アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLACK IN MIND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「朋友の間、悪しき事ならば面前に言うべし。陰で譏るべからず」

By 貝原益軒


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何ちゅーか、前々から"現場組"は「安全かつ確実にエンジン出力上げたいんだったら、ちゃんとカネと時間かけてチューニングしろ」と言ってきたのであるが、本社にいる"スーツ組"は中々話が伝わらんのである┐( ̄ヘ ̄)┌たとえRB26DETTが1000馬力以上出せる&500馬力での常用に耐えられるエンジンとはいえ、本気でコンスタントに500〜600馬力で運用したいんだったらソレこそ腰下まで分解して、エンジンブロック以外を全て見直して組み立て直して、尚且つエンジン以外の各系統の調整を全て1から取り直さなきゃならない。レース界じゃこんなの常識である。たとえエンジン類はノーマルでブーストアップだけしたいにしても、やっぱりそれなりの手間隙リスクがかかるモンである。


 ただマフラーと触媒替えて、むき出し型エアクリ(通称毒キノコ)付けて、ブーコン取り付けてブースト圧上げれば確かにパワーは上がるが、クルマ系のロンマニアの方なら「ソレで終わりじゃねーだろ(-_-;)」という事はお分かりだと思うのである。ソコで"現場組"は「それだけじゃダメだ、フルコンなりROM書き換えなりして燃調とバルタイを合わせなきゃ。ブーストアップするとオーバーヒートしやすくなるから、ローテンプサーモとラジエター容量を上げなきゃ。あとオイルに関してもグレードを上げて、出来れば空冷オイルクーラーも入れよう」とサーキットでの実体験を元に「単なるポン付けじゃ最悪ブローの恐れがあるから、本格的なチューニングが必要だ」とエースである1stドライバーを中心に以前から"スーツ組"に力説していたのである。


 が、現場を見ていないのか、あるいは見て見ぬ振りをしているのか"スーツ組"は「チューニングの必要性は分かるけど、費用や時間が無い」とか「確かにマシン的には厳しい状況にあるけど、とりあえずこのシーズンだけ頑張ってもらいたい」を繰り返すだけで、結局何もしていない。無論、レースでクルマ壊したらドライバーの責任になるので、ドライバーは堪ったモンじゃない。結果、1stドライバーは「やってられるか!」とばかりにチームを離脱し、2ndドライバーは自分のマシンと他のマシンのダブルの戦いに疲れ果てて戦線離脱。が、この期に及んでも"スーツ組"は方針を変える事無く、レース毎に手当たり次第ドライバーを引っ張ってきてスポット的に参戦させる有様。当然、マシンセッティングをするメカニックやピットクルーもコロコロ変わるドライバーに対応するのに苦労&心労が重なっている事は想像に難くない。療養中の2ndドライバー曰く「何度か現場には足を運んだけど、雰囲気がヤバいよ。もう"崩壊するか否か"じゃなくて"いつ崩壊するか"だよ」との事であるε-( ̄ヘ ̄)


 とまぁ、思いっきりどーでもいい前置きはコレぐらいにしておいて(笑)ワタクシは以前から「【電動コンパクトマシンガン】使えね〜(`ε´)以前【MP7A1】買ったけど、帯に短し襷に長しだったよ。本格的な電ガン程のパワーが無い(電ガン=約90m/s、電動コンパクト=約75m/s)から中距離以降の命中率や飛距離がダメだし、かといってハンドガンみたいに使うにはデカくて重い。しかもバッテリーが7.2V500mAと力不足→レスポンスが遅いから撃ってから余裕で避けられる。電動コンパクト買うぐらいだったら、P90とかSIG552とかMP5−Jみたいな全長の短い電ガン買った方が使い勝手が良い」とか言いながら、結局【イングラムMac10】買っちゃったりする(爆)まぁ、コレばっかりは「昔から好きだった銃の一つで、ソレが東京マルイから発売されちゃったから」としか言い様が無い。よーするに「萌えた者負け」ってヤツである(核爆)


