アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HEAVY METAL HIPPIES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何も考えていない。ただ実験しただけだ」

By ウィルヘルム・コンラッド・レントゲン 〜 「X線を発見した時、何を考えたか」と聞かれて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 最近「マインスイーパー」にハマってしょうがない。初級、中級は余裕なのだが、上級がやたらと難しい。確実性で無く2択、3択を迫られる場面が上級になるとやたら多くなり、その結果最後まで辿り着けるパーセンテージが異様に低くなるのである。ワタクシ、実を言うと上級をまだ1回しかクリアーした事が無い。タイムを競い合う以前の話である。


 「マインスイーパー」だけでなく「フリーセル」や「スパイダソリティア」も結構ハマったりしている。3つのゲームの最大の特徴はルールが簡単だがクリアーするのは難しい。でも失敗しても簡単にリセットできる。「テトリス」と全く同じである。だからであろう、気の利いた(?)病院の端末だとこのゲーム機能がしっかりと削除されていたりするのである(笑)


 この前のニュースで見たのだが、今アメリカではオタク(英語で言う所のgeek)が人気らしい。昔はオタク=「仲間と打ち解けられないで、一人でごそごそやっているネクラな奴」という概念が、ビル・ゲイツやラリー・エリソンに代表される一昔前なら「オタク(geek)」に分類されていた人達が次々と大成功を収めている風潮を見て、今はオタク=「普段は無口で大人しいけど、中に何かを秘めている神秘的な奴」という概念になりつつあるらしい。残念な事に、日本ではまだ前者の考えが根強いのが現実ではあるが(-_-;)


 ワタクシが思うには、オタクが社会に受け入れられるためにはもっと社会に溶け込むべきだと思う。別に趣味を隠す必要は無い、何を言われようと堂々と胸を張って、「オタク」と言って馬鹿にする「普通の人達」より更に良い結果を出せばいいのである。野茂やイチローなんかを見ればよい、結果を出せばフォームなどどうでも良いのである。まして今は21世紀、「勝ち組・負け組」の時代である。そこでビル・ゲイツやラリー・エリソンの如く日本でもオタクが大挙して「勝ち組」になる。これこそ正にオタク・レボリューション(爆)


 でも問題の多いオタクがいるのも事実、その最たる問題が「自分の周りしか見えない」「気に入らなかったらリセット」というものであろう。ついこの間も、止せば良いのにお節介でサバゲー仲間に「9月からゲーム出るって言ってたけど、どうしたの?」とメールを打ったら「自分の事は忘れてください、迷惑かけて済みません」と言った返事が返ってきた・・・・・

 
 ・・・・・一応こう返事しておいた「君の事を忘れるのは簡単だ、でもそれで君は多くの物を失う事になるよ。何か言いたい事があったら言って良いし相談にも乗るよ。もう一度良く考え直してから返事して」と。それ以来返事は返ってこないし、ワタクシももう何も言わない。二次元世界はゲームと違って、リセットしてもメモリーは決して消えないし消せない。世の中の厳しさと余計なお節介をしてしまったワタクシの未熟さを反省する今日この頃であった。