アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLACK TO THE BLIND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「友よ、言葉と噂は全て儚い。取るに足らぬ不真実なものである。真実の仕事のみが、諸君らが誠実になすことだけが、全能なる創設者、世界の建設者その人のように永遠である」

By トーマス・カーライル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*車載映像のコツ

 本格的に寒くなってきたのである。9月下旬でまだまだ余裕で暑かったのが、10月半ばから気持ち良く気温が落ちるようになってきた→サーキット走行のシーズンインキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ッ!!って話である。良く考えてみれば、今年はロクにサーキット行っていなかったのである(^_^;)震災があって、車検があって、猛暑があって、気が付いたら5月にもてぎ南コース行って以来、スポーツ走行をやっていないのである。というワケで、この度”新兵器”を導入する事に相成ったのである:

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クルマのチューニングパーツだと思った?残念、オンボードカメラである(笑)詳しくは【パーツレビュー】と【整備手帳】にもあるが、流石に今まで使っていた【古いカメラ】は性能的にやはり力不足(512×384の低画質、2GBしか入らない低スペック、56分しか持たない電池など)なため、今回大幅にパワーアップしたコレ(1920×1080のフルHD画質、最大32GBの大容量、2時間半持つバッテリー)にしたってワケである。ンでもって、コレを・・・

この様にリアガラスの上端に、吸盤を使って逆さ吊りに設置するのである。勿論、反転させて撮影できるので無問題である。何故この位置にしたかというと「コース以外の情報が欲しいから」であり、ワタクシが【HKS・DMR】を選ばなかった理由がコレなのである。


 よーするに、自分の走りを研究する時に、コースのライン取り以外の情報が重要だからである。だから車載カメラの位置は後部座席の真ん中に設置し、高さは出来ればドライバーと同じ目線。コレが理想の車載カメラ位置である。ステアリングが写っていればステアリングワークの問題が分かるし、センターコンソールが写っていれば(3ペダルMTの場合)シフトワークが分かるし、インパネやファンクションモニターが写っていれば更なる状況が分かるのである。速くなるコツはライン取り云々も大事であるが、ソレ以上にペダル操作やステアリング操作といった細かい部分の修正の積み重ねが有用だからである。


*今年(&来年)の一台

 さて今年の【第42回東京モーターショー】の最大の目玉となるであろう内の一台であるが、そりゃ勿論トヨタFT-86をおいて他に無いであろう。絶滅寸前のスポーツカー市場に「2ドアクーペ」「世界初の水平対向エンジンのFR」「若者向けの低価格」で参入してくるのであるから、そりゃ注目せざるを得ないのである。多分もうあっちこっちで出回ってると思うのであるが、リーク画像を紹介するとしよう:

まずはルックスである。てゆーか、スポーツカーはカッコ良くてナンボである。休み時間、クルマに関心のあるコメディカルの方々と雑談しながらワタクシのiPad2を用いてこの映像出してみた(こういう時、iPadはホントに便利である/笑)のであるが、概ね好評であった事だけを伝えておくとしよう。中には「デザインが気に入った!この日のために貯金もしてある。絶対買う!」と言い切った人もいたぐらいである。ンでもって、コレが内装である:

えらくダサくてチープな内装というのがワタクシの感想であるが、まぁシートもステアリングもシフトノブも交換前提と考えれば我慢できないことは無い。ワタクシが最初に注目したのがインパネである。速度計は260まで、レブリミットが7500まで。まぁ、スポーツカーのソレとしては悪くない数値である。あとはオプション諸々の写真である:

とまぁ、こんな感じである。因みにスペックがコレ(標準モデル)である:

  • サイズ:4240mm×1775mm×1285mm
  • ホイールベース:2570mm
  • 重心高:460mm
  • 車重:1230kg
  • 前後重量配分:前53&後47
  • エンジン出力:200馬力&20.9kgm(レギュラーガソリン)
  • タイヤサイズ:215/45R17
  • 価格:245諭吉

とは言ったものの、クルマがスペックだけで語れないのはワタクシも経験した次第である。数字で出す「剛性」と乗って感じる「剛性感」が全く違うのと同様に、スペックだけじゃクルマの良し悪しは何とも言えないのである。ただ重心高や前後重量配分といった素性の部分はシッカリしてるっぽいので、コレで後はシートに腰掛けてシックリ来れば完璧である。パワーや重量はチューニングで如何様にもなるが、素性の部分はクルマそのものを変えないと良くならないからである。
 

 勿論、コレが日本で売れまくってモータースポーツ需要やチューニング熱が高まればソレはソレで面白いが、ワタクシとしては「欧米、特に欧州で根強い人気を博して欲しい。ぶっちゃけた話、日本市場はどうでもいい」ってのが本音である(笑)この手の珍しい車が売れるのは、よくて最初の2〜3ヶ月である。あとはどんどん先細ってゆき、数年後にはラインナップから消えている。ソレはソレでブログのネタになるからいいのであるが(爆)やはりコレには長く続いてもらいたいってのがワタクシの素直な感想である。そのためには欧州でウケるのが一番だと感じたからである。さて流石にもう遅すぎるので、続きは次回にしたいと思う今日この頃であった。