ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「我々の生活に必要な思想は三千年前に尽きたかもしれない。我々は唯古い薪に新しい炎を加えるだけであろう」
By 芥川龍之介
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
今日はちょっと電気街まで足を伸ばしてきたのである。新しいモン好きのワタクシであるが、何とテレビだけは大坊時代末期に入手した10年前のブラウン管のソレを未だに使っていたりする(^_^;)何せ研修医になってからテレビを見るヒマが殆ど無くなってしまい、ソレがそのまんま習慣化してしまって現在に至るワケである。ソレでもつい最近まではニュース番組やドキュメンタリーなどを見ていたりもしたのであるが、インターネット情報の充実化によって情報が質量共に上回るようになるとソレすら見なくなった。つまり、今我が家のテレビはほぼ完全にゲーム用のモニターと化してしまったのである(笑)
で、ゲーム用のモニターとして使うにしても、流石に使い続けてもう10年である。ゲーム機の方にテレビが追い付かなくなって来ているのかどうか不明であるが、兎に角細かい字が見え難くなって来ているのである(^_^;)これから先、ゲームのグラフィックはドンドン進化する一方だが、テレビは益々劣化する一方である。ンでもって、来年7月からは完全に地デジになってしまう→今のテレビは確実に役に立たなくなってしまうため、そろそろ潮時だと思ったのである。ンでもって、ワタクシが現段階でテレビに求めているスペック:
- サイズは32型ぐらい
- 基本的にはゲームのモニターとして使う→HDMI入力端子は必要
- DVDはPCで、ブルーレイはPS3で見れる→内蔵じゃなくても無問題
- 地デジに移行してもどーせテレビ番組は見ないだろうから、録画機能は要らない
- 地上波以外の番組が見れたらベター
といった感じである。何ちゅーか、基本地上放送は見ない&ゲーム画面さえ見れれば事足りるので、コレだけのスペックがあれば十分なのである。多分コレぐらいなら6〜7諭吉の予算があれば足りるとワタクシは睨んでいる。
テレビ番組を見なくなったのは医者になってから忙しくなったのもそうであるが、単純にテレビがつまらないからである。スポンサーの意向云々、自主検閲云々などの問題は他のブロガーさん達が星の数ほど持論を唱えているから省略。ワタクシが思うに、今のテレビが面白くない理由は、総合デパートの商品に魅力がない理由と一致している。即ち「全ての商品を扱うためには(相対的に)売り場が小さすぎる」という点に尽きる。50年前ならいざ知らず、今はありとあらゆるジャンルの細分化が進んでいる上に、それぞれのジャンルでの深化も進んでいるのである。ソレを有限な売り場に詰め込んで総合的に扱おうとすると、どーしても広く浅くになってしまう。だからつまらないのである。
ワタクシは常々「餅は餅屋」といってきたが、そーゆー事である。デパートでまとめて買うよっかは、それぞれの専門店に行って買ったほうが品揃えも多くてサービスもシッカリしている上に安くなるのは自明の理である。テレビ番組も同様である。情報化時代と呼ばれる21世紀において、24時間で世界中のありとあらゆる情報を扱おうと思ったらムリに決まってるのである。で、ソレでも流そうとムチャした結果、数をこなすために情報の質と内容を薄められたソレが壊れた蛇口から水が溢れ出すように流され、その退屈さを誤魔化すために女子アナと若手芸人を起用して、ハイライトのシーンをCMを使って引き伸ばす。そりゃテレビ離れが進むに決まってるっちゅー話である。
ワタクシなりのアイディアとしては、この際地上波は"半専門化"してはどうかというのがある。何もCNNやESPNみたいになる必要はない。何ちゅーか各テレビ局ごとで得意分野を絞って、それぞれに住み分けちゃえばどうかという話である。例えば日テレはバラエティー、TBSはノンフィクション、フジテレビはドラマ、テレ朝は報道、テレ東はアニメといった具合に(笑)そうすれば扱う幅が狭くなっただけ番組のクオリティーを上げられるし、似たような番組がぶつかり合う事も少なくなるからマンネリも減るだろうというのがワタクシの狙い・・・・やっぱ視聴率云々、スポンサー云々があるからダメだな、ウン(^_^;)
ホントはCSなりスカパーなりを入れて専門チャンネルにすれば万事OKなのであるが、研修医時代は一通り終わったとはいえ、依然ワタクシには見る時間がないのである。いや、ムリすれば何とかな見れるが、ハマったら本業が疎かになる可能性大だから敢えてやらないでいる(笑)そりゃワタクシも生でF1やスーパーGT観たいし、リアルタイムで話題のアニメ見て掲示板で話題に花を咲かせたいのである(爆)まぁ、コレばっかりは新しいテレビ入れてみないと分からないので、早速明日の仕事明けにでも電器屋よってテレビの本決めをしたいと思う今日この頃であった。