春
 そう、ワタクシが上記に掲げた”気を付けなきゃならん5つ”ってのは、全て不可逆的な迷惑をかけてしまう恐れがあるのである。よく活動家が末端にバカな事をさせる理由がコレで、実家の細いヤツはコレやると活動以外の全てが終わってしまう→組織から離れられなくなりより過激な尖兵として利用できるようになるからである。こういうバカ活動は実家の細いヤツにやらせて、実家の太い幹部連中は表舞台には姿を出さず、寄付金やらカンパやらで贅沢な暮らしをしてる。ホリエモンが昔言ってた「勉強しないと狡賢いヤツに喰いモンにされる」が正にコレである。

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 だから学校の勉強だけでなく、友達や先輩やOBOGや先生や顧問などと幅広く友好関係を持って、その人達から社会や人間に関して学んだりアドバイスを貰ったりする事は非常に重要なのである。そういうお世話になった人や大事な人が居たりすると「確かに世の中はクソだけど、その人達のためだけにでも踏ん張ろう」って気持ちになれるのである。そう、上記のソレにハマるヤツってのは「自分に何かあったら悲しむ誰か」が居ないか、或いは「悲しませてやろう」って思ってるヤツなのである。たとえ陰キャやコミュ障であっても人間関係を捨ててはいけないと思う今日この頃であった。.

GENESIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「アナログがデジタルになったっていい。俺はアナログで生きてゆく。それは遅れた生き方じゃない。違う生き方なんだ」
By 永六輔

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*不便を超える魅力
 ハイブリッド車(以後HV)の魅力って燃費が一番語られがちだけど、走りの方でも実は利点があるのである。ソレは「モーターによる加速の鋭さ」と「重量配分の適正化」であり、だからこそエコカーだけでなく高級車もHV化していってるのである。もしもこういう未来を予測し切った上で「HVしか勝たんッ!」って確信の上で大赤字上等でHVをゴリ押ししてたのなら、トヨタは凄まじい大偉業を成し遂げたと言えるのである( ̄▽ ̄;)
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コレほどの利点があるからこそ、HVはクルマの主流に至るまでの地位が得られたのである。燃費が良くて加速も鋭くて、使い方や使い勝手もICEと殆ど変わらない。純粋な性能だけでなく、道具としての使い勝手も申し分ないのである。次世代バッテリーと核融合発電が実用化されるまで、HVとPHEVが今後のクルマの主流となるであろう。

 電気自動車(以後EV)があんだけゴリ押しされてたにも関わらず定着できなかったのは、やっぱそういう事なのである。もしEVに各種デメリット(充電の不便さ、寒さに弱い、重さによるタイヤの摩耗)を遥かに上回るだけのメリットがあるのならば、EVは今頃更に売り上げを伸ばしていたであろう。今EVの売り上げが停滞してるのは、EVがソレなりに普及して実情が多くの人に明らかになったからであろう:
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クルマに限らずモノって実際市場に出てみて、色んな人に色んな使い方されてみないと分からん部分が多々あるのであるが、ワタクシが知ってる限りでも市場に出た後のEV云々で「コレが突き抜けて素晴らしい」って話は聞いた事が無いのである( ̄~ ̄)多分EUの連中とかは「もっとウケて普及が進むはず」って思ってたんだけど、実際はソコまででもなかった&コロ19禍やウクライナ紛争でそうはいかなくなったのであろう。

*アナログは永遠に不滅です
 ただEV時代は「来るか来ないか」ではなく「何時かは必ず来る」ので、ICEが表舞台から消える運命は避けられないと思うのである。だから「コレが最後の純ICEだから云々」「もうMTには乗れないかも知れないから云々」とかいう理由でFL5とかRZ34とかのスポーツカーが買い求められているが、慌てんじゃねぇよとワタクシは言いたいのである。ちゅーのも数は減るだろうと思われるがICEは残るだろうし、MTだって残るだろうとワタクシは予想してるのである。何故かって「ソレ等がアナログだから」である。アナログなモンは信頼性と整備性が完全に確立されてるから、極限状態でも安心して使えるからである。