 で、まずは撃つ前に一通り外観チェック。もう既に他者を2歩も3歩もリードしておきながらも、製品を発売する度に欠点を一つ一つ潰していき長所を伸ばしてくる。毎度の事ながら東京マルイって会社の企業努力には頭が下がる思いである。今回は【公式HP】にもあるように外観のリアルさもそうであるが、さり気なくマガジンの構造上の欠点をカバーするギミックが付いていて、更には銃口を覗いた時に見えると萎えてしまうあのインナーバレルの真鍮色を黒色にして目立たなくしていたりする。東京マルイもそう、トヨタもそう。オリジナリティーに関しては「?」が付くものの、こーゆー「着実な無言のアピール」を常に続けてオリジナルを凌駕すべく進化していく事がメイド・イン・ジャパンの真骨頂ではないかとワタクシは思うのである。何ちゅーか、某国の自動車メーカーの連中に爪の垢を煎じて飲ませたい気分である(笑)


 次に実射テスト。命中精度に関してはもはや言う事ナシであるが、問題はやっぱバッテリーである。一応「1700発撃てる」のが謳い文句であるが、キレの良いセミ撃ちと連射力の高いフル撃ちを期待出来るのは精々700発ぐらいである。ソコから先はセミのキレもフルのサイクルも落ちてくる。ソレ以前に、キレも連射力も7.2V500mAじゃ足らないのである(-_-;)やっぱ外付け8.4V1400mAが欲しいトコであるが、問題は「配線をどうするか」である。【電動グロック】だったらランヤードに見せかけて外部へ引っ張り、【MP7A1】だったら横のレールに光学機器に模して仕込めるのであるが、イングラムMac10だとどっちもNG。そもそもがベトナム戦争時代の銃→レールはもとよりランヤードも無い→ギミックとして使えるモンが無いからである。配線を外に引っ張るのは簡単だが、何ちゅーかハイパワー時代の外部ソースみたいで「萎え」が出てしまうのである(笑)


 折角多弾マグが480発→余裕で1ゲームこなせるのと、あのデカいサイレンサーがビックリするぐらい消音効果が高いから、夏場なんかには実銃さながらにブッシュに紛れながら火力と消音性を利用した近接戦闘に有用だと思ったのに残念・・・ん〜待てよσ( ̄、 ̄=)あの意味が無いハンドストラップ(実銃じゃ反動を抑える役目があるけど、エアガンじゃそもそも反動が無いため)の大きさが丁度ミニバッテリーと同じサイズだから、アレがギミック代わりになるかも知れないのである(笑)あとあのサイレンサーを利用するorM14規格の逆ネジが付いているから小型のバレルジャケットとして250mmのインナーバレルが仕込めるかも・・・って、ゲームで使う気マンマンだったりする(爆)


 が、問題は「肝心のサバゲーが無い」事である。コレについては「サバイバルゲーム\(^o^)/オワテマエ」である事には変わりないのであるが(笑)新たに「シューティングマッチ」や「コンバットシューティング」なる分野が最近話題になってきて、度々雑誌などで特集を組んでいたりする。コレだったら1人でも出来るし、明確なルールがあるからゾンビ問題といったグレーな部分も少ないし、ココで磨いた技術は当然サバゲーでも活用できるし、オマケにサバゲーと違って(多分、サバゲー以上にマイナーだからと思われるが^_^;)まだ社会的なマイナスイメージが根付いていないと一石四鳥である。そこでロンマニアの皆様にクエスチョンタ〜〜イム(爆)某アメリカ人曰く「ガン好きは大概クルマ好きだ」という言葉がある→ガン好きのロンマニアの方はクルマ好きに、またはクルマ好きのロンマニアの方はガン好きになる可能性が高いとワタクシは睨んでいたりする(核爆)ガン→クルマは簡単だけど、その逆はアメリカと違って銃社会でないから今まで困難だったが、シューティングマッチが広く受け入れられれば、いずれは「ガン系ロンマニア⇔クルマ系ロンマニア」といったクロスオーバーによる相互活性化が促されることを勝手に妄想している今日この頃であった。