アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WHY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私はアメリカ大統領としての資質を全て備えている。第一に抜群の記憶力、第二に…えーっと、何だったかな」

By ロナルド・レーガン(第40代アメリカ合衆国大統領


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 実体験したワタクシが一番信じられないのであるが、何とBDUが緩いのである(笑)BDUだけではない、タクティカルギア一式も緩いのである。まさかデューティーベルトのサイズを小さく出来る日が来るなんて夢にも思わなかっただけに、ある意味感動である。その感動をフィールドに到着した"師匠"に報告した所「全然変わってない。体重はkgじゃなくて、何%減ったかで評価するもの。お前の場合だとそのkg数じゃまだまだだな」とのお言葉である、この時点でもう波乱の予感200%である。さて、年末に不吉な予言があったのは記憶に新しい(?)のである。内容は「お礼といっては何だが来年も腕立て、腹筋あたりからビシビシいこーかね(-。-)y-゜゜゜」という類のシロモノであるが、まさかそれが現実になるとは思ってはいなかったのである。


 んで、次がいきなり「えーっとさ、お前確かチームの運営論とか仲間とは云々って言ってたよな。だからお前は修行が足りないんだ」と早くも強烈な2発目である。「簡単な事だ、ちょっとしたネガティヴ要素で評価がひっくり返る奴っていうのは、所詮その程度のポジティヴ要素しか持っていない奴なんだよ。"サバゲー好き"とか"クルマ好き"と分かっていても"この人と一緒に居たい"と思わせる様な奴になる、それだけで十分だ。今のお前には分からんだろうが、そういう事だ」である、更に「バンドマンと一緒だよ。メンバーを集める事から始まるんじゃなくて"この人となら一緒に演りたい!"って思わせるようなミュージシャンになるんだ。そうすればこっちから誘わなくてもメンバーの方からこっちに来る」との御言葉である。


 言われてみたら確かにそうである。政治の金言に「民衆は自分のレベル以上の指導者は得られない」とあるが、その逆も然りである。どーしようも無いヤツがリーダーやってる所には、大概どーしようも無いメンバーしか集まって来ない。逆に言えば、とんでもなく魅力的で凄いヤツがリーダーやってる所には、その魅力が真に理解出来るメンバーが集まってくる。そして"凄いリーダーの真の魅力が分かるメンバー"というのは大概そのリーダーに準ずるだけのモノを持っているから実力や人格は言うまでもなく、自分を律する事にも抜かりは無い上に周囲をシッカリ見ている。つまりは「他人に偉そうに説教するヒマがあるんだったら、まず自分を磨け。そうすれば自然と周りがレベルアップする」とワタクシは捉えている。"師匠"曰く「他人を変えようとするなんて、俺に言わせれば奢り昂ぶり以外の何でもない」だそうである。


 で、お叱りはコレで終わりではなかったりする(笑)タイヤの磨耗について質問した所「まずお前のドラテクに問題がある。アンダーステア以前にブレーキングがなっていない。正確なブレーキングが出来ていないのだから、そこから先についての議論が成り立たないだろうが」と一刀両断。その後、ブレーキングについての"教え"を授かったのは良いのだが「こーゆー所がなっていないから、お前はつまらん事故を色々起こすんだ。修行しとけ」と返す刀でもう一閃(爆)"師匠"からFR車やFF車のコーナリングについての"教え"を受けたが良いが、いかんぜん全開でブン回せる車体が無い。と言うワケで「是非とも自分のインテグラR/S2000/NSXを自由にサーキットでブン回して下さい!」というロンマニアの方、大・大・大募集である(核爆)


 勿論、まだまだ終わりではない(笑)サバゲーに関しても「お前なぁ、アタッカー見殺しにするようじゃミドルアタッカー務まらんだろうが」と一閃。さらにはグロック17のサイティングが上に向く件に関しても「こーゆーのは"自分で何とかしてみよう"と思わない限り解決しないんだよ」と返す刀でもう一閃(爆)あと蛇足であるが、装備品に関しても「肝心なのは"装備品を着る"事であって"装備品に着られる"事じゃない。言い換えればギターを構える時の仕草でそいつのレベルが大概分かるのと似たようなものだ」との事である。ワタクシ的に解釈すれば「用の美」という所であろうか。サバゲーでまず使うことの無い赤外線照射機やらM203グレネードやらがやたら載っかったM4よりも、ホロサイトが一個&マグリリースボタン拡大&マグウェル装着したM4を見た方が「あ、この人実戦使用を意識してカスタムしている。この人出来るな」と感心させられるのと似たようなモンだろうと思うのである。


 で、ゲームが終わっても、お叱りはまだ終わりではなかったりする(笑)メシ屋へ行ったとき、駐車に時間をかけてしまって「バック駐車に時間かけ過ぎ。前に"クルマの軌道をアタマでイメージして、その通りに動かせるようにしておけ"って言っただろうが」とまた一閃。メシ屋でも「予習どころか、以前の"教え"の復習も出来ていない。そもそも"トライアル&エラー"自身が違う。"トライアル"っていうのはリスクを伴わない実験って事だろ。リスクを伴わないで得られる物なんか何も無い。必要なのは"トライアル&エラー"じゃなくて"チャレンジ&エラー"だ」「お前はまだまだナードを卒業できていない。次までにもっと修行しとけ。あと俺の最優先の教えである"言い訳無用"の隣に"皮肉を言うな"を書き加えておけ」とブタの丸焼き・・・ぢゃなくて火ダルマ状態である(爆)来るのは予定日の約8年後であったが、ノストラダムスは強ちウソ言っていない事を実感した今日この頃であった。