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 例えるならパソコンが普及しても紙と鉛筆が、スマホが普及しても固定電話が、小銃がどんなに進化してもナイフが未だ使われてるのと同じ事である。完全なアナログってのは極限状態でも動くから、万が一の時には重宝するのである。デジタルが100%完璧でない以上、バックアップとしてのアナログ機器が無くなる事は無いのである。数は大幅に減るだろうけど完全には無くならないだろうし、スポーツやレジャーといった用途では引き続き使われ続けるであろう。だから賢いロンマニアの皆様は、自動車メーカーや中古車屋転売ヤーの掌で踊ってはいけないのである(笑)

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 逆に言えば、中途半端にデジタルなモンの方が、寧ろ早めに滅んでしまうと言えるのである。パソコンの普及でタイプライターが消えたり、ケータイの普及でポケベルが消えたり、軍事衛星の普及で偵察機が消えたりといった感じである。豊田章男水野和敏氏も「EVとPHEV/HVとICEで各々1/3ずつぐらい」って予想していたが、ワタクシもそうなると思ってるのである。だから焦ってICEやMTを買う必要なんて無く、今まで通りドカッと構えてればいいのである。今の時代、アホを踊らせて儲けようとする狡賢いヤツが実に多いので、常に俯瞰して大局を見る事が重要なのである。

*機械式自動車、出てこいや!
 だからワタクシは思うのである。もしEV時代が本格的にやってきたら、クルマのアナログ化も急激に進むのではないか、と。分かり易く言うと、機械式腕時計のソレである。流石にその時代になったら各種規制が進み過ぎててフルアナログのICE車は公道を走れないかも知れないけど、サーキット等のクローズドコースなら問題無いのである。分かり易く言うと「機械式自動車」である(笑)

  • プラグを点火させる、明かりを灯す以外に電気は使われない
  • クルマのありとあらゆる機能はエンジン由来の油圧のみで作動する
  • 当然ながら非常に高価となる為、基本的に富裕層向け

といった感じである。分かり易く言うとウマと一緒である。ウマは今となっては道具として使われないが、競馬やら乗馬やらポロやらで今も現役なのと一緒である。そんな感じに将来のICEとMTは残るんじゃないかと思うのである。

 ワタクシは別にMT原理主義者でも何でもないが、かと言ってMTを全否定する気も無いのである。アレはアレでクルマの基礎を学ぶには重要だし、上記にあるように非常時には重宝するからである。MTが大好きで「MTしか勝たんッ!」って思うのは自由であるが、ソレを普遍的真理が如く吹聴するのはどうよって話である:
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言っちゃ悪いが、ココ最近のMT好きってそういうヤツが多くなった希ガスのである。多分MTがドンドン減ってくのを見て「MT消滅=テメェの在り方の全否定」って感じて、ソレで「俺を否定するんじゃねぇッ!」って言いたくなってるのであろうが、ワタクシはソレに対し「MTは消えないから安心しろ」と言いたい今日この頃であった。.

KHRONOS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「大衆とは、それから人民をつくるべき原料にすぎない」
By ヘンリック・イプセン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*大衆ブランドの在り方
 例えば有名シェフのレストランでメシを食おうとして「予約が入るのは早くても半年後です」「メニューはコースのみでン諭吉です」って言われても、多分殆どの人は文句言わないであろう。何故ならそのシェフの作るメシはソコでしか食えないモンで、他の誰にも出せない味だからである。でも牛丼屋で「数量限定の時別牛丼、次は何時再販されるか分からない」と言われて、牛丼屋の前で2時間も待てるであろうか?他のロンマニアの方はどう考えるか分からんが、ワタクシは「ソコまでして牛丼食いたかねぇよ('A`)」である。何故ワタクシが国産メーカーのスポーツカーの数を絞るやり方に反感を覚えるかって、つまりそういう事である(笑)

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 どんなに牛丼が好きでも、2時間も待つぐらいなら「じゃあ他行くわ( ´_ゝ`)」ってなるに決まってるのである。牛丼屋の強みは何かって「腹減った時に何時でも飛び込めて、熱々の牛丼をその場で食べられる」って事であり、コレは高級レストランには無い牛丼屋ならではの強みなのである。特にトヨタの場合は「モタスポの普及」を大義名分に掲げてたのであるから、やはり供給はもっと頑張って欲しいモンである。大衆ブランドだから大衆車の方が大事なのは理解できるが、あそこまでモタスポを推すんだったらソコんトコの気概は見せて欲しいのである。

