アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MUSCLES OF LOVE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「若い頃は誰もが、自分探しをするでしょ。オレもあがいたけど、『本当の自分なんて、無い』 が結論。今に全力を注ぐしかない」

By 宇梶剛士


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 スキーは嫌いである、とは言ってもダジャレでは無い(笑)ワタクシ実は生まれてから一度もスキーというものをやった事が無い、物心ついた頃から大学卒業するまでをスキーが出来るようなインフラが無い所で過ごしたのと、何百キロ遠征してまでスキーに行こうという意欲も無かった事も加わり、スキーが出来ないまま社会人になってしまったのである。


 そんでもって、以前いた大学の外科系医局には「医局対抗スキー大会」なる催し物があって、たまたまその時主催だったのがその当時所属していた医局。参加すればそれだけで1ポイント加わるため、優勝を取るためには全員参加・・・・のはずであるが、流石にスキーを生まれてから一度もやった事が無いワタクシだけは参加しなかった(てゆーか、出来なかった)のである。


 が、この話はこれで終わったわけでは無い"将来"を見込んで(結局、この"将来"ってやつも、今はもう跡形も無くなってしまったのだが-_-;)せめて次回は参加できるようにしようと初心者のスキー教室に参加する・・・・はずだったのだが、今度は何とワタクシに合うサイズのスキー用具一式が無いのである(爆)ワタクシの足があまりにも太すぎて、レンタルできるサイズが無かったの→スキーを滑る以前の問題、だったのである。


 んで、結局どうしたかというと、ホテルの自室でゴロゴロしながらテレビを見て、持参したカフカの本を読んで、飽きたら寝る。そんで持って時間が来たら乗り合いバスに乗って新潟駅へ向かい、適当な新幹線拾って帰る。結局、スキーのメッカである苗場まで遥々やってきて、スキーもせずに帰ったという前代未聞の医局旅行となってしまったわけである。


 それ以来、医局主催の催し物というモンには殆ど顔を出さない。特に去年色々あってからは、医局には郵便物を受け取る時しか顔を出さないし、医局の机も棚もロッカーも全く使っていない。それらは全て今ワタクシのいるセンターに置いてあるからそれを使えば良いだけの話であるし。何より"和"とかいう厄介なシロモノに関りあうのは当分御免だからである。


 そもそも何をどう取っても一般社会から大きくズレているワタクシに、日本式の"和"の中に入れというのがそもそも無理な注文である。今まで「これも付き合いだ、嫌な事があっても"和"のために我慢しなければ」と考え渋々付き合っていたがもう限界である。何をやっても"和"の中に入れなかったのだから、これからはワタクシの好きなようにやるだけである。


 幸いにも今の仕事場はあの忌々しい"他者との親密な連帯感"ってやつを強要される事が無い。勿論、責任はそれなりに大きいわけだが、情報や時間をワタクシ一人でコントロールできる事が大きい。医師としての知識や経験を貰うために上司とシンクロする事を要求されたり、患者さんについての情報の行き来を良くするために患者さんの家族や看護士さん達や技師さん達と上手くやったりしなければならず、"和"に入らなければ経験も知識も情報も得られない。こんなのはもうウンザリである。


 勿論、多くはワタクシの方に問題があるのであろうと思う。変わり者でもちゃんと"和"の中に溶け込める人もいる。そもそも性格的に医師という仕事が合ってなかったにも関らず選んでしまったのもワタクシである。親族が殆ど医者ばかりで、物心ついた頃から自分は医者にならなければいけないという空気に逆らって、両親を含め全親族から総スカンを喰らう覚悟で家を出られなかったワタクシの勇気の無さもあるであろう。


 とは言ってもまぁ、他人を憎んでも自分を憎んでも何の役にも立たず、かえって時間と精神力のムダであることも事実ではある。今更普通の人にはなれないし、医学部出とあってツブシも効かない。まぁ、今の所でとりあえずマイペースでやって、とりあえず上手く行っている人とだけ上手くやって、今年の抱負である「2006年はまったり過ごす年」を守って、稼いだカネを"彼女"に貢ぐ・・・・はい( ・◇・)?「それって今までと全然変わってねーじゃねーか!」と仰いましたでしょうか?全く持ってその通りでございます、ハイ。としか答えようがない今日この頃であった。