アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RETURN OF THE REAPER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「音楽の魅力はメロディにある。生みだすのが最も難しいのがメロディーである」
By ランツ・ヨーゼフ・ハイドン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ゲームは音
 ワタクシがゲームにハマったキッカケは、小坊の頃に親にファミコン(しかもボタンが四角い初期型のヤツ)を買ってもらったのがキッカケである。ソレから今に至るまで色んなゲームハードをプレイしてきたが、その中で最も記憶に残ってるハードを一つ挙げろと言われたら、ワタクシは「PCエンジンCD-ROM2」と答える次第である。何が感動したって、音である。ピコピコ音&合成音声がデフォだった従来ハードの中で初めて生音楽&生音声が出てきたんだから、ワタクシは猛烈に感動したのである:
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生音楽&生音声が出るだけでなく、容量が一気に2000倍も増える。ガキの頃のワタクシは、このパラダイムシフトには大いに興奮したモンである。コレまでずっとROMカセットが主流だったゲームが、このPCエンジンCD-ROM2をキッカケに一気にCD媒体に取って代わられるようになったんだから、やっぱ記憶に残ってしまうのである。

 その中で一番記憶に残ってるゲームは何かと問われたら、ワタクシは「イースI&II」と答える次第である。上記にあるCD-ROMならではの「生音楽&生音声&超大容量」であるが、ソレが最も活きたゲームがイースI&IIだったからである。日本ファルコムのゲームは昔から音楽が良い事で有名だったが、その良さがCD-ROMという媒体を得た事で最大限に発揮されたのである:
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従来のダルいピコピコ電子音のBGM&テキストだけの演出しか知らなかったワタクシは「ゲームって音楽と声だけでこんな変わるんだ ( ̄□ ̄; )」っていう途轍もない衝撃を受けたモンである。ソレ以来イースシリーズのファンになってしまい、結構なオッサンになってしまった今尚現在進行形でファンやってる次第である(笑)

スラッシュメタルの軌跡
 イースと同等か、ソレ以上にハマったのが「空の軌跡」である。ファンタジーとSFの入り混じった独特の世界観、モブに至るまで活き活きとしたキャラとシナリオ、とんでもないエンディング等々。クリアした時はシャレにならんレベルの虚無感に襲われたモンである(笑)当然最新作の【黎の軌跡】もプレイ済みであり、つい最近クリアしたばっかである:
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何だか巷ではワンパターンだのマンネリだのといった声もあるが、ワタクシとしては「ソレしかないんだからしゃーない」である(笑)911コルベットを新型が出る度に乗り換えてる人と一緒で、要は「他に良いモンは色々ある&コレにも欠点があるのは知ってるけど、でも俺はコレが一番良いんだ」ってヤツである。そんな事は分かった上で楽しんでるのである。

 思いっ切りぶっちゃけた事言うと、ワタクシはファルコムのゲームを深く考えてプレイした事なんて無いのである(笑)アタマを空っぽにして、他には無いファルコムならではの雰囲気とセンスを楽しめれば、細かい粗はどうでも良いって感じである。音楽に例えると、スラッシュメタルを聴くのと同じ心境である。今の若いロンマニアの方は「スラッシュメタル?何ソレ美味いの?」だろうから、親切なワタクシは音と映像でソレを教えてあげる次第である(爆)
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スラッシュメタルは只管喧しくて、演奏は雑で、音作りもワンパターンだから毎日は聴いてられない&ジックリと聴き込むタイプの音楽ではないが、偶に聴く分には&アタマを空っぽにして聴くとテンションがグッと高まって気持ちが高揚してくるって感じである(笑)コレをドライブ中のBGMにすると知らず知らずの間に制限速度をオーバーしてしまうので、ソコんトコ要注意である(爆)

 だから「15年続いてるけど話が終わらない」だとか「セリフの言い回しが何時も同じ」だとか「ネタやストーリーのセンスが古い」とか言われても、ソレに対しワタクシは「余計な事考えずにウォール・オブ・デスに飛び込むが如く楽しめば良いんだよ」と答える次第である(笑)今の若いロンマニアの方は「ウォール・オブ・デス?何ソレ美味いの?」だろうから、親切なワタクシは音と映像でソレを教えてあげる次第である(爆)
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ウォール・オブ・デスは狂乱の沙汰以外の何でもないのであるが(合法で他者主権侵害が無い限り)楽しけりゃソレが全てなのである(笑)ジックリと音を楽しみたい、演奏者や作曲家の世界観に深くコミットしたいなら、クラシックかオペラへ行けば良いのである。ファルコム作品に限らず、JRPGはそうやって楽しむモンだってのがワタクシのジャスティスである(爆)

*和ゲーは楽しんでナンボ
 そう、ワタクシは和ゲーにゃ深い感動だとか魂を揺さぶられるモンだとか、そういったのは大して期待してないのである。ファルコム作品みたいにド定番の勧善懲悪の厨二病ハッピーエンド物語で、強くて可愛いおにゃのこが沢山出てきて、テンポの良い音楽とシナリオでテンションを高めて楽しむ。ワタクシ的にはソレで十分なのである(笑)ちゅーのも人生に関するマジメな話だとか、人間の闇をこの上なく巧みに描き切ったモンだとか、そういうのは洋ゲーで十二分に堪能してるんで、和ゲーは明るく楽しくあれば良いってのがワタクシの正直な要望である。

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 ワタクシに言わせれば「どうせニッポンのライターにはコレ等を超えるようなシナリオや演出なんて作れっこないんだから、強くて可愛い萌えっ娘をたくさん出してくれればソレで充分」ってトコである(笑)ランボルギーニに軽自動車作ってほしいなんて誰も思ってないし、同様にスズキにスーパーカーを望むヤツも居ないであろう。ワタクシが和ゲーに望むのは繰り返すが「和ゲーならではの要素を上手く活かしたライトでポップなゲーム」であり、ソレは洋ゲーには無い世界なのである。住み分けや楽しみ方分けは何においても重要だと思う今日この頃であった。

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