アウトキャスト・オブ・115
 改めて思う事は「スポーツカーはもう大衆車のいちジャンルじゃなくなった」って事である。大衆車というには値段が高過ぎるし、かと言って高級車を買う客層とはまた違う。だから今後は「大衆車」「高級車」以外に「スポーツカー」を独立したジャンルとして設けても良いし、ソレ専用のブランドを立ち上げても良いと思うのである。さて話は変わって、と:

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もう結構な数のゲームを積みゲーしてるのに、また一つ積んでしまったのである(笑)何故コレを買ったかって、一番の理由は「何となく」である(笑)ワタクシの直感が「コレは面白いかも」って囁きかけてきたんで、その通りにした次第である(爆)

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最初は「コレ洋ゲー?」って思ってたのであるが、まさかの和ゲーだったのである。和ゲーにしては珍しい本格的オープンワールドだったので、積みまくってる積みゲーを更に積む決意をした次第である(笑)今のご時世、後々買うと値上がり云々がありそうなんで、買える時に買っといて損は無いと思うのである。コレで年末までゲームには困らんのである。

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サーキットでよくポルシェが走ってるのを見かけるのは、ポルシェのブランド戦略やイメージから来てるのも多いと思うが、やっぱ「壊れない」ってのがデカいのである。細かいパーツは時々壊れるけど、エンジンだとかミッションだとかブレーキだとか、そういう肝心要の部分は決して壊れないのである。でもって万が一壊れても、新車から最長15年まで保証を伸ばせる&保証も年13~17諭吉程度なので、乗る方も全然安心して乗れるのである。

*The餅は餅屋
 クルマに限らず今の時代に常々思う事は「餅は餅屋」って事である。世の中の商品が昔とは比べモンにならんぐらい増えてるから、1つの店で全てを賄う事が不可能になってるのである。だから特定ジャンルを専門にした事細かい品揃えと、ソレに精通した店員の居る専門店が重要になってくるのである。特に今はネット通販で何でも買える時代だからこそ、ネットでは分からんトコまで網羅できる専門店の存在は有意義になるのである。アルピーヌが何だかんだ上手くやっていけてるのも、スポーツカー専門メーカーとして独立したからじゃないかとワタクシは思うのである。

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 ポルシェやアバルトとかもそうであるが、やっぱスポーツカー専門メーカーだと「スポーツカー好きの顧客が何を求めてるか」をちゃんと理解してるから、ソレに合わせたラインナップや量産体制、及び各種アフターサービスやイベントなども行えるのである。だから例えばトヨタならば「トヨタ」と「レクサス」に続く第3のブランドとして「GR」を独立させて、生産工場も中の人もサービス方針も独自のモンにしちゃうぐらいの事をやっても良いと思うのである。分かる人が一番信用するのが、同じ分かる人。ソコ重要な今日この頃であった。.

SLEEP OF THE ANGELS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人は出来る限りは正直にならねばならぬと思っている方であるが、それでも嘘をついてしまってほっと安心している平和な顔や心には、なかなか捨てられないものがあると思う」
By 横光利一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

トヨタグループvsその他グループ
 今更過ぎてネタにするのもアレであるが【日産とホンダが手を組んだ】そうである。まぁニッポンじゃトヨタが大正義過ぎて、個別に立ち向かったら各個撃破されてしまうから、手を組むのはある意味当然っちゃ当然である。が、ワタクシは部分的な協業に留まらず、最終的には三菱も含めて合併して色々んなモンを合理化していくんじゃないかと思うのである。分かり易く言うと、プジョーシトロエンによるPSAみたいなモンである:
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そうした方が互いに利益があるし、色々捗るだろうからである。何せ日産とホンダを足しても未だトヨタには全然及んでない上に、トヨタは日産&ホンダ&三菱以外の全てのメーカーと協業してるんだから、尚更組まなきゃやってけないのである。

 ワタクシには日産やホンダの中の人やってるロンマニアの方が若干名居るので、ソコんトコの貴重な情報が入ってくるのである(笑)でもって日産はルノーとの連合にも加わってるんだから、PSAみたいにホンダと三菱との三社連合を作るだけではなく、ステランティスみたいにルノーグループ各社との大連合も作るべきだと思うのである。ソレぐらいしないと上記にもあるように、トヨタ軍団やVW軍団等に各個撃破されてしまうからである:
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まぁ何れにせよ、ニッポンのクルマ業界は一度大きく再編成されるべきだと思うのである。抑々ブランドがこんな多くあるにも関わらず、殆ど全部大衆車メーカーってのも変な話なのである。ソコんトコ再編成して、ブランド毎の個性をもっと出しても良いと思うのである。

*The大復活
 ンでもって、その中の人やってるロンマニアの方から、実に興味深いタレコミがもたらされたのである。ソレはズバリ「日産とホンダが共同で面白いスポーツカーを作る」というモンである。分かり易く言うとBMWトヨタのGRスープラみたいなモンであるが、今回は国が同じだからもっと踏み込んだ内容になるのである。具体的に言うとこんな感じである:

  • 作るのはRZ34の下位互換となる2~3ドアのFRスポーツカー
  • シャシー&足回りはFRを作り慣れてる日産が担当する
  • エンジンとトランスミッションはパワーに定評のあるホンダが担当する
  • 排気量は2L前後のターボ、パワーは300馬力前後、HVの可能性もアリ
  • クーペとカブリオレの2種類のボディーが用意されてる

とまぁ、こんなトコである。中型~大型のスポーツカーにしなかったのは、そのクラスだと競合車種が多いのと、ブランド戦略ってのもあるのであろう。ワタクシとしては小さくて軽いに越した事は無いんで、小型~中型になればありがたいのである。

 あと察しの良いロンマニアの方ならば、一番最後の「クーペとカブリオレの2種類のボディー」にピンと来た筈である。そう、日産とホンダで2L前後で2~3ドアと言えば、アレなのである。そう、クーペ版は日産ブランドで発売され、名前もズバリ「シルビア」である。長らく待ち望まれた復活が、こういう形で達成されるのである:
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まぁ昔ながらのドリ車になるかどうかは分からんし、HVになったら気軽に弄れなくなるのもアレであるが、もう昔ながらのイニDキッズは相手にしなくていいと思うのである。アイツ等どーせ文句だけ一丁前なくせに全然買わないんだから、話聞くだけムダである。

 そしてココまで言えば、もうホンダ版のソレはお分かり頂けると思うのである。そう、ホンダ版はカブリオレのみの発売で、名前もズバリ「S2000」である。こういう方法でシルビアとS2000を同時に復活させられるんだから、協業って実に素晴らしいのである:
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古いホンダファンは「純粋なホンダ車じゃない」とか「NA超高回転ガー」とか言うだろうけど、上記にあるようにンなモン無視で良いのである。どーせバブル時代のホンダ伝説に拘るヤツなんざあと20年もすれば全滅するんだから、後にも先にもスルー一択である(笑)何はともあれ、数年後が楽しみである +(0゚・∀・) +。

*ノルマ達成
 とまぁ、今年のエイプリルフールネタはこんな感じである(笑)シルビアやS2000が大好き(及び大好きだった)ロンマニアの方が一瞬でも胸をときめかせてくれたのであれば、ワタクシはソレで満足である(爆)まぁ実際は両社とも儲からない(てゆーか儲けられない)スポーツカーなんかやりたくないだろうし、百歩譲ってやるとしてもEVだとかその辺りであろう( ̄~ ̄)ただ前にも言ったように、30分連続で全開走行ができる&30分でフル充電できないのであれば、残念ながらワタクシがEVスポーツカーを買う事は無いであろう。

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 まぁ日産とホンダの協業がどうなるにせよ、昔の様に若い子が気軽にスポーツカーに乗る時代はもう来ないだろうなと思うのである(´・ω・`)コレはエイプリルフールネタではなく本気である(笑)あと10年もすれば全盛期のネオクラスポーツカーは弾切れを起こすだろうし、安全基準も格段に上がってクルマが作り難くなるだろうからである、今後は新車にせよ中古にせよ「軽くて小さいスポーツカー=贅沢品」と化してくるだろう事は間違いないのである。クルマはパワーと速さ以上に、デカさと重さの方が重要だと再認識した今日この頃であった。

A DEAD POEM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「時代を切り開いた思想と言うのは、歴史が新しい波動に入るたびに形を変えて蘇るという事を忘れてはならない」
By 神吉晴夫

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*赤字の出血大サービス
 今やHVの代名詞となったプリウスであるが、初代は大赤字だったんだそうである。2代目もマシになったとはいえ赤字で、3代目からやっと利益が出るようになったんだそうである。何故ソコまでしたかって「HVをニッポンで定着させるため」である。当時世界初だったHVの良さを皆に理解してもらうためには大サービス価格で車両を売って、何があろうとも定着し成功するまでやり続ける必要があるからである。トヨタの何が偉いって、技術力や信頼性云々以上に、その「一度決めたら何が何でもやり通す」って気概であり、ソレ故に消費者の信頼をガッツリ掴めるのである。

 日産やホンダに足りないのが正にコレである。GT-RNSXがソレであるが、ダメだと思ったら熱烈なファンを呆気無く切り捨てるから、ブランドに対する信頼を得られないのである・・・とまぁ前置きはコレぐらいにしておいて、先日の話の続きである:


こんな具合にチャプターを追う事によって、モタスポ黎明期から今に至るまでの歴史を追えるようになってるのである。世界最初のモタスポは1894年にパリで行われており、FIAが「Fédération Internationale de l'Automobile」というフランス語の略称なのは、モタスポのルーツがフランスにあるからである。


コレがその世界最初のレースで優勝したマシンのレプリカである。あの当時のレースは公道で行われてて、100kmほどのコースをマラソンみたいに走り抜けて「誰が一番先にゴールするか」で勝敗を決めてたのである。今みたいに専用コースをグルグル回るようになったのはその10年ほど後の話である。


その時代のレースカーである。あの時代のクルマは今の軽自動車ほどのパワーも出なかったので、当然だが空力もへったくれも無かったのである。あと写真じゃ分かり難いが、この手のクルマってムダに車体もエンジンもデカいのである。今のクルマはコレの半分ぐらいのサイズで倍のパワーが出せるんだから、科学の進歩って凄いモンである( ̄▽ ̄;)


この時代のクルマで最も有名な部類に入るだろうブガッティType35Bである。クルマ属性のあるロンマニアの皆様が大好きであろうアルミホイールであるが(笑)ソレを世界で最初に採用したのがこのクルマなのである。


ヘンリー・フォード、フェルディナント・ポルシェ、豊田喜一郎、そして本田宗一郎。何れもクルマの歴史を語る上で決して避けて通れない偉人達である。こんな風にクルマ黎明期から順に歴史を辿っていく仕組みになってるのである。


あと蛇足であるが、ポルシェファンの中には「マカンやケイマンがEV化しちまった云々」「HVの911なんて受け入れられん云々」とか言ってるヤツが少なくないが、EVもHVも100年前にポルシェの元祖であるフェルディナントがEVやHVを実用化に向けて研究してたんだから、熱心なファンなら余計な事言わずに受け入れやがれって話である(笑)


WW2が終わってニッポンにもモータリゼーションの波が押し寄せるようになると、欧米だけでなくニッポンでもレースが盛んになって、国内外でニッポン製レースカーを走らせるようになってきたのである。若いロンマニアの方は驚かれるだろうが、今はトラック作ってるあのいすゞは昔は乗用車も作ってて、更にはレースもしてたのである。

*皆大好きニッポン車
 そう、ニッポンがクルマをガチるようになったのって、意外と最近の話だったりするのである。世界最初のクルマが1769年(キュニョーの砲車)で、世界最初の量産車が1886年(ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン)だから、欧州のクルマ史って思ってる以上に長いのである。つまり伊能忠敬が徒歩でニッポン地図を作ってた時代には欧州は既にクルマを作ってて、鳥羽伏見でドンパチしてた頃には既にクルマ売ってたんだから、そりゃ歴史の違いは明白である(^_^;)


ココから先は近代のモタスポ、つまりロンマニアの皆様も良く知る時代のクルマである。


あの赤いクラシックカーは何かって、アルファロメオクラシックカーである。今はパッとしないのがアレであるが、昔は名門中の名門だったのである。フェラーリ創始者であるエンツォ・フェラーリアルファロメオ所属のレーシングドライバーだったのは有名な話である。


WRCニッポン勢全盛期の象徴的存在であるインプ&ランエボセリカである。残念ながら今では全部終わってしまったが、その後も続いたニッポンにおける数々の伝説の始まりがココなのである・


WRC最狂の一台」と悪名高いランチア・デルタS4である。ミッドに積んだ600馬力のエンジンを4WDで駆動させて、道なき道を駆け抜ける。グループBは確かに危険極まりないが、ソコにロマンもあったのは間違いないのである。


WECを語る上で欠かせない、ニッポンを代表するWECマシンの2台である。


ドリキン片山右京とSオーナーによりドライブされ、総合優勝まであと1歩だった悲劇のマシンGT-ONEである。ワタクシ個人としては、Sオーナーは余りにも頻繁に会って会話してるせいか、コレを走らせていた伝説のドライバーだという実感が全然湧かないのである(笑)


最早説明不要なニッポン勢最初のル・マン24時間優勝マシンであるマツダ787B&ソレに積まれてたR26Bエンジンである。余りにも頻繁にマツダ関連のフェスティバルに引っ張り出される為、正直ワタクシも見飽きてるのである(笑)


5バルブエンジンもロータリーエンジンも、今となってはもう時代遅れとなってしまったのである(^_^;)5バルブはまぁしゃーないとして、ロータリーは【最近復活した】にも関わらず空気である(´・ω・`)まぁ何ちゅーか、マツダも迷走してんなぁって感じである( ̄~ ̄)


ご存知トヨタF1である。Sオーナー曰く「トヨタの開発拠点がドイツだった時点でダメなのは決まってた」だそうである(^_^;)というのも「殆どのチームの開発拠点はイギリスで、インフラも人材もイギリスに集中してるんだから、拠点はイギリスじゃなきゃダメだった」との事である。


GT-R伝説の始まりであるR32グループAマシンである。この辺りからニッポン車は性能でも欧州車とタメを張れるようになって、後に「50歳の壁」と呼ばれる右ハンドル時代がやってくるようになるのである。


マクラーレンゴードン・マレーにも多大なる影響を与えた初代NSX-Rである。上記R32GT-Rを含め、この辺りにクルマに目覚めた若者は「ニッポン車が欧州車に劣ってるなんて事は全然無い」と考えるようになり、ニッポン車の進化に正しい方向性を与えたとワタクシは考えるのである。


現在のD1参戦マシンと、あとアメリカンモタスポ参戦車両である。ワタクシはこの辺詳しくないんで、説明はパスさせてもらう次第である。

*モタスポは続くよコレからも
 とまぁ、非常に見ごたえのあるミュージアムだったのである(^-^)トヨタが何だかんだスゲェなと思うのは、コレだけの為に少なくない投資が出来るのもだけど、真摯にモタスポの未来を考えてるトコがである。レース前日にココに来てミュージアムを目一杯楽しんで、フカフカのベッドでガッツリ寝て、翌朝はレースなりイベントなりを満喫して、素敵な思い出と共に帰宅する。そりゃ料金が高くったってクルマ好きモタスポ好きなら一泊したくなるってモンである:


ミュージアム最後の展示がコレである。現在は黎明期以来のクルマ大変革期であり、今後どのパワートレインが主流となるのかは全く分からん状態であるが、どんなパワートレインであろうともレースで色々試される事になるのである。ココに来て「レースは走る実験室」が復活してきたのである。


一通り観終わって、あとは帰路に就いたのである。確かに2本目走れなかったのは残念であるが、その代わり良いモン見れたので良しとする次第である (゚∇^d)蛇足ではあるが、今シーズンのFSW走行はコレが最後の予定であり、次またFSW行くのは今年末ぐらいになるであろう。実は更にもう一つあるのであるが、ソレは秘密にしておこうと思う今日この頃であった。.

TRIARCHY OF THE LOST LOVERS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「偉大なことを成し遂げるには、2つのことが必要だ。1つは計画、もう1つは不足気味の時間」
By レナード・バーンスタイン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*プランA失敗
 自慢ではないがワタクシ、晴れ男っぷりには自信があるのである(笑)今まで数多くの走行会に参加したが、雨だったのは僅か5~6回ほどである。だから「降水確率90%」とか書かれてても「曇りのち雨で午前中曇りなら無問題( ̄▽ ̄)」って結論付けて、そのまま走りに行ってしまうのである。実際今までは上手く行ったので、今回も上手く行くだろうと思ったのであるが:


確かに雨は降らなかったから晴れ男の面目は保てたが(笑)その代わり霧だったのである(^_^;)


予報では全然降ってないor降っても小雨だったのに何故路面が濡れてるんだろうと思ったのであるが、霧だったのである( ̄▽ ̄;)ワタクシは晴れ男だといっても霧に関しては専門外なので、流石にコレばっかはどうにもならなかったのである(笑)

 ホントは4月の走行枠にしようとも思ったのであるが、予報によると今後は徐々に暖かくなっていく→良いタイム狙うならまだ寒さが残ってる今しかないと思ったからである(^_^;)牛久は平地だから絶好の曇り日和だったのであるが、御殿場は山岳地帯なので霧がかかるっちゅーワケである:
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一応動画もあるにはあるのであるが、流石に怖くてロクに踏めなかった次第である。高速コーナーでRRのケツが流れる、911でサーキット走った事のあるロンマニアの方ならば、コレがどんだけ怖いかが理解できるであろう(笑)だから100Rと300Rじゃ全然踏んでけないのである(^_^;)


ソレに加え当初の予報とは違って小雨も降り出してきた→コレで2本目走ってもロクな事にゃならないと判断したので中止にした次第である。NDなら兎も角、GT3で冒険するのはリスクが高過ぎるのである。

*プランBに移行
 ただワタクシは賢いので、前日には「もし天候が悪化して走行を中止した場合」に備えて次の計画、つまりプランBも用意してたりするのである(笑)以前から興味あったけど、走行後はヘトヘトになってるから行く体力が無かったトコ。今回は2本目に使うための時間と体力が余ったので、早速プランBに移行したのである:


2022年10月にオープンした【富士スピードウェイホテル(以後FSWホテル)】と【富士モータースポーツミュージアム(以後モタスポM)】であるが、今までずっとGT3で走る事に夢中になっててアウトオブ眼中だったのである(笑)が、今回はその機会が漸く訪れたので見に行くことにしたのである。


「モタスポをコンセプトにしたホテル」という事もあって、玄関からこの様な演出が成されてるのである。もう玄関入ってコレ見ただけで、クルマ好きやモタスポ好きはワクテカしてくるのである。ハイアットが運営してるだけあって宿泊料金も大したモンであるが、ワタクシはビンボーなので利用する事は無いであろう(笑)


ホテルのあらゆる内装やインテリアがモタスポやクルマを題材としたソレになってるのである。もしワタクシが結婚式を行うとしたら、是非ともココでやりたいと思うのである。まぁワタクシの場合は結婚云々を語る前に、先ず彼女を見つける事が先なのであるが(笑)


スーパーGTやWECといった大規模なレースイベントだけではなく、フェラーリランボルギーニみたいな高級ブランドもFSWでイベントを良く開催するのである。そういうイベントに遠方から参加する人等が前日にFSWに到着して、ホテルで一泊して翌朝のイベントに参加して、もう一泊して翌々朝に帰路に就く。そういう使われ方を想定してるのであろう。繰り返し言うがワタクシはビンボーなので、全て日帰りで済まさせてもらう次第である(笑)


ロビーにはカフェがあって、ココで飲みモン食いモンを買って、レース観ながら談笑して楽しめるのである。やっぱハイアットがプロデュースしてるだけあって、内装は色々洒落てるのである。ただ残念な事に、ワタクシはレース観戦する趣味も無けりゃ、ぼっちだから一緒にレース観に行く友人も居ないのである(笑)


ロビーには他にも洒落たレストランもあったのであるが、ビンボーで悪食のワタクシはサーキット側のメシ屋で済ませた次第である(笑)流石に帝国ホテルとかと同等とは言わないが、ソレなりに格の高そうなホテルなのである。

*いざ行かんミュージアム
 とまぁ、ワタクシには縁が無さそうな施設の話はコレぐらいにしておいて(笑)今回の目玉であるミュージアムの話をしようと思うのである。ツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)にもホンダのミュージアムがあるのであるが、ソレのトヨタ版だと当初は思ってたのである:

ところがどっこい、ココはトヨタが中心のソレではなく、あくまでモタスポがメインであり、トヨタ諸々がそのオマケなのである。やっぱ何だかんだ言って、ニッポンでモタスポを一番頑張ってるのはトヨタなのである。


窓口でチケットを買って、チケットのQRコードをゲートに読ませて入場するのである。では引き続きミュージアムの・・・話はしないんだよなぁコレが(笑)まぁ帰りの渋滞も酷かったんで色々とヘロヘロなんで、ココでお暇させてもらおうと思う今日この頃であった。.

NON SERVIAM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「本音で納得できなければ、本気で動きはしない」
By 佐々木直

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*モタスポ好きのための一台
 ポルシェ911の最大の魅力は何か?ワタクシの答えは「ありとあらゆるスポーツカー好きの需要を満たせること」である。スポーツカーのスの字も知らないド初心者から、プロレースを戦うプロドライバーまで、あらゆるオーナーのあらゆるニーズをバリエーション展開で叶えられるのである。ワタクシみたいな「メインは街乗りで、年に数回ほどサーキットへ行く」「タイムを必死こいて追いかけてるワケではなく、スポーツ走行そのものを楽しみたい」っていう要望ですら、グレードとオプション選択で叶えられてしまうのである。

 でもってエンジョイ勢ってのはタイムを追いかける事よりも「走行時間がある限りタップリ走りたい」が中心になってくるのである。ポルシェもソレを良く分かってるからこそ、ソコんトコの初期装備に抜かりが無いのである:

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サーキットをタップリ走る上で一番問題になるのがブレーキであり、ブレーキがフェード(過熱)する事でトラブルが起こるのであるが、この通り冷却をガチってあるのでソコんトコ一切問題無いのである。こうやってタイヤを外すとこういうトコがハッキリ見えるようになるんで、改めてその周到さが良く分かるってモンである。


ハナッから全高調整式の車高調&調整式アンチロールバーが入ってるんで、態々社外のソレを買う必要も無いのである。


あと手動ではあるがダウンフォース量も調整できるため、セッティングが出来るのであればサーキット毎に最適化させる事も可能なのである。サーキット走るのが好きな人間が求めるだろうモンが、もう最初から全部入ってるのである。生憎ワタクシにはソレ等をフルに使いこなす能力に乏しいので、言い換えれば「宝の持ち腐れ」ってヤツなのである(笑)

*軽いスポーツカーの仕立て方
 だからサーキット行かないのにツーリングパッケージ以外のGT3、特にGT3RS買うヤツなんてのは、大変失礼であるがワタクシに言わせれば「クルマの事もカネの使い方も分かってないヤツ」なのである。まぁ「盆栽目的だったのが、走らせたら走りに目覚めて云々」って可能性も1%程度はあるんで否定はしないが、枠少ないんだから出来るだけ真っ当なオーナーに回って欲しいのである。さて話は変わって、と:

youtu.be
コレが隔月発売になって随分経つが、まぁ発刊が継続してるだけでも十分立派なモンである。何せ全盛期と比べ国産スポーツカーのラインナップは減ってて、古いクルマや古いモタスポ愛好家は次々と引退してるんだから、そんな中でもそーゆー人等向けの雑誌か継続してるだけでも十分である。クルマ雑誌は今でも数多いが、モタスポ雑誌はマジ稀少なのである。

youtu.be
メーカーがクルマを作るにおいて、一番大変なのが軽量化なのである。ちゅーのも剛性や安全性は落せないどころか高くしなきゃならないし、快適装備は年々増えていくし、電子機器が増えれば増えるほどに銅線の長さや量も増えていくからである。でもって、カーボンだとかマグネシウムだとかを使って軽くしようとすると値段が上がって買われなくなる。ホント、軽量化って難しいのである(´ヘ`;)

*市民権、ゲットだぜ!
 ワタクシが記憶してる限り、つい十数年前までは「ポルシェ≒左ハンドル」の図式が成立してたのである。実際997までは911も左ハンドルがデフォだったし、カイエンやボクスターやケイマンも初期型は左ハンドルがメインだったからである。でも911も991型後期になってから一気に右ハンドルが主流になり、他のモデルも先代後期から右ハンドルが主流になって、現行はどのモデルも左ハンドルの方が逆にレアだったりするのである:


今までずっと左ハンドルしか正規輸入してなかったGT系ですらも992に交代してからは右ハンドルを選べるようになったし、ワタクシが知る限りでも992GT3は右ハンドルの方が多いのである。つまり他のドイツ車ブランド同様、ポルシェにおいても右ハンドルは市民権を得たと考えても良いのである。

 GT3を右ハンドルでオーダーして以来、ワタクシは決心してるのである。ソレは「今後右側通行の国に移住する事が無い限り、クルマはずっと右ハンドルを選ぶ」という事である。フェラーリだろうがランボルギーニだろうが、パガーニだろうがブガッティだろうが、ワタクシは変わらず「うるせぇ右ハンドル持ってこいッ!無いなら買わねぇッ!」と言う次第である。右側通行の欧米諸国のクルマ好き達が「ニッポン車の本来の仕様だから」って敢えて右ハンドル車に乗るであろうか?答えは当然ノーであり、故にワタクシもそうする次第である今日この頃であった。.